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残業2連チャンをこなしたのんのんです。
いや~、終わらなかった♪
終わらないッたら、終わらない~・・・
はぁぁぁぁぁぁぁ~・・・
なんとか、PC前に座れたので、更新デス・・。
何か視点がコロコロ変わりすぎて、
読み辛さ満点ですが、平気ですか?
ではでは、続きからドウゾvv
8.con moto(2) (動きをつけて・・・)
授業も終わり、俺は再び図書室へと訪れる。
日に何度も居るせいか、司書のおばさんにはすっかり顔を覚えられている。
室内に踏み入れると共に、返却口へ赴き本を預ける。
そして、今日借りて帰る分の物色を始める。
「あ~~!居た居た~!フランツ!」
「馬鹿っ!ここ図書室だろ!」
トーンを抑えたように話す俺と、話しかけてきたメリーは司書や他の生徒たちにギロリという形で睨まれる。
俺はぺこりとただ頭を下げ、目当ての本を手にして席に着き、表紙を開く。
メリーは迷うことなく、俺の目の前の席へ座っていた。
「今朝の~、やっぱり教えてほしくてぇ~。ダメ?」
「だから、言ったろ?俺よりマイクの方が」
「だから、メリーはフランツに教わりたいの~。」
机上に腕を置き、その上に自分の上半身を乗せる。
その形は、正に自分の胸を強調させるような・・・。
しかも、胸元はVネックとなっており、胸の谷間をこれでもかと覗かせる。
本当に昔の俺なら、食いついてただろうな・・・。
その光景を見ても、今は目的があるからだろうか、全くそそられない。
第一に、メリーのような、誰でもいいという女性は本当は好みではないというのも理由としてあるが。
「俺、忙しいから。」
「え~、ちょっとで良いから~。ダメ?」
「ごめん、他当たって。」
そういったものの、席を立とうとはしないメリーに、ため息だけが出る。
ここの所、1ヶ月近くこのやり取りしている気がするのだが・・・。
「あれ?フランツ。」
「ミーナ。レッスン終わったのか?」
ええ、今終わって、本を返却しにきたのと、本2冊を掲げる。
「フランツは、勉強?」
「ああ、そんなところ。」
自分とは話をしないくせに、どうしてと怪訝な顔をするメリー。
「ちょうどキリが良いから、俺帰るけど。ミーナは?」
「私も帰るわ。」
「じゃぁ、一緒に帰ろう。」
その様子を見るメリーに、ミーナは気づいた。
「彼女はいいの?」
「ああ。じゃ、俺帰るから。また明日。」
「ちょっ、フランツ!」
この馬鹿・・・また大きな声出してるし・・・。
俺は、カウンターへ本を返却しにいくミーナに着いていくため席を立つ。
そして、図書室を後にした。
その姿を手を握り締め、無言で肩を震わせながら見送るメリーの姿があった。
* * * *
俺が室内に入るとともに、ざわつく。
もうすでにオケメンバーは揃っているようだ。
コンサートマスターの席に座るのは、男性。
そいつが立ち上がり、静粛にするように声を張り上げた。
「初めまして、コンマス勤めてます青池です。」
「こちらこそ、よろしく。」
「光栄です。この大学を有名人な先輩と共演できて。」
「・・・その有名って?」
「シュトレーゼマンとのラフマニノフ素晴らしかったです!」
「ああ、そっちか・・・。」
「え?」
いや、コッチの話。といいながら、ほっと息を吐く。
「やほー。千秋先輩お連れしました~。」
「みづき!遅刻だろお前!」
「ぎゃっ、裕也ごめん!」
肩をすくめる彼女は、この部屋へ俺を連れてきてくれた人。
「君も・・・出るの?」
「あ、挨拶まだでしたね!折原みづきと言います!よろしくお願いします。」
「ああ、こちらこそ。って、君ピアノだよね?」
まぁ、演奏の中にピアノやチェレストの入る楽曲もあるから、別段ビックリすることではないけど。
「はい、ピアノですよ~。」
「あ、そうか。楽曲まだお知らせしてなかったんですよね?」
青池は、気がついたように俺に話した。
「今回は、ピアノ協奏曲を演ることになったんです。」
じゃんじゃん、オリキャラ登場中です。
さっ、収集着けられるのか・・・・
ガンバリマス・・・。
本日はもう1作投下しちゃいましょうかね?
そだ、
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では、ノチホドvv