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こにゃにゃちわ。
のんのんです。
今日は更新とともに、
新規登録の素敵サイト様のご紹介!
arioso/AGEHA様
素敵サイト様です。
長編・短編とちあのだを楽しめますよvv
年甲斐も無く、のんのんAGEHA様の描くのだめちゃんに胸キュンしてしまいましたf(^^;)
ぜひお立ち寄りを!
(ご訪問については、マナーを守ってくださいね。まぁ、言わずとも分かる方々とは思いますが・・・)
さ、サクサク更新第2弾!!
では、続きからドウゾvv
22.
「はぅん・・・。」
「変な奇声吐くな・・・。」
だって、気持ちいい・・・。
のだめの音と、真一くんの音が重なり合って。
途中ハチャメチャになったのだめにもしっかりと寄り添ってくれる真一くんの音。
もう、このまま死んでも良いくらいです・・・。
「お前、途中でキレただろ。」
「はぎゃ、気づきました?」
「当たり前だろ、音が多い。」
やっぱり音楽やっていただけあって、鋭いですねぇ。
「でも、良かった。」
「えっ?」
そう言って微笑む真一くん。
止めてください・・・。
心臓がこれでもかってほど、脈動を刻む。
顔を真っ赤にして、立ち尽くすのだめ。
先ほどの演奏は、少し身震いするほどの感動を感じた。
「のだめ。」
「はい?何ですか?」
演奏が終わり、俺から賛辞をもらえた事で、頬を紅潮させて微笑むのだめ・・・。
その顔を見て、俺の感情は最高潮まで振り切れた。
のだめを椅子から立たせて、抱き締める。
ビックリしたのか、そのまま俺に身体を預けるのだめに、俺は・・・。
「俺は、お前が好きだ。」
ただ一言告げた。
*
演奏が終わって、真一くんから『良かった』という言葉をもらった。
本当ですか?
嬉しくて、頬が緩むのがわかった。
ニヘラと笑い、真一くんを見た。
真一くんは、真剣な顔をしたまま、立ち上がりのだめに近づいてきた。
どうしたんですか?っていう言葉は出なかった。
いや、出せなかった。
近づいてきた真一くんに腕を取られて、椅子から身体が離れる。
そのまま、のだめは真一くんに抱き締められていた。
なんで??っていう言葉が身体を駆け巡る。
どうしてこんな状況に?
頭の中はヒートを通り越して焼き焦げてきているかもしれない・・・。
そして、一言告げられた言葉に、耳を疑った。
「俺は、お前が好きだ。」
お前って、のだめのこと?
好きって、え、え、・・・
「ええええぇぇぇぇ~~~!」
「うるさい!」
ちょっとまって下さい!いきなりなんで!
もう、頭がヒートしておかしくなったんだろうか?
だから幻聴を・・・
「幻聴でもなんでもねぇよ。」
「ぎゃ?あれ声に出てました?」
「ばっちり全部。」
「はぎゃぁぁ!」
は、恥ずかしすぎる!
もう、顔面は赤くなる要素が無くなるくらい赤くなっている。
ってか、落ち着けのだめ!
「あ、あの真一くん。」
「落ち着いたか?」
「ま、まだデスが・・・。えっと、のだめ、」
「もう一回言うか?」
「い、イエ!大丈夫です!」
これ以上のだめを逆上せ上げてどうするつもりですか!
いまだに抱き締められたままの格好。
「真一くん、のだめが好きなんですか?」
「・・・そう言っただろ?」
「ホントに?」
「冗談で言えるか、こんな事。」
顔を赤くした真一くん・・・。
ああ、どうしよう。
嬉しくて涙が出る。
諦めようとしていた自分の心が幸せで満ち溢れる。
彼に伝える言葉はただ一つ。
「のだめも・・・のだめも、真一くんが好きです。」
そう言って、真一くんを抱き締め返した。
さ、魔法をずっと解けなくした真一くん。
シンデレラなのだめちゃんを捕まえられたようです。
気持ちを打ち明けあった真一くん・のだめちゃん。
その二人が今後どうなるのかはお楽しみに!!
第一の山場はこれでクリア?
あとは、色々楽しいことも書けるので、のんのん的には一息つけました~フィ~~~~・・・。
ご感想共々コメントお願い致します!!
いつもお付き合いいただきましてありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。