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久しぶりに土日家でゴロゴロ満喫中ののんのんです。
楽団を始めてからというもの、毎週のように出かけていましたが、
今週は、久しぶりに休暇です☆
ホントはあるんですけど、ばぁばが予定があって、息子連れて行くわけにもいかないので、お休みです。
えっと、まず最初は、コメントレスですよ~☆
P様
いつもコメントありがとうございます。
いち早く、音楽会の情報ありがとうございます。
一時期より比べて、子供OK音楽会っていうのは増えているみたいですね。
情報ありがとうございます。
毎回起こし頂きましてありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてますねvv
M様
コメントありがとうございます。
音楽会の情報ありがとうございます。
小学生向けのはよく聞くんですよね。
未就学児OKっていうとまた範囲が狭められ・・・ってな感じで。
3歳OKなら、うちのボン、ダイジョウブなのでちょっと調べてみます。
我が家のボンも、クインテット見てますよ~☆
大人も楽しめるので一緒に見ます。
こないだのクリスマスプレゼントで、バイオリンのおもちゃゲトした我が家のボンは、
テレビに向かって弾き真似しております。
いつもお越しいただきましてありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます!!
さてさて、長くなりました。
では続きからドウゾvv
21.
鍵を回して、扉を開ける。
すぐ近くにあった部屋の電気スイッチをONにした。
「ほわぁぁぁ~、ピアノですぅ~~。」
フラフラッと部屋に入り、感嘆の奇声を発するのだめ。
「ちょっとそこ座ってろ。」
「うきゅ?何か弾いても良いですか?」
「好きにしてて良いぞ。」
そう言うと、嬉々としてピアノの前に座り、蓋を開ける。
そして、奏で始めたのは、『悲愴』。
俺は、部屋の片隅に置かれた楽譜とCDのラックから目的の曲のものを取り出す。
CDはコンポにセットする。
「おい、そこ何で音が外れるんだ。」
「ギ・・・、真一くんは細かいんですよ。」
「楽譜どおり弾けよ。」
「だから、楽譜見たこと無いって言ったじゃないですか。」
「・・・今度貸してやるから、ちゃんと覚えろ。」
楽譜をパラパラと見ていると、ふと音が止む。
「そういえば、真一くん小さい頃ココ来てたんですか?」
「ああ、楽器はヴァイオリンだったけど。」
「はぅん、ヴァイオリンですか。止めちゃったって?」
「大学まではやってたんだけどな。」
「ふ~ん、ピアノもですか?」
「ヴァイオリンは高校まで、ピアノは大学で。」
「ほぇ~、すごいですねぇ。」
普通、なんで止めたのかとか聞くだろうに・・・。
ただ、すごいと良いながら演奏を続けるのだめに苦笑する。
「おい、準備できた。ちょっとコッチ来い。」
「何ですか?」
立ち上がって近寄ってきたのだめに譜面を渡す。
「連弾するぞ。」
そういって、俺はCDの再生ボタンを押した。
*
モーツァルト作曲『2台のピアノのためのソナタ』。
よく、連弾の練習用曲として使われる曲だ。
楽譜を目で追いながら、CDを聞き入る。
連弾ですか?と質問したかったのに、音楽が始まってしまったので口を噤む。
所々難しい所も出てくる音楽。
この曲を連弾。
しかも、真一くんと・・・。
「覚えたか?」
「な、何とか?」
ならやるぞ!という真一くんに促されてピアノの前に座る。
もう一台のピアノの前に真一くんは座り、蓋を開けている。
「俺がファーストで、お前セカンドな。」
「ムン、了解デス☆」
「リズムはこのくらいで。」
手拍子でリズム取り、いいか?とのだめに聞いてくる。
これは、やるしかないでしょう!ムンッ!ガンバリマス!
そして、音楽が始まって、
「たった2小節で間違えんじゃねぇ~!」
「ぎゃっ、ぎゃぼぉ~~~!」
「初見だけど、酷すぎだ!」
「ちゃんと譜面見ましたよ!タンタンタカタカタカタカタ~ンでしょ・・・。」
リズムはあっている、それに調も合ってる。
けど、さっき聞かせたCDが悪かったのだろうか。
両方の音を拾ってやがる。
「俺が一度セカンドの演奏するから聞いてろ。」
「うきゅ、・・・よろしくお願いシマス。」
一度、俺が演奏をして聞かせる。
それを一生懸命譜面を睨みながら聞くのだめ。
「真一くんのピアノは、正確ですねぇ~。」
「それが、当たり前なんだ!ほらっ、もう一度最初からやるぞ。」
「ハイ!ヨロシクです!」
俺の演奏とのだめの演奏が重なり合う。
やっぱりすごい。
こいつのピアノ・・・。
再び始まった音楽。
今度は滞りなく最後まで弾き終わっていた。
ちあのだといえば、連弾。
連弾といえば、ちあのだ。
ということで、連弾ですよ~。
のんのんは、これが大好きです。
難解な曲で、練習曲に使われるっていうのを知って、少しびっくりしましたが・・・。
まぁ、その難解な曲をさらりと合わせられちゃう真一くんとのだめちゃんの相性の良さを感じていただければvv
お越しいただきありがとうゴザイマス。
またのお越しをお待ちしております!