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昨日の夜は、洗濯機が終わるのを待ちながら、
ボンを寝かしていたら、自分まで寝てしまいましたorz
というわけで、この時間の更新ですf(^^;)
毎日、雨が降っては、ジリジリ暑い日になったりと繰り返しておりますが、
皆様体調崩してなどいませんか?
のんのんは相変わらずのほほんと過ごしております。
ただ、ボンの保育所でなんだかウィルスさんが流行っているらしく、
どうか、罹りませんように・・・☆と神様、仏様に祈りをささげるのんのんです。
いやぁ、日本勝ちましたね☆
何がって、サッカーですよ。
サッカーフリークではないので、LIVEで観戦はしませんでしたが、
翌朝の渋谷の大騒ぎを見てすごいなぁと思いました。
さてさて、話はうってかわり、
ボンの誕生日まであと数日となりました。
早いねぇ~、4歳・・・。
自分の身体が年とるわけですよ・・・。
ここのところ、本当に筋肉痛は、2日後の忘れた頃にやってくるし、
非常に眠くて、身体が疲れやすいですし・・・。
若さカムバック!!と絶叫し、
プニプニで、元気いっぱいのボンを見て羨ましい気持ちで見つめるのんのんです。
では、更新ですよん。
今回は、全て過去サイドのお話です。
(切っちゃうにもどこで?ということと、お話のつながりを考えた末なので、あしからず・・・)
続きからドウゾvv
23.morendo(2)(絶え入りそうに・・・)
「なぁに~?いきなりぃ~、・・・って、あっ、フランツゥ!!」
「げっ、見つかったか・・・。」
「遅かったねぇ?飲み物ある?あっ、店員さ~ん!!」
「良いから!さっきの話って何よ!!」
俺を見つけたとたんに変わる話し方・・・
ホント、女ってわかんねぇ・・・。
いつの間にか腕をとられて、メリーの隣に座らされた。
そのメリーの隣に座る彼女の友達らしい女性に迫っているのはマリアだ。
「何が?」
「ミーナの話よ!」
「ああ、さっきの話聞いてたのね?」
「日本に帰ったってホントなの?」
マリアとその彼女が話す内容を聞きたいので、しょうがなくメリーの隣に座る。
メリーは、そんな俺に絡み付いて何かしら話しかけてくるが、その会話は耳に入ってこない。
・・・日本に帰ったってどういうことだ・・・?
「ホントらしいわよ?私も他の子に聞いた話なんだけどさ。」
「・・・嘘・・・ホントなの・・・?」
「聞いた話って何?」
「もうっ、何よ!またミーナ、ミーナって!帰っちゃった人の話なんて良いじゃない!」
「メリー?どうしたのよ?いきなり。」
俺も会話に加わり、その彼女に話しかけた。
その俺に対しても、周りに対しても、あまりにも無視されることに、キレたメリーが声を荒げた。
「先生も皆も、『ミーナ』ばっかり!」
「おい、メリー何言ってんだよ?」
「フランツもよ!ミーナばっかり!だから、あの女付け上がるのよ!」
「はぁ、何だよ。付け上がるって・・・。」
「だから言ってやったのよ!『さっさと日本に帰れ』って!」
突如の爆弾発言だった。
付け上がるって何だ?
メリーがミーナに言った?
日本に帰れと?
「・・・メリー・・・、どういうことだ?」
こんなに、低い声が出せるのかと、自分でも驚くほどだった。
ギロリと睨みつけると、少し怖気づいたようだが、メリーの話は終わらなかった。
「だって・・だって・・・!」
「だから、どういうことなんだよ!!!」
「ッヒ!・・・だって!少し皆がいい顔するから、いい気になってたのよ!あの娘!!」
「いい気になんてなってるわけ無いじゃない!勝手に周りが騒いだだけじゃない!!」
「マリア・・・。」
好き勝手叫ぶメリーの声に、これまた負けじと声を発したのはマリアだ。
「なんなの、あんた!聞いてれば好き勝手!!」
「マリアだって、そう思ってたでしょ!・・・マリアだってフランツのこと好きだったくせに!!」
「・・・なっ、何言い出すのよ!!」
「私だって、フランツが好きなだけだもん!!なのにフランツの周りをちょろちょろするミーナが許せなかったのよ!!」
これだけ騒いでいれば、店内にそろっている同級生の耳にも会話が入り、がやがやと外野が多くなる。
そこで、愛の告白とくれば、騒がしさが増す。
ひゅぅ~~という、冷やかしの声すらも聞こえてくる。
「だから、手が痛いって言った時、あの病院連れってってやったのよ!私の友達もあの病院行ってピアノできなくなったから!」
「な、酷い・・・。」
「メリー・・・、お前わかってて、連れってったのか?」
「そうよ!目障りだったのよ!丁度先生のところに行ったら、ミーナも居たのよ!そしたら、先生もミーナの心配ばかり!」
そのとき思いついた。
この娘さえ、居なくなれば・・・と。
「こないだもそうよ!
先生のリサイタル行ったら、辛気臭い顔して、ミーナが入ってきた途端、周りの人たちが皆ミーナにばかり!
手の病気でピアノできなくなったとか言って、皆にちやほやされて・・・・・・。
だから言ってやったのよ!さっさと日本に帰ればって!!」
ダンッ!とテーブルへこぶしを落としていた。
途端に、バランスをなくしたグラスが2~3個倒れ、中に入った飲み物がこぼれ広がる。
マリアは、ただ静かに涙を流して、悔しそうな顔をしている。
その彼女の肩をやさしく撫でるのはウィル。
「もう、いい。」
「・・・フランツ。」
「フ、フランツ?あの、あのねっ!」
「もう、いいって言ってるだろ!」
もう一度こぶしを落とす。先ほどよりも大きな音が出た。
先ほどまで騒いでいた周りも、シンと静まりかえった。
さっきまで、叫び続けていたメリーは、フランツの怒りの前にただアワアワとしていた。
「あなたが好きなの。・・・だからっ!」
「自分もピアニストのくせに、どんなに手が大事なものかわかってるくせに・・・。」
手が動かなくなるということは、ピアニストの道を絶たれるということだ。
そんなの、ピアニストじゃなくてもわかる。
まして、才能あるピアニストの一生が終わったのだ。
「もう、お前とは、話もしたくない。ピアニストどころか、人間以下だな。」
「ふ、フランツ?だって、私・・・」
「お前こそさっさと国に帰れ。なんで、お前と2回目の公演がないか教えてやろうか?」
「えっ、な・・・」
睨みながらメリーの顔を見て話をすると、もうすっかり怒る俺に対してどうしていいのかわからないような顔をしていた。
「それは、」
「フランツ。それを言ったら、君も同じになっちゃうよ?」
「・・・・・・ウィル・・・。」
「だろ?」
一部始終見ていたウィルがここで初めて声を発した。
その言葉を聞き、はっとした。
「・・・そうか、そうだな。・・・サンキュー、ウィル。」
「どーいたしまして。・・・さて?ここには長居は無用のようだね?」
「そうね。帰りましょう。フランツ、ウィル。」
「ああ。」
店外に向けて歩き出したウィルを追う様に立ち上がるマリア。
その二人を俺も追いかける。
「ま、待って!フランツ!」
「・・・。」
そんな俺を引き止めるのは、メリーだ。
ここに来てまで・・・
「お前と話をすることも、する気もない。それに二度と会うこともない。・・・じゃあな。」
目を見開き、絶句したままのメリーを一瞥し、店外へ向けて歩く。
再び騒ぐ周囲。
すっと、俺が歩くため左右に人垣が割れる。
そこを通って俺は店を後にした。
どうやら、日本に帰国してしまったミーナ。
それを後で周りから知らされるという状況・・・。
さてさて、ミーナとフランツはどうなってしまうのか?
次回は、マリ様から頂いたSSのアップです!
ではノチホド・・・☆
早速読みましたー!
…フランツが千秋に見えた…
そりゃ怒るよね、フランツ。
ミーナとフランツはどうなるのか、
楽しみです。
献上したSS、季節はずれもいいとこですよね(笑)
おっしゃる通り、勝手にのんのん様のサイト名に少し掛けて書きました!
これからも、よろしくお願いします☆
またまた起こし頂きありがとうございました!
頂いたお話は、ホント嬉しい限りで、今後ともよろしくお願いします!
フランツが千秋に見えました?
実は、似てると思うんですよね。
だから、フランツは千秋にちょっかい出すのかなぁと・・・。
若い頃の自分そっくりの千秋に、しょうがない子ですねぇとなんとか修正する方向へ導く。
だからと言って、直接言っちゃうと、反発されるから、いたずらも織り交ぜて・・・みたいな?
そろそろ、ミーナサイドは終焉です。
そのお話がどういった形で、のだめ&千秋に絡んでくるのか?
楽しみにお待ち下さいvv
コメントもせず申し訳ないです。
リク主なのだからちゃんとコメントを投稿しろという方もいるかもしれませんが、のんのんさんがこの展開で苦しみつつ書いているのだなというのがひしひしと伝わってきており、なかなかいいコメントができず時がたってしまいました。
申し訳ありません。
過去、現在、未来というのは一つの線でつながっていると思います。過去という点があつまり線となり、現在へとつながっていく、そして今という時が集まり未来へとつながっていく。これの繰り返しなのかもしれませんね。(笑)
のんのんさん自身もこのミーナとフランツの過去という点と集めて今、そして未来へどのようにつなげようか考え中なのですね。
読者的には次の料理が出てくるまでの待ちの時間だったり、嵐の前の静けさという感じですが。
のだめちゃんとみづきちゃんに何か共通の問題点がありますね。
「どうにかしなければいけないのがもう一人かぁ~・・・」、フランツがミーナに言ったこと。そしてミルヒーがのだめちゃんに言ったこと、これが共通点となのかもしれませんね。
才能はあるのに自分に正面から向き合わないみづきちゃん。彼女にこのことを気づかせてあげらるのかなぁ~。真一くんとのだめちゃんは。
これに気づかせてあげることができれば未来がつながってくるような感じ。
のんのんさんがどうこの先お話を続けていくのか楽しみです。
こちらこそ、ご無沙汰しておりまして・・・。
来た来た♪軌道修正vv
まぽさまのコメントには、いつも迷いまくっているのんのんは助けられております。
その反面お望みのお話がかけているのかどうか、不安でいっぱいですが・・・。
過去があって現在がある。そして未来が続く。
このお話で言えば、フランツとミーナが出会った過去、そしてのだめと千秋が出会った現在。そして、その双方が向った未来。
それが、ここまでは似てる箇所が多かったけど、これからは違ってきます。
そこら辺の、フランツとミーナの葛藤。
そして、新たな問題に突入していくのだめと千秋。
うまくまとめられるか超不安ですが、がんばります。
亀更新で申し訳ありません。
引き続き、長~い目でお付き合いお願いします。