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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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はい、みなさま~!

まずは、亀更新毎度申し訳ありませぬ・・・orz

実は、今週末ついに、楽団の本番でして。
それで先々週から土日午後フル練習で、毎週末ヘロンへロンになっていたのんのんです。

そうはいっても、毎日回り続けるカウント&拍手。
そして、コメントを残していただけて、本当に心より御礼申し上げます。

えっと、今週末の楽団の演奏会。
曲目多すぎで、覚えなきゃいけないのに、キャパオーバーです。
ヒーヒーいいながら、先週の最後の練習が終わり、あとは、何とかするしかないという感じです。

で、今週末が終われば、6月からはこれまたコンクールに向けての練習が開始と・・・。
今回のコンクール選曲は、コントラバスちゃんの出番が比較的少ないので、
ばばちゃまのお見舞いもチョクチョク行きつつ、練習参加にできるかなぁと考え中です。
そうそう!
だいぶ容態も安定してきまして、顔を感情にあわせて動かせたり、片手だけですが、しっかりと動かせるようになってきまして、来月頭あたりに、リハビリ病院へ転院となりそうです。


さてさて、今日は演奏会のことばかり書きますが、
今回の演奏会は、コントラバスちゃん大活躍でして、ソロ楽器&コントラバスだけとかの部分もあり、
それだけは、間違えられん!と残り1週間弱奮闘しているのんのんです。
かといって、会社の勤務中に楽譜は広げられないのでなんとも・・・。

はなしがアッチャコッチャで申し訳ありませぬ。
ではでは、久しぶり更新ですよ~!

う~ん、第2章ということですが、
章の区切りっぽい始まり方ではありません。
あくまで、話の流れを考えての区切りとだけ思ってお読みくださいvv

では、続きからドウゾvv


19.sotto voce(小さな声で・・・)

「はぁぁ~、ただいまぁ~っと。」

久しぶりに帰宅した我が家。
出迎えてくれる人は居ないけれど、独り言のようにただいまと声を出す。

パタパタと部屋の中を一通り片付ける。
まぁ、マリアやフランツに言わせると、『何処が片付いたんだ?』と聞かれるけど・・・。
ショウガナイじゃない。苦手なのよね・・・。

苦手といえば、料理もだけど・・・。
『日本食たべてみたい!!』とのリクエストに応えて作成した焼き魚。
炭みたいに真っ黒になって終わった。
結局その日は、マリアが作り直した料理を皆で食べた。

本日の夕食は、買出ししてきたサンド。
それにクラムチャウダースープ。

「それに、クスリも飲まなきゃね。」

先生の家を後にして、メリーに案内されて行った病院で処方された薬。
疲れが溜まっているだけだろうとビタミン剤っぽい物を処方された。
それも机の上に出し、食事を始める。

「ごちそうさまでした~。」

クスリも水で胃に流し込む。
ニュースにチャンネルをあわせたテレビの声だけが響く室内に、自分の声だけがそれに重なる。
部屋の中央に鎮座するピアノの蓋をカタリと開ける。
今度の曲の楽譜を譜面台にセットする。
そして、早速練習を始めた。

曲の半ばに差し掛かった頃だった。

「い、痛い!!」

腕に激痛が走る。
顔をしかめながらその右腕を見ると、明らかに痙攣し、微かに震えている。
少しでも動かそうものなら、先ほどの激痛に再度襲われる。
その痛さを抱えるように、自分の腕をギュッと握りしめるしかできない。

「・・・いた・・い・・・。誰か・・・助けて・・・!」

その言葉はテレビの音にかき消されるように部屋に響くことなく消えていった。


* * *


「・・・じゃ、今日はここまで。」
「「「「お疲れ様でした~!」」」」

オケの練習は順調に進んでいた。
しかし、問題はあのピアニストだ・・・。
練習として、いろんな練習曲や小曲を渡して、譜読みさせているが、毎回音が多く、間違いだらけ・・・。
そこまで似なくてもいいんだが・・・。

「あっ、そうだ。青池。」
「何ですか?」
「少し時間あるか?」
「平気ですよ。」
「なら、ちょっと付き合え。」
「?はい?」

不思議そうな顔をする青池を連れて、俺はここから近くて、落ち着いて話ができる場所へ向った。



「のだめちゃん!」
「あっ、征子ママ!!」
「せ~こまんま~!!」

桃が丘大学の最寄駅を征子ママと待ち合わせする。
ロータリーの隅の方で、キョウくんをあやしながら待っていると、小走りしながら近づいてくる征子ママが来た。

「すみません。急に頼んで。」
「いいのよ。気にしないで。キョウくん~!ママと仲良くお出かけ楽しかった?」
「あいっ!」
「ふふ、そう。なら良かったわ~。」

早速、征子ママに抱き上げられてきゃぁぁ~と嬉しそうな声を出すキョウくん。

「で、早速で申し訳ないんですが・・・。」
「ええ、わかったわ。あんまり遅くならないようにしてね?」
「はい!真一くんうまくいけば捕まえられるから、一緒に帰りますね。」

じゃ、ママにバイバイは?と征子ママが言うと、キョウくんは小さな手を一生懸命振りながら、バイバイ~と笑顔だ。
それに、いい子にしてて下さいねぇ~と手を振り返し、二人と別れた。















第2章のはじまりです!
で、入ったそうそう、ミーナサイドが佳境へ向けていきます。

ところで、原作にもあった、『ミーナの涙は玉虫色』の曲エピソードを入れてみましたが、お気づきになられましたか?
真一くんがマルレのライブラリで発見し、シモンさんが居るときライブラリに返した作品です。
そのときの酷評は、お前の比じゃなかったと、シモンさんが珍しく真一くんを慰めるシーンで登場したものです。

これは出さなきゃでしょ?と挿入してみましたがいかがだったでしょうか?

ほんわか、楽しい留学先でのお話は、これから悲しく辛い方向へ向っていきます。

そして、この昔話が現代にどんな風に絡んでくるのか・・・?

続きをお待ち下さいvv

 

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お久しぶりです♪
やっと遊びにこれましたよ><

昔話にもなにやら進展が!?
うーん。。。気になります


さてさて、この前はなしていたリンクの件ですが、拙宅にリンクを貼らしていただきました!
これからもよろしくお願いします♪

また来ますね~
更新がんばってください☆
結依 2010/06/06(Sun)09:40:29 編集
Re:お久しぶりです♪
こんばんわvv
結依様お疲れ様です。
ようこそお越しくださいましたvv

早速リンク貼りありがとうございます。
こちらもリンク貼らせて頂きました!
相互リンク、これからよろしくお願いします!!

そろそろ、昔話の方は佳境を迎えます!!
引き続きお付き合いいただけますようお願いします!!
ではでは、またのお越しをお待ちしていますねvv

コメントありがとうございましたm(__)m
のんのん  【2010/06/07 02:25】
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