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はぅ~~~、ついに30の大台突破です。
いつの間に・・・。
ついに仮装の発表ですよん♪
お楽しみ下さいませませ~vv
では、続きからドウゾvv
30.
黒いエナメル質の靴がキラリと光る。
白いニーハイソックスをはいた両足。
そのニーハイを留めるために少しだけ見える白い刺繍の入ったガーターベルト。
白く、幾重にも重ねられたペチコートの上には、ミニ丈の黒ワンピース。
前掛け丈の白いエプロンには、たっぷりのフリルがあしらわれる。
半そでの裾には、胸元のレースと同じようにレースが重ねられる。
そのレースの奥にこれまた少しだけ見える胸元。
首には、金の鈴のついたチョーカー。
そして、その頭には胸元と同じようなレースが付いたカチューシャと共に・・・
「「「「「「「おぉぉぉぉぉぉ~~~~~」」」」」」」
召集場所へと向かうため、校庭へと足を踏み入れた団体に向かって、歓声が沸きあがった。
正に、メイドの服を着た女子生徒と、アスコットタイに白手袋を着けた執事へと扮した男子生徒。
その両者ともに標準装備されていたのは、
「「「「「「猫耳萌え~~~!!」」」」」」
そう、猫耳装着・・・。
穴があったら、ハイリタイデス・・・。はぅ・・・。
「かわいい~~。」
「こっち向いて~!」
「執事も萌えだねぇ~!」
「猫耳可愛い~!!」
騒然とする校庭。
召集場所へと向かうため前へ進もうとするものの、人の波がすごく全然進めない。
着替えたのだめたちに、生徒が枚挙すると予想していたのだろうか、
女子生徒たちの周りを女子バレー部の人たちが囲いつつ守り、女子バスケ部の人たちが人垣を掻き分け道を作っていく。
『静粛にお願いします~!あっ、携帯での撮影は止めて下さい~!!』
ぎゃっ、止めて~~~~、恥ずかしすぎる~~~~。
写真なんて残さないで下さい!
『席に戻ってください~!・・・あっ、先生・・・。』
『おい!お前ら!さっさと席に戻れ!!静かにできないなら、単位やらねぇぞ!!』
ええ~~~~という声を出しながら、その一言が効いたのかパラパラと自分の席へと戻っていく生徒たち。
そう放送した本部のテント内をふと眺めてみると、
放送口に立ち、先ほどの一言を言ったのは峰先生。
けど、なんか峰先生、怯えてませんか?
あっ、千秋先生だ・・・。
なんか怒ってる?
峰先生の隣には、真澄ちゃん先生だ・・・。
彼女(?)も、謝ってるし・・・。
生徒の波が引いた中を、半分吹っ切れた男子生徒はずんずん進んで行き、
女子生徒たちの輪の中にまぎれたのだめは、足早に召集場所へと向かった。
* * * *
『仮装競技もとい、『ご主人様と一緒!!』の説明をします!』
『スタート地点から各種トラップをクリアしてください。』
『半周先に、担任教師がスタンバイしています。』
『そこから、先生と一緒に競技を行ってください。』
『ゴール順に、1位15点、2位10点、3位5点がクラス得点として加点されます。』
『では、皆さん頑張って下さい!!』
こんな格好で走れるわけないじゃないですか!
いつも着ているメイド服よりも丈は短いし!!
しかも、そのネーミングはなんですか・・・。
スタート地点へと立ったのだめは、ヒシヒシと視線を感じる。
学年別対抗で、3年生のクラス数は4つ。
参加する生徒は、男子2:女子2。
集中する視線に、ホント逃げたい気分でいっぱい。
しかも、半周先の千秋先生・・・。
何か、怒ってますよね?
睨まれてるし・・・。
「ほらっ、フライングなしだぞ~。」
そう言いつつ、校庭内に入ってきた峰先生。
スターターは、どうやら先生が勤めるようで、その手にはピストルが握られていた。
『3年生対抗レースです!では、頑張って下さい!!』
「じゃ、行くぞ~~!よ~~~~い・・・」
パンッという音と共にレースはスタートした。
さ、猫耳メイドなのだめさんの登場です。
どうやら、いつものメイド服よりも際どい感じみたいです。
千秋さんはどう動くのか・・・?!!!
のんのんもわかりません(オイッ)
ではでは、このシリーズはまた暫く更新をお待ち下さい。
目下制作中なので・・・。
では、ノチホド poco a pocoシリーズでお会いしましょうvv