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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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こんばんわvv



おはようございます!

さ、これが終わったら寝ようかな~。

猫の恩返し→ゲド戦記とジブリ作品はしごで見て、寝るに寝れないのんのんです。

いや~、久しぶりに見たけど、バロン伯爵カッコいいなぁ・・・。


さてさて、最初にコメントレス~♪

P様

再びのお越しありがとございます!
パリ良いなぁ~。のだめの影響でしょうか、今行きたい海外No.1に君臨しているんですよね。
勢い余って、フランス語の本を買ってしまったのんのんです。
いいですねぇ~!
勉強大変かと思いますが頑張ってクダサイ!
ここの解釈変だろ?なんてところがあったら、コメントいただけると嬉しいです!!

本当にありがとうございます。またお越しくださいvv


さっ、更新ですよ~。

では、続きからドウゾvv

26.

「これと、あとこれ持って行ってくれ。」
「はい。了解です。」

机の上にプリントの束を置く。
それを受け取ろうと入ってきたのだめ。

「今朝は・・・、大丈夫だったか?」
「・・・むぅ、真一様のイジワル・・・。」
「様じゃないだろ。」
「学校では先生でしたね?」

ニッコリ笑って千秋先生と言う。



昨日夜遅く帰ってきた俺とのだめ。
リビングに居た母さんに帰ったといいに行くと、

「おかえりなさい。」
「ただいま。」
「・・・のだめちゃん。大丈夫?」
「はい!平気です。」

ニコニコ笑うのだめ。
それを見て安心したのか母さんは俺に話してくる。

「・・・ずいぶん、遅かったじゃない?」
「別に。」
「ふ~ん、どんな魔法使ったのかしら?」
「・・・。」
「さっ、明日は月曜日よ。学校でしょ?」
「ぎゃぼっ!そでした!」

早く寝なさいと母さんに送り出されて部屋のある2階に上がる。

「あの、真一くん・・・。」
「ん?何?」

部屋の扉の前に双方辿り着きドアノブへ手を伸ばした所だった。

「えっと、」
「のだめ?」
「お、おやすみなさい・・・。」

顔を真っ赤にしたまま、ニコリと微笑んだのだめ。
その顔を見て俺は一時行動がストップした。
恥ずかしさからか、そんなことになった俺を見ることなくのだめは部屋の中にあわてて入っていった。

結局・・・
俺が部屋に入ったのは、数分経過したあとだった。



「おはよう。」
「おはよーゴザイマス。」

朝挨拶をすると、リビングの扉近くで顔を赤くしたのだめ。
だから、その顔は卑怯だろ。
顔に表情を出さずに、のだめの頭をポンポンと手を弾ませる。
それだけで、赤くなる頬に昨日のお返しとばかりにニヤリと笑ってやる。

運ばれてきた食事に手を着ける。
近くに控えて、紅茶のお変わりを注ぐのだめ。
窓から入る朝日。
それを背中に浴びるのだめの姿。
昨日よりも、違う顔に見える気がする・・・。

そうじゃなくても、世界が一変した気がするのは気のせいだろうか?

「あ、そうだ。学校行く前に俺の部屋少し寄ってくれ。」
「?ナンデスか?」

いいから、来てくれと言うと、のだめは着替えてから行きますとリビングを出て行った。
朝食を食べ終わり、キッチンにいる千代さんに食器を手渡しながらご馳走様と声を掛ける。

自分の部屋に戻り、出かける用意をしてあったカバンの中の最終チェックをする。
すると、控えめなノックが響く。

「失礼します。真一様?」
「ああ、のだめ。コッチに来い。」

ドアをノックしてから、部屋へ首だけ入れ中を伺うのだめに声をかけて中に入ってくるように言う。
用件はと聞かれるが、実はこれといった用件はない。
言葉を濁すように振舞ったからだろうか、のだめの顔色がだんだん悪くなっていく。
それに気づき、また何か変なこと考えてるんだろうなと苦笑がもれる。

「特に用事はないんだ。ただ・・・。」
「真一様・・・?」

素直にそう伝えながら、近くに居たのだめの腕を取り、自分の胸の中に収める。
抱きしめると、ピタリと固まったままののだめ。
しかし、頬は赤くなったまま。

「あんまり、その顔して皆が居るところに居ないでくれ。」
「ぎゃぼ?」
「こっちは、一応色々抑えてんだがな・・・?」

恋愛初心者だろうのだめ。
大人の男として、こっちとしては色々抑えているのだ。
だからこそ、男の機微を分かれと言ってみたが、案の定機微とはなんだと問い返される。
そことなく分かれってくれ・・・。

「感情を顔に出すなって言ってんだよ。」
「うきゃ?」
「駄々漏れだ。抑える方の身にもなってくれ。」

そう言って、抱きしめる力が強くする。
ヒート状態であるだろう、頭をフル回転させたのだめは、答えに近いオーラがどうのこうのの話を始める。
そんなところかと、頷くと、ますます顔を赤くさせたのだめ。

抱きしめた華奢な身体。
俺の胸に耳を付け、心音を聞いているのだろうか。
いつもより脈動が早い。
一応俺も、普通の男なのだ。
好きな女性を抱いていれば、心音も早くなるものだろう。

「俺だって、顔に出したいけど我慢してるんだ。お前も頑張れ。二人の秘密なんだろ?」
「そ、そですね・・・。善処します・・・。」

本当なら、この腕の中に閉じ込めておきたい。
その真っ赤な顔を他の奴に見せないで欲しい。
俺も、お前が好きなのだと表情に出したい。
けど、あの母さんたちにバレタら何が起こるか・・・。
それを考えるだけでおぞましい。

まぁ、それだけじゃなく、『二人の秘密』っていう言葉にのだめが酔うように、自分も酔っているのだろうか。
のだめの手が背中に回るのを感じて、のだめを抱きしめる腕を少しばかり強くする。

「のだめ。」
「ナンデスカ?」

抱きしめたまま、上目遣いに俺を見るのだめ。
やめろ、その顔反則・・・。
真っ直ぐ向かう視線に降参の意味で視線を逸らしながら、そうだと思いつく。

「ネクタイ選んでくれ。」
「ネクタイですか?」
「ああ。」

抱きしめた身体を離すのが惜しいが、そろそろ俺は出かけないとまずい。
のだめを促しながらクローゼットを開けた。

「この中から選んでくれ。」
「のだめが選んで良いんですか?」
「頼むって言っただろ。」

ほらっと背中を押してやると、おずおずとネクタイをパラパラと見ながら一本選択してきた。
手にしているのはスカイブルーのストライプ柄のネクタイ。
今日は、ブルー地のシャツだから、悪くない選択か・・・。

「結べるか?」
「む、無理です!」
「なら、教えてやるから。覚えろ。」
「ギ・・・。ガンバリマス。」

俺の顎下で一生懸命、説明されるネクタイの結び方を実践していくのだめ。
顔は、赤いままだが、必死にキレイに結べるように頑張るのだめに愛おしさが募る。

「で、デキマシタ?」
「ま、最初にしては上出来だ。」

そう言ってやると、ニッコリ微笑むのだめ。
俺はそののだめのおでこに一つキスを落としてやった。

「ごほうび。」
「う、え、あ、」
「じゃ、俺は先に行くから。」

言葉にならない声を発するのだめ。
むしろ、真っ赤なままの顔がデフォルテになりつつあるのだめの顔は、今朝見た中で一番の赤くなり様。
今朝は教官室来なくていいと言ったが、きっと今頭には入らないだろうな。
硬直したままののだめに、遅刻するなよと言い俺は部屋を出た。



「俺だけの時は、先生取ってもいいぞ。」
「ダメですよ!ヒミツ何ですから!!」

ムンッと気合をいれるのだめに苦笑がもれる。
どうやら、この秘密っていう言葉がお気に召してしまったらしい。

「そうだ、さっきの体育祭の競技。なんであんな嫌そうだったんだ?」
「あ、あれですかぁ~?」

そう話し始めた途端、嫌そうな顔をするのだめ。
そんなに嫌な競技なのか?

「毎年、手芸部が技発揮しすぎるので有名なんですよ。」
「技?」
「まぁ、当日になるまで今年の傾向が分からないので、なんとも言えませんが・・・。」
「はぁ?なんだそれ。」
「ちなみに去年のテーマは、『恋する子猫ちゃん』です。」
「子猫?」

猫耳つけて、猫尻尾の付いた衣装。
これがまた際どい衣装だったらしく、走れないと話して競争放棄する生徒が多く出たらしい。
このテーマは男子生徒にも共通。
悪乗りした男子生徒は、フルコスチュームで、にゃーにゃーいいながら走り抜けたらしい。

「今年のテーマって?」
「ワカリマセン。」

残念なことに・・・。そう呟くのだめは大きなため息をつく。
いつから始まったのかは知らないが、これが一番盛り上がる・・・。
そう話していた生徒の話を思い出す。

そりゃそうだろうさ。
コスプレする女子生徒の競争なんて、男子生徒からしてみれば夢のような光景だろう。

「今からやめることはできるのか?」
「無理に決まってるじゃないですか!クラス全員の満場一致の選出デスよ!」
「・・・だよなぁ・・・。」
「今年は過激じゃないことを祈るだけです・・・。」

去年のテーマはさすがにやり過ぎだと生徒会からの警告を受けているらしい。
だから大丈夫・・・なのか?
先生も祈ってくださいと笑うのだめは半分もう諦めているらしい。

「じゃ、これ持って教室戻りますね。」
「ああ、・・・ちょっと待て。」
「ん?ナンデスカ?」
「唇、血出てるぞ。」
「えっ、ぎゃっ、ホントだ。」

むー、血の味がシマス。というのだめ。

「お前、リップとか持ってないの?」
「薬用でなければ持ってますけど。」
「なら、俺の貸してやる。」

たしか、机の引き出しに入れておいたのがあるはずだと、引き出しを探ると目的のものを取り出す。
すでに、プリントを手に持ったままののだめ。

「ありがとうございます。えっと・・・間接キス?」
「バッ、違う!新品だ!」
「むぅ、なぁんだ・・・。」
「ったく。ほらっ塗ってやるから口閉じろ。」
「ぎゃっ、イイですイイです!!自分でします!」

首を左右に振りつつ、拒否するのだめの顎を捕らえる。
いいからと、一歩後ろに引きつつあるのだめを留まらせ、唇にリップクリームを塗ってやる。

「・・・あ、ありがとうございます。真一・・・くん?」

それ、素でやっているならお前はどんな悪魔だ・・・。

「ばか、それ反則。」
「えっ・・・」

引き寄せられるかのように、のだめの唇に自分のを重ねていた。












うふふ、ぐふふ・・・。
クスクス笑いながら、書いているのんのんは変態さんですねぇ~。きっと。
こんな母でごめんよ、ボン・・・。

楽しんでいただけていると嬉しいです。
コメントお待ちしております!

ご訪問いただきアリガトウゴザイマシタ!
引き続きお付き合いお願いします!!!
 

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