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こんばんわ。
さっ、サクサク更新ですよ。
今回は、あんまり甘くありません。
なぜかって、物語のつながり上しょうがないんですよ。
すみません。
引き続きお付き合い下さい。
では、続きからドウゾvv
Welcome Home 4
「のだめ~行くぞー!」
「ぎゃぼー!待ってください!はぎゃぁッ!!」
玄関近くでのだめを呼ぶと部屋からのだめの叫び声が聞こえた。
何やってるんだと、ため息をつきながらその部屋を目指した。
客室の1室は、パリへ発つ前に使っていた部屋と同じ。
部屋に入ると、物につまづいて転んでいたのだめを発見。
「・・・なんだこの部屋・・・。」
「洋服取り出すのに、大変なことにナリマシタ。」
早速部屋の中はのだめ化を済ませていて、洋服やら本やらが散らかっている。
必要なものを先にこの家に送っておいたから、その荷解きをしていたみたいだった。
出したかったもの。それは今着てるワンピースか?
「そのワンピース。」
「新作デス!良妻シリーズです!」
「なんだそれ?」
「似合いマスか?」
立ち上がったのだめは、クルッと一回転をした。
襟付きでの半そでの上部と、下へ向かってふんわりと裾が広がるスカート部。
緑色のドット柄のワンピースを着ていた。
やっぱりヨーコが作るだけあって、のだめの身体にはジャストフィット。
「いいんじゃない?」
「むぅ、はっきりきっぱり言ったらどうですか?似合ってるって!」
「じゃぁ、そういうことで。」
「…カズオ!」
声に出して言えるか!こっぱずかしい!
バックを手にお待たせしましたというのだめの手を自然に取って、俺らは待ち合わせ場所へ向かった。
新宿駅前に着いた。
集合場所として指定された場所へ向けて歩く。
「今日は、どのくらい来てるんですかね?」
「どうだろうな。峰が集めてるから、一通り声はかけているとは思うけど。」
人の往来が多い。
まぁ、時間も仕事終わりに近いせいだろうか。
逸れないように握る手を強くする。
「今日、黒木くんは来れないって残念そうでしたよ。」
「ああ、そっか。試験だっけ?」
「そです。ターニャと一緒に練習してたの聴いてきましたよ。相変わらず上手でした。」
「ふ~ん。なら安心だな。」
「マルレもお休み貰っているみたいだし、終わったらまたよろしくって真一くんに伝えてって言われましたよ。」
「・・・それを今なぜここで言う・・・。」
「ぎゃはっ、ワスレテマシタ☆」
ったく、コイツは・・・禄に伝言も伝えられないのか。
軽く、おでこを小突いてやる。
「ほらっ、時間間に合わなくなる。少し急ぐぞ。」
「ハイ!」
***
「おー、こっちだ!千秋!のだめ!」
誰よりも早く気づいたのは峰だった。
その声に反応するようにもう集まっているメンバーが振り返る。
そして、「あっ、千秋君だ~。」「のだめちゃんだ~。」と騒がしくなった。
「さっきはありがとうな。」
「・・・なんか、千秋からお礼言われるとなんか・・・変だ。」
「おい。何だそれ、人が折角礼を言ってやってるのに。」
「先輩のキャラじゃないんですよ。」
「だよな~。」
「ですよね~。」
「二人そろって何言ってんだ!ったく」
「おっ、それでこそ千秋ってもんだ。そっちのが落ち着く~。」
「ありゃ、以外に峰くんM気質ですか?」
「だから、いい加減にしろ!」
ゴチンと、峰とのだめの頭に拳骨を落とす。
それを擦りながら、痛ってーな!痛いですぅ!と叫ぶ二人にフンッと自業自得だと告げる。
「千秋君、久しぶり~。早速、リュウと何やってんの?」
「清良。久しぶりだな。いや、大した事じゃない。いつものことらしいからな。」
他のメンバーと話していた清良が、俺たちが来たことに気づいてこちらに来た。
清良~、千秋に殴られた~!と言う峰に、リュウが何かやったんでしょ。とさらっと返す。
「峰くんがMなのがわかりました。」
「はぁ?なんだそれ。」
「先輩は、Sですよね?」
「ったく、くだらないこと言ってるな。・・・っおい、峰。集合したあとどこに行くんだ?」
軽くあしらわれるのにも関わらず、清良~と泣きついている峰。
それも、千秋に話しかけられて、そうだそうだと呟きながら、集合した人の顔をぐるっと見る。
「ん~。どうやら、集まったみたいだな?」
「これで全部なのか?」
「ああ、なんだかんだで皆多忙だからな。これでも集まった方だぞ。」
そういうと、携帯を取り出してどこかへ電話し始めた。
「じゃぁ、ちょっと移動するから!逸れないように着いて来いよ!」
そう言った峰を先頭に、団体がぞろぞろと動き始める。
「真澄ちゃん来てないんですかね?」
「さっきは来るって言ってたよな。」
「ですよねぇ~。遅刻ですかね?」
先導して行く峰の近くに居たから、ほとんど先頭の方に居るのだろうか。
隣ののだめと話しながら歩く。
夕方ということで、陽も落ち暑さもだいぶ落ち着いてきていた。
しかし、夏特有のジメジメ感を感じて、日本に戻ってきているのだと実感する。
暑いですねぇ~と言いながら、手で仰ぐのだめに、そうだなぁ、と答えた。
はい、今日はココまで。
お付き合いありがとうございました。
また懲りずに投稿しにきちゃいました。
今回のこのお話は私の好き系な甘甘話でと~っても嬉しいです。
甘いお話は読んでいるととても幸せな気分になるから好きなんです。
前回の3話はもろに私の好き系でしたのでもう最高!!って感じです。
ますます甘くなっていくのかなぁ~~。
幸せをおすそ分けして頂いている気分にもなれます。
どういうふうにお話が展開していくのか本当に楽しみです。
甘甘は私も大好きですvv
書いてて、ホコホコするし(^^)
けれど、書くのって本当難しい・・・
拙い文章ですが、引き続きお付き合いを!
よろしくお願いします。