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久しぶりに連荘投下ですよ~vv
いや~、実は今さっきまで寝てました。
お風呂にも入らず・・
ボンも放置して・・
ははは~、母失格ですorz
ダメですねぇ~、やっぱり週末は・・・
特に今週はばたばたと色々なことに振り回され、やりたいこと半分くらい?しかできませんでした。
まぁ、少し10月中は落ち着くらしいので、何とかなりますかね・・・?
さてさて、3連休です!
(3連休でない方々、お仕事ご苦労様です!!)
連休最終日に演奏会に行ってきますよ~vv
青島広志先生の「音楽の時間ですよ!」を見に行ってきます!!
題名のない音楽会でもお馴染みの青島先生の演奏会に行ってきます!!
今から楽しみvv
ただ、わがやのボンも一席取るので、料金が倍・・・
前は小さかったのに!!でも、2時間弱を膝の上は、きつすぎる・・・。
こうやって、ちょくちょく行ける演奏会も多くなってきており、小学生に上がったら普通のオーケストラも聴きにいけるし、ボンをつれて、東京まで出張ろうかと考えています。
演奏会の感想は次回アップしますねvv
ではでは、今日の投下です。
pocoシリーズです。
おおう!40の大台突破!!
やっとこさ、過去と未来が重なります!!
では、続きからドウゾvv
40.feroce(2)(荒々しく・・・)
「おはようゴザイマス、馨君。」
「・・・おはよう。」
昨日の一件もあり、気まずさたっぷりなのにもかかわらず、いつものように話しかけてきたのだめに正直、面食らった。
「今日はよろしく。」
「はい!良い演奏にしましょうね。」
「あのさ、昨日の・・」
「あっ、良いんです!犬に噛まれたと思ってますから。馨君も忘れて下さい。」
「い、犬?!・・・でもさ、俺!」
「・・・忘れて下さいね?」
「・・・・・・はい。」
有無をも言わせぬ雰囲気ののだめに、返事するしかできなかった。
一人で、何でも抱えて苦しんでいるのだめが見ていられなかった。
俺なら、・・・俺ならば、あんな苦しそうな顔なんてさせない。
そう思った。
だから、抱き締めた。俺の気持ちが届くように・・・。
が、
「おっはよう!今日は良い演奏頼むわよ!」
「イダッ!!」
背後から、背中をバシッと叩くように現れたのは岡田さんだった。
春日さんもその後ろからやって来た。
「なによ~。若者のくせに、なまっちょろいわね。」
「ぎゃぼっ!まさか昨日のが痛いんですか?」
「いやっ、違うから。大丈夫!」
「昨日?何かあったの?ケガとかしてないわよね!?」
腕や肩は大丈夫。それに顔も無傷。
ただし、昨日ホテルに帰ってから気付いたのは、
のだめの奇声共に施された、
みぞおち辺りにできた拳大のアザと、その拳を受けたときにうまく受身を取れなかったために打ち付けた背中。
「平気だから、少し寝違えたみたいなだけだから。」
「・・・ホントですか?」
「全くもう、しっかりしてよ。」
さっ、会場入りしましょうと岡田さんに急かされて、俺たちは楽屋口へと向かった。
*
リハーサルも順調にこなした。
今回のガラコンサートは、ピアノ部門・ヴァイオリン部門で構成され、午前午後に分かれて演奏していく。
ヴァイオリン部門は午前中の発表。
年齢の若い順の人間から演奏していき、最後は青年の部。つまりは俺がとりを飾る形となった。
舞台袖に移動し、前の前の演奏者が舞台で演奏しているのを耳にしながら、俺たち二人は順番を待っていた。
正装し、舞台用のメイクを施したのだめには、びっくりした。
いつもと違うのだめが目の前にいるようで、ひどくドキドキしている自分が居る。
「キンチョーしますか?」
「・・・いや、別に。」
「おっ、心臓に毛が生えているタイプですか?馨君は。」
そう言ってくすくす笑うのだめに、お前もだろと言ったら、のだめは長髪の心臓です。なんて言うから思わず噴出しそうになった。
「・・・あのさ。のだめ。」
「?はい?」
「聞いてくれればいいから、聞いて。」
「何ですか?」
キョトと首を傾げるのだめの片手を取る。
なんか、演奏よりも緊張する気がする。
「俺さ、昨日の本気だから。」
「えっ、だって」
「いいから聞いて、俺はのだめ・・・いや、野田恵が好きだ。」
「馨君・・・。」
「俺なら、あんな顔させない。だから、考えてくれ。」
「だから、のだめ結婚してるんですよ?」
「それでも、俺は諦めないよ。」
グッと力を込めてのだめの手を握り締める。
困惑したようなのだめの顔を見た。
そんな顔をさせたい訳じゃないのに・・・俺、何やってんだ・・・。
でも、これだけは伝えないと。
「俺とのだめなら、誰にも負けない演奏ができる。」
「・・・。」
「俺ならお前を支えてやれる。どんな時も、どんな事も。」
「・・・・・馨君。」
「だって、俺”カズオ”なんだろ?」
いつも、ぽそりと話すのだめの”カズオ”っていうフレーズが気になって調べてみたら、アニメのキャラクター・・・。
周りの意見を聞かない、傍若無人で、俺様。
確かに似てるかもと思った。けどこんな不細工なキャラクターと一緒にされるのは何かいやだった。
でも、周りの誰に何を言われようと、のだめは俺が支えてやる・・・
「ぷっ、ナンデスカそれ。自分で言っちゃうんですかぁ?」
「ふん、別にいいだろ。」
「ふふふ・・・。やっぱり馨君は、カズオですよ。」
やっと、にこりと笑ったのだめに一安心した。
昨日は、急に抱き締めたのがダメだったのか、いきなりグーでパンチを喰らい、背中を強打する結果となった。
けど、同じ内容は昨日も伝えた。
答えは、結婚しているとしか返ってこない。
でも俺は、結婚しているという理由しかないのであれば、諦めるつもりはなかった。
「明日、新幹線で帰るんだよな?」
「はい。」
「なら、明日もう一度答えを聞かせてくれ。もう一度考えてくれ。」
そう伝えきった所辺りだった。
「木崎さん、野田さん。出番ですので、舞台へお願いします。」
そう声を掛けられた瞬間。
パッと顔を変えてプロの演奏家の顔をしたのだめ。
短くはいと返事をしながら歩き始めたのだめに続き、俺も返事をして舞台へと歩きだした。
**
『プログラムナンバー6、午前の部最後の演奏者となりました。
今大会ヴァイオリン部門・青年の部におきまして優勝されました、木崎馨さんの演奏です。』
『伴奏は、野田恵さん。曲目は、エルガー作曲・愛のあいさつ。ピアソラ作曲・リベルタンゴです。どうぞお聞き下さい。』
会場内にアナウンスが入り、舞台上へ上がった俺とのだめに対して拍手が送られた。
舞台の所定の位置へと立つ。手にしたヴァイオリンを構える。
その時、俺はただ一点を見つめた。
あれが、千秋真一・・・。
事前に岡田さんが席を取っていた場所で、チケットを渡しているときにチラリと見えた席番号。
そこに座っていたのが、千秋真一。
見つめた俺の視線に気付いたのか、彼も目を合わせてきた。
どちらかというと、睨まれているように感じたが。
席に着き、椅子の高さを調整し終わったのだめ。
のだめに目をやり、アインザッツで演奏が始まった。
*
舞台の明かりが強まり、会場の照明がダウンした。
颯爽と出てきたのは、木崎という男と、のだめだった。
若草色のドレスを身にまとったのだめは会場へ一礼すると椅子へと座った。
その時だ。視線を感じた。
あの木崎と言うやつが俺のことを見ていた。
なんだ・・・?あの挑戦的な目は・・・。
思いっきり、俺も睨み返してやると、あいつも睨み返して来やがった。
それもたった一瞬のこと。
用意のできたのだめに視線をずらした木崎。
そして、演奏が始まった。
そして、気づいてしまったのだ・・・。
のだめの変化に・・・。
* * *
一人になって泣いているのだめちゃん。
その彼女を連れてきて、今度のロンドンでの舞台に乗せることを決意した。
しかし、あのバカ千秋は、ワタシの忠告の何を聞いてたんですかね!?
練習が始まった。
千秋についてよく演奏を聞きにゲネプロに来ていたから、心配はなかった。
それに、自分もそんな彼女を支えきれると思っていた。
残り1週間弱しなかった練習で、本番に持ってこれた。
そして・・・・・・・、
終わった直後の達成感はすごく気持ち良かった。
本当に生きていて良かったと思った。
ただ、彼女との演奏中に思い出してしまった感情があった。
この気持ちは、本当に何時になったら消化できるんだろうかと呆れるほどだった。
その後は、ばたばただった。
失踪したのだめちゃんは、結局元鞘に戻り、千秋への元へと戻る。
どうやら、本腰上げた千秋が繋ぎとめたようだった。
けど、
「のだめちゃんの初めての男は、ワタシです!!」
「何やってんですか、あなたは!?」
裏軒へ現れたのは、ミルヒーこと、シュトレーゼマンだった。
我が道を行くのがカズオ性格かと思います。
そんな彼にまじめな告白を受けてしまったのだめちゃん。
そして、その演奏会を見に来た真一くんは何に気づいてしまったのか?
そしてそして、やっとこさ重なり合った過去と未来!!
ミルヒーもどうやっていくのか?
自分でハードルを上げている気が・・・f(^^;)
大丈夫なのか自分・・・?
まぁ、続きをお楽しみして下さい。
今週末は更新できません!
おそらく平日更新になると思いますが、少々続きが書けていないので、少しお時間いただくかもしれません。
気長にお待ち下さい!!
では、ここまで読んでいただきありがとうございます!!
マタのお越しをお待ちしておりますvv
こんなに嬉しいプレゼントが!!…っていう感じです。
のだめちゃん…やっぱりどつきましたか(笑)
真一くんも、やっぱり来てくれたんですね(^_^)
コンサートいいですね。
私もよく中学生の息子とデートでオーケストラ聴きに行きます(*^m^*)
腕組んで歩きますよ~
♪へ(^o^ヘ)(ノ^o^)ノ♪
そして、コメントもありがとうございます!!!
やっぱり、真一君にすらどついたり、飛び蹴りかましたりのだめちゃんはこうでなくちゃ!という作者の勝手な思い込みにより、今回のような形にしてみました。
楽しんでいただけたみたいで何よりですvv
良いですねぇ~、息子さんとデートvvv
我が家のボンもいつまで行ってくれるのかわからないので、今のうちに刷り込みしとかないと!!
ではでは、またのお越しをお待ちしておりますvv
コメント本当にありがとうございました!!!