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毎度毎度、更新が遅れがちで申し訳アリマセン。
先月中は、楽団の練習が土日ビッチリに加え、本番をこなして参りました。
いやぁ~、楽しかったですよ。
やっぱり、冬の子供向けの音楽の方が、耳が慣れているせいか、やっていて面白かったです。
最後のアンコールには、ミラーボールまで回ったしvv♪
で、先週は、今度の定期演奏会への向けての第1回目の練習。
ここ暫くは、試奏づけですね。
基本的に、初見が苦手なのんのんは、少々四苦八苦しながらの練習の日々となります。
で、早速3曲ほど試奏してきましたが、
2曲はかっこよくて、程ほどにのんのんの出番もあるしvv、やってて楽しかったのですが、
1曲は難しくて、これやるなら、大変そうだなぁと言う感じでした。
オーケストラ曲とかも奥が深いですが、吹奏楽曲も奥が深い。
さらには、吹奏楽曲は、新鋭作曲家さんとかも作曲される新曲とかもパラパラと出てくるので、
参考音源がないものなんかもたまにチラホラ出てきます。
吹奏楽曲は、近頃の作曲されたものであれば、コントラバスちゃんの出番もそこそこあるのですが、
古いものだとかが特にだと思うのですが、オプションだったり、楽譜自体が存在しないなんていうのがザラです。(楽譜ないときは、涙が出そうになる・・・)
逆に、オーケストラ曲を吹奏楽版へ書き換えた場合は、出番テンコ盛りf(^^;
こないだの白鳥さんも、休みほとんどなし!隣のチューバは、22小節休み?!なんてことになってます。
というわけで、基本的に、11月のは出番多くて、5月はそこそこなんですが、
ココのところ、選曲されて出てくる試奏曲は、5月にも出番がテンコ盛り・・・
先週の練習後には、腕がパンパン!寝るときにシップして寝たのんのんです。
まぁ、のんのんの近頃の状況については、ここら辺でvv
今日の投下は、ご主人様シリーズの投下となります!
とりあえず、1作のみ投下して、明日調子がよければ、その続きを投下しようかと考え中・・・
(近頃仕事が忙しすぎて、少々オーバースペック気味なので、実行できるか不安ですが・・・)
ではでは、続きからドウゾvv
峰たちと別れる際。
ショッピングモールへ来て居た俺たち。
女性陣は、ちょっと見てくるわと、店の中に入っていった。
「おう、千秋。」
「ん、何だ?」
「・・・本気なんだよな?」
「・・・・・・ああ。」
「そうか。なら良いんだ。」
「本当に黙っててくれるのか?」
店前にあったベンチへ座った峰にならって、俺も座る。
「ああ。千秋さ、のだめの生い立ち聞いてるか?」
「お前も、聞いたのか?」
「まぁな、去年担任だったろ?」
担任になると、家庭訪問をするものらしいが、それを断固拒否したらしい。
何故かと問うと、自分の本当の家族じゃないから。と答えた。
「『自分には、家庭訪問される家族は居ない』ってよ。」
「・・・そうか。」
「その目が、悲しそうでな。」
そう言って、思い出したのか目を潤ませる峰。
「けど、3年に進級するちょっと前だったかな。何だか、悲しそうだった目がそうじゃなくなってきたんだ。」
皆と騒いでいても、どこか瞳の奥に影を落としたままののだめの表情が変わってきていた。
「それって、お前の家族が、ちゃんとのだめの「家族」になったってことだろ?」
「らしいな。のだめに聞いた。」
「それにな、3年になってたまたま、清良に会いに保健室行った時さ、のだめにも会ったんだよ。」
相変わらず、両膝を怪我して、気を付けないとと怒られながらも、ニコニコと笑うのだめ。
その表情が、そこらにいる普通の生徒と同じ顔であることに驚いた。
「で、思わずさ、『のだめ、恋しているか?』って。」
「なんだそれ?唐突だな。」
「だって、劇的な変わり様だったんだよ。それはきっと恋だろ?」
「・・・お前の思考回路はわからん。」
呆れ顔の千秋。
これは、家族ができたからとかじゃない。
心境の変化だ。
しかも、それは普通の女の子が抱く、恋心。
やっとのだめも、幸せになれるかもしれない。
「お待たせ~!」
「スミマセン。うきゅ?ドシマシタ?」
「いや、何か良いのは買えたか?」
「新しいワンピースを、清良ちゃんに見立ててモライマシタ。ギャハァ」
見せます?と袋をガサガサ開けようとするのだめに、帰ってからでいいと言う千秋。
その二人を見て、思わずうれしさが込み上げる。
「何ニヤニヤしてんのよ?」
「いや、いいなぁと思って。」
「?」
「そこ、イチャイチャすんな!」
からかい半分で、声を掛けると、してねぇ!というお決まりの言葉が返ってくる。
しかし、なんだその締りのない顔は・・・。
急に、日本に帰ってくると聞いた時は、すごくビックリした。
あっちで成功して、うまくやってるもんだと思ってたのに。
帰ってきた直後に話した時、本当の表情を見せていないと感じた。
もっと、千秋は感情を出す奴だったのに。
それが今。
目の前に居る千秋は、俺の知っている千秋に戻っている。
戻っているどころか、俺すらも見たことない顔をしてやがる。
「じゃぁ、俺たち、あっちに行くから!」
「学校でね?」
「ああ、じゃぁな。」
「ガッコでも、よろしくデス。」
「あ、そうだ千秋!」
何だ?という顔をする千秋の近くに行って、こそこそ話をする。
「じゃあな!」
「バイバ~イ!」
*
「さっき、何の話だったんですか?」
「えっ?」
「峰センセとこそこそと。」
帰宅途中の車内。
助手席に座ったのだめは、買い込んだポテトをもぐもぐと食べる。
「別に、ちょっとな。」
「ふ~ん。黙っててくれるみたいだし、良かったデス。」
「ああ、そうだな。」
「それに、ちょっと安心しました。」
ちょうど赤信号になったところで、車を停車させ、のだめの顔を見る。
「安心?」
「だって、皆に秘密って、結構キツイですよ。」
「・・・そうだよな。ごめん、気づかなくて。」
気にしないでクダサイというのだめの頭をくしゃりと撫でる。
本来であれば、周りの友達と、自分の彼の話をして盛り上がることができるだろうに、相手が俺。
つまりは、絶対バレル訳にはいかない。
それは、全く周りに話すことができない。
その事は、大人な俺よりも、のだめにとってかなり酷な事だったようだ。
結果オーライというのは基本的好きではないが、今回、俺たちの関係を知る相手が峰たちで良かったと思う。
「でも、峰センセと清良ちゃんも、お付き合いするの、最初は隠しておくみたいですよ?」
「そうなのか?」
「だって、清良ちゃん、生徒にもほかの先生達からも結構人気者なんですよ?」
本人気づいてないですけどね、うきゅっ!という本人にも、お前もなと言いたい・・・。
しかし、あの三木が峰とね・・・。
「また、遊びましょうって言ってました。ダブルデート?しましょって。ぎゃはぁっ」
「んったく、自分たちのことを隠すのに、俺らを使おうとしてんのかよ?」
「利害一致でいいんじゃないですか?」
ニコニコと笑顔ののだめの表情に、大目に見てやるか・・・。
「とりあえず、今日はもう帰って大丈夫だよな?」
「はい!おでかけありがとうゴザイマシタ!楽しかったデス。」
その笑顔・・・。
峰が、別れ際俺に伝えていった言葉。
『もちろんデス!って笑ってたぞ。』
色々と、のだめちゃんも辛かったようですが、これで心強い味方ができました。
特には、清良だけだと思いますが・・・
(峰くんは、基本的にここぞというときは締めるけど、それ以外は清良に怒られっぱなしな気がするので・・・)
さてさて、二人きりで帰るお家で、何が起こるでしょうか??
続きをお待ち下さい。
お読みいただきましてありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております!!!!