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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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皆様、本当に久しぶりの更新で申し訳アリマセン!!!

わぁ~~~~~~、気づけば3ヶ月近く放置!!
しかも、当初予定だと6月には更新しますと言いながら、それすらも放置!!

ありえません。
本当に申し訳アリマセン。

実は、我が家ついに持ち家を購入しようと画策中でして、それで土日はお出かけし放題。
それにかけて、先々週まではコンクールに向けての過密スケジュールの練習し放題。

更新しなければ、しなければ、しなければ・・・鬱々とそうは思っていたものの、現在に至っております。

本当にお待ちいただいていた方々には、ただただ頭を下げるのみしかできませぬ・・・orz

近況報告しますと、

コンクールは誰でも頂ける銅賞で終わりました。(今年もです。)
その他は、大して変化もないのんのんであります。

先週は、リフレッシュも兼ねて隣県の温泉へ行って参りました。
我が家のボンは、温泉好きなもので、終始テンション上げまくりでした。
夜は、旦那と入り、朝はワタシとvv

初魚釣りも経験し、楽しい夏の思い出になったのではと思っております。
皆様はどんな夏休みをお過ごしですか?

震災の影響といっていいのかわかりませんが、お休みがずれてしまった方もいらっしゃる今年の盆休み。
そのせいか、渋滞にはそれほど遭わずに行って、そして帰ってこれました。


ではでは、近況はこの程度にて。
今日は、pocoシリーズの更新です。

しばらく、読まれてなかった方は、前作をチェックしつつお読みいただくのがよろしいかと思われます。(スミマセン、お手数おかけします。)

では、つづきからドウゾvv

58.energico(3) (力強く・・・)


その後、特に彼らとの接点がなくなった。
第一には私もまだまだ売れっ子指揮者だということか。

エリーゼに馬車馬の如く働かされるのは、相変わらず・・・。
全く、あの娘には困ったものデスね・・・。

「フランツ!時間です。起きて下さい!」
「う~ん、あと5分・・・。」
「先ほども同じ言葉を聴きましたので、却下です!」

前日の遊び(飲み屋のはしご)が祟り、毎朝叩き起こされるのは、既に日常と化して数年ってところですか。



「フランツ。久しぶり。」
「久しぶり~。しっかし、年取ったわね?」
「それはお互い様だろ。」

40代を半分を過ぎた頃だった。
私は、ある程度の指揮者の地位というものを手にし、各地の客演をこなしていた。
ただ、自分では全くわからないのだが、私は『扱いにくい指揮者』の類に入るらしい。

というわけで、付き人はコロコロ変わる。
たいていの人間は、着いて行けず止めて行く。

先週あった演奏会で、また同じフレーズを聞き、付き人が辞めていった。
そこそこ長く雇っていた人間だった為、どうしようか途方に暮れていた。
その演奏会に久方ぶりに来て居たウィル・マリア夫妻にポロッと愚痴を吐いたところ、今日の訪問となった。

「何のようだ?」
「まぁ、いいから。とりあえず中に入れなさいよ。」
「そうそう。」
「・・・相変わらずだな・・・。」

ため息混じりに言ったところで聞く二人でないのはわかっているものの、つぶやいてしまうのはしょうがないだろう。

「お前もおいで。」
「?」
「こんにちは。初めまして。」

夫妻の後ろから出てきたのは、マリアの顔のパーツに、ウィルにそっくりな金髪の女の子。

「私の娘よ。」
「かわいいでしょ?僕の娘。」
「自分で言うな、親バカめ。」

リビングに通すと、キッチンを勝手に漁り、お茶を持ってくるマリア。

「で、今日の用事は?」
「ん~、お茶を待とうよ。今日持ってきた茶葉美味しいやつなんだ。」
「勝手に持ってきて、淹れるなよ!」
「硬いこと言わない!ところでフランツ、お茶菓子ぐらいはないの?」

漁ったけど出てこないわ。というマリア・・・。
結局、朝食に食べたバケットの一部を持ってきて、さらにはジャムまで・・・。

「勝手に漁るな!」
「まぁ、いいじゃない!ささっ、このお茶美味しいのよ~。」
「そうそう。」

テーブルに並べられたカップ4つ。
同じお茶が注がれ、それを口にした。

「どう?美味しいでしょ?残りは置いていくから。」
「ふーん、・・・勝手にしろ。」
「素直においしいって言えばいいのにねぇ~?」」
「声をそろえるな!」

この二人が夫婦になってからというもの、このペースに巻き込まれることが度々。
俺が好きだったなんて微塵も感じさせないマリアに、そのマリアを激愛するウィル。
巻き込まれて、突っ込みを入れたとしても、暖簾に腕押し状態。

「・・・ぷっ。」
「ん?おいっ、娘だろ。両親何とかしろ!」
「ダメですよ。私だってこの二人の操縦はできません。」
「あらぁ、何よそれ~。」

くすくす笑う、二人の娘。
娘にもどうしようもないのであれば、もうあきらめた方がいいのだろうか・・・。
しかし、どうしても抗いたくなるのは、どうすればいいだろうか・・・。

「で、今日の用件なんだけどね。」
「ああ、何だよ。」
「付き人居なくなったんでしょ?」
「まぁな。再来週の客演は、一人で行く羽目になるだろうな。」

そういう、俺を見ながら、顔を見合わせてニンマリ笑う二人・・・。
この顔は、どうせしょうもないことを考えているに決まっている。

「この子、エリーゼをあなたの付き人にしてみない?」



* * * *


テーマ:千秋夫婦の夫婦関係について!

飲み会に行くという、千秋先輩とそのお仲間たちに着いて行くのに成功した私と裕也。
千秋先輩の隣には、ヴァイオリニストの三木さんと、先ほどいきなり手を叩き、威嚇されたもじゃもじゃ頭の奥山さん。
隣に座ろうとしたら、また威嚇され、結局向かいの席に着いた。

「ったく、みずくせえなぁ。日本に来てるならさっさと呼び出せよ!」
「そんな暇あるか!こっちは仕事に来てるんだぞ。」
「でも、今日お会いできて真澄うれいしですわぁ~。」
「私も暇してたし、皆と会いたいなぁと思ってたところに、ちょうど真澄ちゃんから連絡もらったのよ。」

千秋君が帰ってきてるから皆で集まろうって、と話す三木さんの前にはソフトドリンクが運ばれ、
その他のメンバーには、ビールがジョッキで運ばれてきた。

「ま、とりあえず。今日会えたことと、千秋たちの公演がうまく行きますようにということで・・・」

「「「「かんぱ~い」」」」

ノリノリの3人をよそに、飽きれながらもジョッキを持ち上げ、小さく乾杯とつぶやき千秋先輩はビールを口にしていた。
・・・本当に、何をしても絵になる人。

「皆さんは、ライジング☆スターオーケストラで知り合いになったんですか?」
「そうだ!千秋が清良たちに声を掛けて、俺は少し遅れて入ったんだがな。」
「でも、今じゃ一番の古株ね。」
「けど、それも近頃は休みがちよね?」
「演出の勉強の方が、忙しくてな。今はサゴジョウに任せてあるから、安心だろ。」
「「「確かに」」」

うんうんとうなずく、千秋先輩と三木さんと奥山さんに、どうせ俺じゃ安心できないんだろ!といじけ始める峰さん。
隣に座る三木さんに抱きつくものの、それに対してなんの反応もしない三木さん。

「ああ、良いのよ。うちの人いつもこうだから。」
「あらぁ~、やだわぁ。奥様っぷり発揮かしら?」
「えっ!や、ヤダァ止めてよ真澄ちゃんったらっ!」
「今度は、清良も母親かぁ。」

そういう千秋先輩に、そうよ~と笑う三木さんはすごく素敵な笑顔だった。
母親になる喜びが満面に表れていた。

「で、公表はするのか?」
「そうねぇ、私の場合、リュウは今の所あんまり世間に知られてないから、公表しても問題ないんじゃないかな。」
「事務所の方で、調整してくれるってことらしいからな。それ待ちだ。」

リュウちゃんに似て、バカにならなければいいわねぇと毒づく奥山さん。
それは全力で回避したいわ。と言う三木さん。
峰さんは隅っこの方でこちらに背を向けていじけていた。

「っていうか、この雑誌に写ってる人、ホント背格好は千秋君に似てるからびっくりしたわよ。」
「ったく、これは俺じゃない!どうせ似た感じの人を勝手に取っただけだろ?」
「もしかしたら、松田様かしら?」

奥山さんの話から出てきたのは、あの指揮者の松田さんの事だろうか・・・。

「「「「有り得るな・・・。」」」」
「はぁ、ホント、あの人も懲りないというか、諦めないというか・・・。」
「女がらみでいえば、菊池君も変わらずみたいよ?」
「こないだ中国美女に手を出したら、マフィアがらみの女性だったらしくて、一時帰国してたわ。」
「あっ、俺も聞いた!なんだか銃突きつけられて、九死に一生だったらしいぞ?」

その菊池さんってチェロリストの菊池さんかな?
どうやら、責任を取って娘と結婚しろと迫られたものの、何とか言いくるめて逃げてきたらしい。

「で、千秋君のところはどう?」
「のだめ、元気ですの?」

今は大阪の公演の為、一人行っていると話す千秋先輩。
そうか・・・のだめさん大阪に・・・。

「明日午後から本番なんだよ。」
「そうなんですの?いいですわねぇ・・・私も行けたらいいんですけど・・・。」
「私も行き「清良、まさか行きたいなんて言うんじゃねぇよな?」
「・・・ま、まさかぁ~。」
「そうだよな。お前は今、身重なんだからな!」

こそっと話す奥山さんの話によると、三木さんが妊娠してからと言うものの、更に過保護になった峰さん。
それに、峰さんの言うとおりにしないと結構長くグチグチ言われるらしく、うんざりしているらしい。

「で、千秋、のだめは元気なのかよ?」
「元気だろ。相変わらずだがな。」
「ふ~ん、けど、そんなところが可愛いってやつだろ?」
「なっ、何がだ!」

つんつんと千秋先輩を突き、からかう峰さんに、顔を真っ赤にして反論する千秋先輩。

「どうせ、真一くん~って泣きつかれれば、いつものように何でもやってやってるんだろ?」
「のだめ、家事全般オールダメですものね。」
「私も似たようなものじゃない。リュウが居ないと部屋散らかるし。」
「「いや、レベルが違うだろ!」」

そう声を合わせたのは、峰さんと奥山さん。
つまりのだめさんは、片付けられない人ってこと?

「それでも、甲斐甲斐しく面倒見るよな。」
「う、うるせー!」
「きっと、二人きりの時は、甘甘なんでしょ?」
「悔しいくらいのメールがたまに届くのは、本当なんですの?!!」

どんな内容だと、聞かれて奥山さんは、顔を真っ赤にさせて、私は言えない!なんて叫んでるし。
・・・ちょっと待って。
・・・・・・千秋先輩とのだめさんって、のだめさんが好きで結婚したんじゃないの?

「あの~。」
「ああ、そうか。お前ら居たんだっけな。」

忘れられてるし・・・。
横の裕也は、いつの間にか飲み始めたビールで、これまたいつの間にかベロンベロンな状態。

「ひとつ質問いいですか?」
「おう!何だ?」

気前よく返事するのは峰さんだけだけど、

「千秋先輩とのだめさんの結婚するに至った馴れ初めを教えてください!」












さてさて、ミルヒーサイドは、のんのんオリジナルです。
なんでも知っているエリーゼさんは、幼馴染カップルの娘さん設定にさせていただきました。
じゃないと知らないことなんか、全部知っているようなので、この設定にしてみました。

飲み会始まりました。楽しそうですねぇ。
音楽家というか、音楽やっている人たちが集まる飲み会も、
最初は、どうこれから音楽を作っていくかとか、好きな作曲家の話なんかで話が始まるのですが、
酔ってしまうと他の飲み会と変わりません。

逆に、何かひとつのことを成し遂げるために、練習を重ねているせいか、他の飲み会よりも深い話が多い気がします。
ネタ的には、下も上もどっちもOKみたいな?感じです。

そんな飲み会に参加して、みづきちゃんは何を聴くのか?

皆様も楽しみにお待ち下さいvv

では、これにてのんのんは寝ます!!明日というか今日も仕事だ!!

お読みいただきましてありがとうございましたvv

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無題
のだめちゃんの手が気になる~(泣)
でも、真一くんに、思いっきりのろけて欲しい~(笑)
続きが早く読みたいです(はあと)
ほりっち 2011/08/22(Mon)21:27:06 編集
Re:無題
初コメありがとうございます☆

そんなコメントに対するレスが遅くなり申し訳アリマセン。

今日投下した作品の中で少々千秋さんに語っていただいておりますが、
少々のろける千秋さんも盛り込んでみました。

楽しんでいただけるとうれしいです。

今後もごひいきによろしくお願いします!!

コメントありがとうございました!!!
のんのん  【2011/09/30 03:03】
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