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・・・・更新2ヶ月ぶり・・・。
お待ちしていただいているとは思いつつも、力尽きる毎日で・・・。
っていうか、言い訳してもショウガナイのですが・・・。
本当に本当に申し訳アリマセン!!!!
近況は、相変わらずボン(息子)に振り回される日々。
(このボンが、来年には小学生なんですから、今から考えるだけで末恐ろしい・・・)
吹奏楽団も、今月末の定期演奏会に向けて、土日練習真っ只中。
今夜も練習。明日は午後からずっと練習・・・。
今回の演奏会は大曲がいっぱいで、悪戦苦闘しています。
んでもって、今年もやってきましたコンクール。
今年のコンクール課題曲は、どれも素敵な曲です。
決めかねて、今回の定期演奏会では3曲も試奏を兼ねて演奏します。(欲張り・・・)
仕事は、なんと今年度の人事異動にのんのんも乗っかってしまいました・・・。
今までの部署よりも、みんな同じ仕事してて、担当を持っているみたいな部署なので、休むのは休みやすそうな職場。
けど、何人か没落していく人たちを見ているのんのんとしては、少々不安・・・。
発表1週間前に、唐突に告知されたものだから、その日は仕事になりませんでした。
約1ヶ月の引継ぎ期間を経て、先週から新しい職場へ。
あ・・・っという間に終わりましたorz
そう上司の方に言ったら、「そうしているうちに、1年なんてあっという間に終わるよ!」とにこやかに発言!
不安は不安なんですが、そればっかり言っていてもしょうがない!
というわけで、のんのんなりに頑張ってみている今日この頃です。
ではでは、本日はご主人様シリーズ投下~~~♪
お詫びも兼ねて2作品連チャンで投下予定です!
では、続きからドウゾvv
「ただいま。」
「ただいまです~。・・・って誰も居ないんですよね。」
しんっと静まる玄関に入り、ショッピングモールに併設されていたスーパーで購入してきた食材を食卓へと下ろす。
「で、何食べたい?」
「ホントに真一くんが作るんですか?」
「当たり前。だからこうして食材買ってきたしな。」
飲み物など、食事の時に開ける物は、冷蔵庫へと入れる。
リビングのソファーに、上着を置いてきたのだめはフラフラとキッチンへと入ってきた。
「真一くん、上着。」
「ああ、サンキュ。パンと飯どっちがいい?」
「ご飯~~!」
「料理はおまかせでいい?」
「いいです!やたっ!!」
置いてきますねぇと、リビングに行くのだめ。
その後をそっと着いて行ってみる。
「・・・はぅ、真一くんのにおい・・・」
「・・・止めろ変態・・・。」
「ぎゃぼっ?真一くん!!?」
「着いてきてみれば、やっぱりかこの匂いフェチが。」
はうぅ恥ずかしいと言いながら、いまだに俺の上着に顔をつけてるし・・・。
「お前さぁ。」
「うきゅっ?」
抱きしめている自分の上着をソファーへと放り投げる。
そして、名残惜しそうにするのだめのことをギュウと抱きしめた。
「本物に抱きつけばいいだろが・・・。」
「・・・はぅ、だって、本物は、刺激が強すぎるんですよぅ・・。」
「なんだそれ?バカのだめ。」
俺のことを、上目遣いに見上げる恵の顔。
真っ赤な顔で、目は潤んで・・・。
「?真一くん・・・?」
「恵・・・。」
吸い寄せられるように、頬へ手をかけてのだめの唇へと意識が集中していく。
それに気づいたのだめも、恥ずかしそうに目を閉じた。
あと数ミリで触れる時、携帯電話が鳴る。
それにびっくりして、二人して目を開く。
思いの外近くにあった顔にびっくりしたのか、のだめが顔を反らした。
「・・・あ、あの、真一くん、でんわ・・・。」
「無視していい・・・、恵・・・。」
「えっ、・・・でも、あの・・・。」
鳴り続ける呼び出し音。
それが気になるのか、あうぅ~とか、うぅ~と反応するのだめ。
・・・しょうがないか・・・、ったく、タイミング悪い。
チュッとおでこにキスをすると、
「上着を部屋のクローゼットに掛けてきてくれるか?」
「う、え、は、はいっ!行ってキマス!!」
のだめは、顔を真っ赤にして、部屋を出て階段を駆け上がる。
「おいっ!これは?!」
「ぎゃぼ、忘れました!」
再びリビングに入ってきたのだめは、上着を掻っ攫い、むきゃぁ~~~!!と言いながら自室へと走っていった。
その後姿を見送りながら、鳴り続ける携帯を開く。
そこにあったのは、
「・・・もしもし。」
『あっ、真一?やっと出たわね。もしかしてお邪魔だった?』
「・・・別に・・・。」
『あらっ?本当にお邪魔だったみたいねぇ~、ホホホ』
「ったく、何だよ?」
電話の相手は、母さんだった。
案の定、からかわれるし・・・。
ばらさなきゃよかったと思うのは気のせいだろうか・・・。
『予定が変更になって、急遽そっちに帰れることになったのよ。』
「・・・で?」
『あと、1時間くらいで着くんだけど、帰っても大丈夫かなと思って。』
「・・・・・・何だそれ。」
『だって、のだめちゃんはまだ知らないんでしょぅ?』
「まあ、そうだけど。」
『真一とラブラブしてるところに、私が帰って行ったら、驚くんじゃない?っていうか、私も見るのは恥ずかしいわ。』
「なっ、何を見るんだよ!」
やぁねぇ~、子供じゃないんだからわかるでしょ~という、母親に何のコメントができるだろうか・・・。
「帰ってきていい。のだめにも言っとくから。」
『あら、そう?じゃ、よろしくね~。』
ピッという音と共に切った電話。
フゥ~~~~~~~と溜息をつき、近くのソファーに身体を投げ出した。
「置いてきました~。ってあれ?どしました真一くん?」
「いや、何でもない。ああ、母さんが帰ってこれるようになったって。」
「征子様が?じゃぁ、お夕飯はどうしましょうか?」
「多めに作って、冷蔵庫に入れとけばいいだろ?」
立ち上がった俺の後をついて、キッチンへくるのだめ。
その手にあるのは・・・。
「なんだそれ?」
「うきゅきゅ、若妻エプロンです!」
「手伝わなくていいぞ。」
「ええぇ~~~、お手伝いします!!」
フリルだらけの白いエプロンをしながら、フンフン言っているのだめ。
俺の上着を置いてくるついでに、探し出してきたようで、所々皺がついていた。
「メイドの仕事も皆無のお前に、料理できるわけないだろ!」
「ウギ、それはそうですけど・・・。」
「変わりにお願い、お前に出来ることだから。」
「うきゅっ?ナンデスカ??」
「ピアノ。サロンの扉を開けっ放しにすれば、音がこっちにまで聞こえるから。」
「は~~~~~い!了解デス!!」
嬉々と走っていくのだめを見送り、作業を始める。
まず最初に聞こえてきたのは、悲愴だった。
本当に面白可笑しく遊ばれ続ける真一くん。
だからといって、一枚も二枚も上手の征子さんにまったく仕返しができないご様子vv
この親子のやりとり大好きです。
そして、征子さんの息子ないがしろにしてでものだめちゃんラブなのも好きなのんのんです。
では、後ほどもう一作でvv
また、ご主人様シリーズ投下ですよん。