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大変お待たせしてしまい申し訳ありません。
ねぇ・・・本当にムラッ気の塊ののんのんで申し訳ありません。
どうにも、パソコンに向かおうと電源ONはするものの、
力尽きて、コタツで就寝・・・っていう毎日を過ごしてまして、
本当にお待ち頂いているのに!と思いながらも、眠気に負け続けた1週間でしたorz
こないだ、人事発表がありました・・・。
来年から、大変です!!
しかも、私だけ異動!!(隣の課に異動しただけなので、実際席とかは変わらないんですけどねぇ・・・)
そんでもって、少々問題のある上司の下になってしまいました・・・。
人事発表のあった日、それを知った瞬間、思考能力が全面ストップ&拒否状態になりまして、
もういいやと全て仕事は放ってきてしまったので、明日の休み明けが今から恐いのんのんです・・・。
さてさて、久しぶりにご主人様シリーズ更新です。
どうもpoco a pocoシリーズの方が、今サクサク乗ってまして、
ご主人様シリーズは放っておきがちですが、今日投下しますね。
で、あとpoco a pocoシリーズも投下しますvv
お楽しみいただけると嬉しいです(^。^)
では、続きからドウゾvv
28.
体育祭1週間前に入る頃から、校内は騒々しさを増していく。
その中でも、一際ピリピリモード&シークレットオーラを全開にしているのは、
問題の手芸部・・・。
今年はさてさて、何をやるつもりなのか・・・。
それとなく探りを入れてみたものの、『教えられない!』と言われ、
逆に楽しみにしててねとウィンクを返された。
のだめはただ、『お手柔らかにお願いシマス。』と再度返すだけしかできなかった。
*
そして、体育祭当日-----。
「おはようございます。」
「おはよう、のだめ。」
リビングへ降りていくと、のだめだけが居た。
他の人たちはと聞くと、もう出かけていた。
千代さんは、忘れ物をしたおじさんへ届け物をするため出かけたらしい。
ということは、今この家にいるのは俺とのだめだけ。
「今日は、体育祭だな?」
「ハイ・・・。憂鬱でしょうがないです。」
「ああ、仮装か・・・。」
「前例に無いほどの、ピリピリモードなんですよ。手芸部が。」
それは、ものすごく嫌な予感がする。
どんな仮装をさせる気なのか・・・。
「去年は、猫耳だっけ?」
「はい、断固拒否して参加しなかった人もいるので、今年もあまりに酷ければ、参加拒否しますよ。」
「・・・出来そうなのか?」
「非常に望みは薄いですけど・・・。」
苦笑いしながら、自分のカップと俺のカップに紅茶を注いでいく。
今日は、俺ものだめもいつもより早めに登校することになっている。
いつもであれば、制服を着て登校することになっているが、今日はジャージでの登校可日である。
「ん、食べ終わったか?」
「はい、着替えてきますね。」
「ああ、着替えたら部屋に来てくれ。」
「・・・ハイ。」
少し顔を赤くしたまま部屋を出て行ったのだめ。
そう、初心な態度を見せられると、俺の中の理性っていう糸が張り詰める。
だから、これ以上俺を煽ってどうする・・・。
部屋へ戻り、俺も出かける準備をする。
生徒はジャージOKなのに、教師はNGってなんなんだ・・・。
いつも通り、スーツに袖を通す。
荷物の中に、今日着替えるジャージも用意していた。
準備したものが全て整っているのを確認した頃、控えめなノック音が響いた。
「真一様?・・・あれっ、今日もスーツデスか?」
「ああ、教師はNGなんだと。」
「ウキャ?めんどくさいですね?」
「ああ、まぁな。」
「ん~~?でも、去年は先生たちもジャージだったような気がするんですけど・・・。」
っていうことは、今年からなのか?
どちらにせよ、面倒であるのは変わりないけど。
「ということだ。今日もよろしくな。」
「ウ・・・了解デス・・・。」
だから、いつまでそんなカチコチに固まるつもりなんだろうか。
初めてネクタイを選んでもらった日から、毎日のだめに選んでもらっている。
その話題を振るたびに、固まるのだめ。
そして、これでもかっていうほどの赤面させた顔。
「ギャボ・・・、なら今日はコレで。」
「ん、OK。」
それを持って、近寄ってきたのだめ。
そして、教えたとおりに結んでいく。
「ん、できました。」
「今日はジャージなんだろ?」
「そですよ。」
「上着はどうするんだ?」
「いつもどおりですけど・・・。」
ジャージに、コートって・・・少しおかしくないか?
「・・・ちょっと待って。」
「うきゃぁ?」
のだめの両肩に手をぽんと弾ませたあと、クローゼットを覗く。
目的の物を手にしてのだめの目の前に指し出した。
「これって、ウィンドブレーカー?」
「ああ、俺が高校の時使ってた物だから、少し大きいぐらいだろ?」
羽織って見ろと渡すと、おずおずと袖を通していくのだめ。
少しダボつくか・・・。
「少し、大きいですね。」
「けど、コートよりはマシだろ?」
「フフ、アリガトです。」
少し長い袖の端を手で持ち、口元に寄せる。
そうした後、あっと声を出した。
「どうした?」
「・・・何か、真一くんの匂いがシマス。」
くんくんと匂いを嗅ぎ、嬉しそうな顔をするのだめ。
奇声の次は、匂いフェチか?
クフクフ笑いながら匂いをかぐのだめ。
もう少ししたら、出かけなければならないのに・・・。
「のだめ・・・。」
「う?・・・うきゃ!」
これだけにするから・・・。
理性の糸を張り詰める。
のだめを抱きしめると、それに答えるように俺の背中に手が回るのが分かった。
のだめ・・・と再び呼ぶと、上目遣いに顔を上げる。
「・・・御褒美忘れてた・・・。」
「近頃思うんですけど・・・、これって誰に対するゴホウビ?」
「・・・誰にだと思う?」
「・・・真一くん?」
「さぁ?どうだろうな?」
もうっ、カズオ!なんていうのだめの唇を自分ので塞いでいった。
さ、嵐の前の静けさっていう感じの投下ですね。
仮装競技はどうなることやら・・・。
のんのんもワカリマセン!(オイッ!!)
だって・・・現在難産中なので、少々お待ち下さい。
次回は、例の彼(彼女?)が登場してくる予定です。
お楽しみに!!
さてさて、本日はもう一つのシリーズの方の投下もしていきますよ~。
では、ノチホドvv
ご訪問ありがとうございました!