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土日は、楽団の練習でヘロヘロンなのんのんです・・・。
お待たせしてしまい申し訳ありません。
それなのにも関わらず、コメント&拍手本当にありがとうございます!!!
先ずは、本日はステキサイトさまのご紹介です!!
Symdorome/立夏様
ステキな絵サイトです。
ちょっとエロチックなのだめちゃんに萌え萌えなのんのんですvv
是非、お邪魔してくださいませ。
(毎回書きますが、お邪魔先でのマナーは必ずお守り下さい!!)
立夏様~、相互リンクさせていただきました!!
この更新終わったら早速、ご連絡しに行きますねぇ~!!
さてさて、更新ですよ!
そろそろ1章が終了して、2章目に入ります。
まぽ様・・・やはり、主題は出さないまま2章目に突入しようかと思います。
(チラリズムで終わります)
ではでは、続きからドウゾvv
18.morendo(絶え入りそうに・・・)
「・・・えっ・・・?」
「モモダイラさん?大丈夫?落ち着いて聞いてくださいね?」
「先生・・・どういう・・・どういうことですか!?」
*
イギリスでのリサイタルは、大成功に終わった。
どうやら、そのリサイタルへも、例の指揮者は抜き打ちに来ていたらしい。
今回の結果は、先ずは合格ということらしい。
相手側のマネージャーから、よろしくお願いしますとの連絡は頂けた。
「そっか、見返せたってことだな?」
「何とかね。・・・ところで、カイはどう?」
「・・・未だに落ち込んでる。別にたいしたこと無いのにさ~・・・。」
結局、掲載された記事の影響で、退会してしまう会員が多かったようだ。
目に見て、落ち込むカイとは対照的に、楽観視しているフランツ。
こないだの題名は仮だったらしく、『ミーナの涙は玉虫色』に決定したと告げられた。
それに、私はただ苦笑するしかなかった。
その後ろで、更に項垂れるカイが少しだけ気の毒になった・・・。
「飯は、買って帰るし、何かしら食べさせるから、大丈夫だって。」
「そう?ならいいけど・・・。」
お昼を誘いに、マルレの練習場へ顔を出してみたが、控え室に篭り切るカイは放っておいて、飯に行こう!とフランツに押されるまま、パリ市内まで足を伸ばした。
そして、食事も済ませカイの分の食料も購入した。
どうやら、憔悴し過ぎて、酷い顔をしているのを団員に指摘され、仮眠を取りに行ったらしい。
今日は、フランツたちはまた午後からも練習。
私は、ドイツへ久しぶりに自室へ帰宅する予定だ。
「ミーナこそ、大丈夫?その荷物。」
「ああ、平気平気!いつもの事だし。」
「予定なければ、空港まで送ってくのに・・・。」
「気持ちだけもらっとくわ。ありがと。」
ニコッと笑いかけると、フランツも笑い返してくれる。
けど、その笑顔を見るたび、思い出す場面があった。
そのたびに、自分の胸がチクッと痛み出す・・・。
「・・・マリアと、その後連絡取った?」
「えっ?マリア?・・・否、とって無いけど・・・。何かした?」
「う、ううん。何でもないの。久しぶりに帰るじゃない、女同士で遊びにでも行こうかなぁ~なんて。」
「ふ~ん。ちょうど試験も終わった頃だし、暇なんじゃない?」
不思議そうな顔をするフランツに、私は大げさな程笑いかける。
そうこうしている内に、分岐点へ到着した。
「じゃっ!またね。フランツ。カイによろしく。」
「・・・あのさ、ミーナ。」
「ん?何?」
「えっと・・・、いや、何でもない。こっちに来るならまた連絡して。飲みにでも行こう。」
「うん、わかった。」
バイバイと手を振り、左へ行くフランツ。右へ行く私は、分かれた。
* * * *
「あきゃぁっ!うきゅきゅ、エレ~ゼ~?」
「な~に~?」
「まんま~?」
「ねぇ~、お母さん遅いわねぇ~?」
「うぅ~~~~?」
「ホント可愛いわねぇ~。それにピアニストと指揮者のサラブレットだし。今のうちに契約書にサインさせておこうかしら?」
「・・・何の話デスか?エリゼ・・・。」
雑誌の取材ということで、日本国内に出向いたエリーゼに迎えられたのが、およそ2時間前。
東京に戻っている間は、基本的に変装して、キョウくんと一緒に行動することとしていた。
待ち合わせに指定されたホテルへ連れて来たら、エリーゼが面倒を見ているからさっさと取材に行けと追いやられた。
「あら?終わったのね。」
「親の承諾っていうより、真一くんの承諾なくそんなことしたら、訴えられますよ・・・。」
「いやぁねぇ~、冗談に決まってるじゃない!」
「・・・冗談に聞こえませんよ!」
ケラケラ笑いながら、膝の上に乗せたキョウくんをあやすエリーゼ。
さっき垣間見た顔は、冗談には見えなかったですよ・・・。
「まんまぁぁぁ!」
「あっ、キョウ!暴れないで!!」
急いでのだめの方へ来たがったキョウくんが暴れたせいで、机の上に置かれた雑誌の束が床にばさばさと落ちた。
エリーゼに少し怒られた感じになったキョウくんは、しょぼんとしてその落ちた雑誌を目で追う。
「ありゃりゃ、しょうがないですねぇ~。」
「あっ、いいから。そのままで!」
「これって、のだめの記事?」
「いいのよ!気にしないで、そのままでいいから!」
慌てて静止するエリーゼを不思議に思いながら、雑誌を拾い集める。
その中に自分の記事が載った雑誌を見つけた。
「・・・。」
「まんま?」
「のだめ!気にすること無いわ!」
「・・・エリゼ・・・。」
「その指揮者、人を批判するので有名な人なのよ。だから気にすることなんて全然無いんだから!」
「・・・ここから近くでピアノ弾ける場所は?」
「えっ?ピアノ?」
雑誌に目を落としたまま、エリーゼに話しかけると、慌てて気にするなと連呼するエリーゼ。
「この近くなら、桃が丘に行くのが一番じゃない?」
「・・・そっか・・・、そですね。」
「?のだめ?」
「ううん、何でもナイデスヨ!キョウくんお待たせしました!帰りましょう。」
「まんまぁぁ~~~!!かえりゅぅ~~!」
雑誌の束を机の上に戻し、エリーゼの膝の上にいるキョウくんを抱き上げる。
「これで終わりですよね?」
「ええ、まぁ。そうよ。」
「じゃ、お疲れ様でした!」
敬礼付きでエリーゼに挨拶をしてキョウくんを抱いたままホテルを後にした。
「・・・大丈夫なのかしら・・・。」
その後ろ姿をエリーゼはただ、心配そうに見送るしかなかった。
どうやら、大きな事件がおきる様子なミーナサイド。
そして、のだめちゃんも思うところがあるご様子・・・。
謎多きまま、第1章はこれにて終了です。
区切りは特につけませんが、次回は第2章突入。
大きく物語を動かす予定です!(多分・・・)
引き続きお付き合い下さい!
お読みいただきましてありがとうございました!!!
先日はコメント有難うございましたww
それと、うちのようなしょぼしょぼサイトをリンクしてくださり、本当に有難うございますっっ!!これから宜しくお願い致します。
そして、poco a pocoの更新楽しみにしていたので嬉しかったです~www
もう、超続きが気になる展開ですっっっ!!
是非ドドンと続きを…。更新楽しみしておりますので、頑張ってくださいませっっ!!
ではでは、本日はこの辺で…。
コメントありがとうございます。
だいぶ時間があいてのレスで、申し訳ありません。
もう、かわいらしいのだめちゃんに萌え萌えして、
リンク貼っていただけるなら、こちらも是非!!
というわけで、今後も相互リンクでよろしくお願いします!!
更新亀ですが、来月になれば、ひと段落するので、
バリバリ更新できるかと思うのですが・・・、
何分予定は未定でして・・・。
そんな感じですが、お付き合いいただきますようよろしくお願いします!!
本当に原作を意識しているのが本当によくわかりますね。
原作の中でミーナがフランツに言ったこと、フランツがミーナに言ったことが鍵になりました。
(こういえばのんのんさんはお分かりになりますか???)
これを感じたのにはもう一つ個人的なエピソードがあるんですよ。年齢がバレてしまうのですが、以前に「エースをねらえ」というマンガを読んでいた時に点と線の話があったのを思い出したんです。宗方コーチと岡ひろみの間に線が結ばれそこから新たな点が打たれたという話なんです。まさにこのストーリー展開にはぴったりというわけなんですよ。
原作のイメージをしっかり読者へ植えつけるこの文章力はさすがですね。
お料理でいうところの冷前菜をおいしく頂きました。温前菜の登場を楽しみにまっております。
毎度コメントありがとうございます。
点と線。
第一章で、ポツポツ点を打っておいたものが、
どういった形で、線となって繋がっていくのか・・・。
私も行き当たりばったり試行錯誤中です。
いい方向に持っていけるかどうか少々不安ですが、
お付き合いをよろしくお願いします!
さて、今日久しぶりの更新っす!!
ホント亀で申し訳ありませぬ・・・。
楽団の本番が今週末なもんで・・・。
では、またのお越しをお待ちしておりますvv