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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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はい、2作目投下~。

はぁ~、なんだか近頃仕事が忙しすぎて・・・。

精魂尽き果て気味ののんのんです。

皆様は大丈夫ですか?

本当にねぇ、3月ですよ!

あれよあれよの年明けからホントに一日一日が早すぎる!

結婚してからそして、ボンが誕生してからその時間の概念が尋常じゃない速さでして・・・。

ああ、こうしているうちに年を取っていくのね・・・とババくさい感想を胸に抱いております。

そうそう、こないだ今度の定期演奏会の曲が決まりました。

スラブ舞曲をやりますよ~。

アテンポ大好きな指揮先生なので、最初から早くて早くてこれまた着いて行くのにヒィヒィ言ってます・・・orz

譜読みせねば・・・。

まぁ、のんのんの近況はこの程度(っていうか長すぎ)にしておいて。

では、続きからドウゾvv

27.

予鈴ぎりぎり。
教材のプリントを持って教室内に入る。
教壇脇の机へ、そのプリントを置いてから、自分の席に着いた。

「・・・のだめ?どうしたの?」
「ふへっ?」
「顔真っ赤だよ?」

平気といって覗き込んでくるマキちゃんとレイナちゃん。
ハッとして、頬を両手で隠すように包む。

「だ、大丈夫デス・・・。」
「風邪?」
「いや、えっと、そんなとこです。」

咄嗟に昨日夜更かししてと話をはぐらかす。
そうこうしている内に、本鈴も鳴る。
『バカねぇ~。』と言うマキちゃん、『無理しないでね』と言いながら席に戻っていくレイナちゃん。

「授業始めるぞ。」
「起立!礼!!」

教室内に入ってきた千秋先生。
それに気づいてパッと顔を伏せて、目を合わせないようにする。
今、あの顔みたら、ますます顔が赤くなりそう・・・。

悶絶死ってありですか・・・?

全く授業中は集中することもできず、その一日は終わっていった。

* * * *

「・・・のだめ?」
「・・・・・・ぎゃっ!な、ナンデスカ?」
「お前なぁ~・・・。」



学校から帰宅し、先に夕食を済ませた。
もうお帰りになっていた、征子様とお休みだった由衣子様・俊彦様と共に食後の紅茶を頂いていた。

「のだめちゃん、こないだは本当にごめんなさいねぇ。」
「征子様?」
「ほらっ、会食のよ!」
「あ、いえ、大丈夫デシたし。」
「由衣子も聞いた~!酷いよねぇ!その雄二ってやつ!!」
「由衣子ちゃん。言葉汚いわ。」

おとと、と口を手で押さえて苦笑いする由衣子様。
由衣子のお転婆と、苦言を言う俊彦様。
その二人が口げんかを始めてしまい、それを収拾しようとする征子様。

「でも、しっかり機嫌が直ってたから良かったわぁ~。」
「征子ママ?何のこと?」
「いいえ、こっちの話。」
「うきゃ?征子様?」

不思議そうな顔をした由衣子様。
征子様はただ、のだめの方へ向かってウインクしただけで、話は別の話題に移っていった。

まったりのんびりと過ごしているうちに、職員会議を終えていつもよりは少々遅い時間に帰宅してきた真一様。
『先に俺の部屋行って、問題解いてろ!』とのご命令を受けて、せっせっと頭をフル回転させる。
今日一日学校ではまともに顔を見ることはできなかった。
しかも授業は何一つ覚えていないに等しい・・・。

この補習だけはちゃんとしないと・・・きっと、コロサレマス・・・。

ヒィィィ~と恐怖を回避する為に、先ほどよりさらに眉間に皺を寄せつつ頭を回転させる。
そうして、いつの間にか30分近く経過していたのだろうか、食事を済ませた真一様が紅茶の入ったカップを持って部屋に入ってきた。

や、やばい・・・。
二人っきりっていうのが、落ち着きません!!

机に向かって隣同士に座り、紅茶カップを傾ける。
すごく幸せ。
けど、すごく心臓に悪い・・・。

「・・・のだめ?」
「・・・・・・ギャッ!な、ナンデスカ?」
「お前なぁ~・・・。」

横を向くと、苦笑する真一様・・・あ、今は千秋先生デスね。
そのまま視線を下にずらすと、千秋先生の唇・・・。


のだめ・・・キス・・・したんですよね・・・。


そう思うと見る間に赤くなっていく頬。
カップを持たない手で、必死に隠そうとするものの、無駄に終わっていく。

「そんな顔するなって言ってるのに・・・。」
「うぎ・・・、だって!」

真っ赤になってしまった顔はもう隠すのを止め、真一様を睨んでみた。

「・・・真一くんのバカ。」
「その使い分けって何基準なわけ?」
「えっ?」

そういった真一様にただのだめは抱きしめられていた。

「し、真一くん?」
「この悪魔め。」
「ぎゃぼっ?ナンデスカその悪魔って!」
「無自覚だから、尚更だ。」
「ムジカク?」

キョトンとした顔で、真一様の顔を見ようと顔を上向かせる。

「それも、反則。」
「えっ?」
「俺をこれ以上煽るな。」
「煽っ、煽ってません!」

ムキーッと真一様の胸の中で暴れてみるものの、その力に勝てるわけもない。
ますます力強くなる腕に抱きしめられる。

「少しは慣れろよ。」
「・・・初心者に求めないでクダサイ・・・。」
「ん、ま、そうだわな。」

クスクス笑う真一様。
のだめはただ、ムゥーと顔をしかめる。

「・・・慣れるよう、ガンバリマス・・・。」
「・・・ああ。」
「・・・お手柔らかに・・・。」
「・・・ばーか・・・。」

『練習だ。』と言った真一様の、口付けをただ受け止めた。












グフフフフフフフフフ・・・・・・。

そう思いながらパシパシキーボードを叩く母をやはり許しておくれボン!

やばい、ニヤける顔を抑えるのでいっぱいです。

ホント、のんのんの変態に付き合っていただいている皆様には頭が上がりませぬ。

ではでは、続きも楽しみに待っていただけると嬉しいです。

御拝読アリガトウゴザイマシタ。
またのお越しを心よりお待ちしておりますvv

のんのんは、寝ます・・・zzz

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