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申し訳ありません!!!!!!!!!!!!!!
もう、もう、更新してないのに、拍手カウントはポチポチまわるし、
カウンターも動くし、コメントも5件溜めるし・・・
本当に申し訳ありませぬ・・・、皆様が神様に見える・・・はぅぁ。
で、本日は久しぶりにご主人様シリーズ更新です。
このシリーズも何作かと、poco a pocoシリーズも何点か更新しますよん。
久しぶりに楽しんでいただけると嬉しいです。
明日は、家族とじぃじ・ばぁばとでお花見に行ってまいります!!
桜咲いてるかなぁ~?
ここらでは、他の桜より遅めの公園に行くので。
では、続きからドウゾvv
29.
パンッ、パン!という花火の音と共に、体育祭は開催された。
順調に競技は進んでいく。
で、問題の仮装競技は、午後の部一番最初の競技だ。
『召集します!午後の部、仮装競技に参加の生徒の方は、家庭科室へお集まり下さい!繰り返し・・・』
そう放送される。
昼食は生徒も皆、教室内で取るようになっている。
教師陣も、職員室で食事を済ます為、室内へ戻ってきていた。
『並びに召集します!クラス担任の先生の方も、同様に家庭科室へお集まり下さい。以上で放送終了します!』
クラス担任も?
ってことは俺もか・・・。
昼食もとり終わっているし、行くかと腰を上げた。
すると、職員室の入り口近くで峰が声を上げた。
「えっと、手芸部からの伝言!クラス担任の教師は、スーツに着替えてから家庭科室来て欲しいらしい。」
「・・・なんだそれ?」
「おっ、千秋!なんかしらねぇけど、そう伝言してくれって捕まってさ。」
今年は、一体何をさせるつもりなんだ・・・手芸部・・・。
顧問の教師は確か、奥山って教師だったはずだけど・・・。
「ま、真澄ちゃんの言うとおりにしないと後が恐いからな。」
「真澄ちゃん?」
「ああ、手芸部の顧問だよ。」
確か、男性じゃなかったか?
で、なぜ真澄ちゃん・・・?
「ホラッ!遅刻しないように早く行けよ。他の先生たちはもう着替えに行ってるぞ。」
「あ、ああ。」
俺は峰に急かされて、職員室を後にし、数学準備室に寄り、スーツに着替えた。
そして、家庭科室へと足を向けた。
*
マキちゃんとレイナちゃんとお昼ご飯を食べている途中で、放送によって呼び出された。
遂にです・・・ね・・・。
しかも、担任まで?
なら、真一くんもでしょうか・・・?
一体何させる気なんでしょう・・・。
『いってらっしゃ~い』と2人に見送られて家庭科室へと到着した。
「失礼しま~す・・・。」
「あっ、のだめちゃん!コッチコッチ!!」
「うきゅっ?」
室内への扉をそろそろ開けつつ中を覗くと、同じクラスの手芸部の子に手招きをされた。
「ちょっとここで待ってて。」
「わ、わかりました。」
室内は、他のクラスの競技へ参加する生徒がもういるのだろうか、ごった返す。
着替えのために用意されたカーテンの中へ、手芸部と思われる生徒が出たり入ったりを繰り返す。
カーテンの中は覗くことが出来ず、今日の衣装は全く見えなかった。
「野田。」
「あれっ、千秋先生。」
手持ち無沙汰に室内をキョロキョロ眺めていると、後ろから、千秋先生に声をかけられた。
「・・・スーツ?」
「ああ、これか。指定らしいんだ。」
「ぎゃぼ?指定?」
本当・・・千秋先生にまで何をやらせる気・・・。
* * *
室内に着くと、周りを眺めつつちょこんと座るのだめを見つけた。
声を掛けると、やっぱり気づくよな・・・。
午前中、数学準備室へ到着してから持参したジャージに着替える。
その姿でホームルームに参加しているのだから。
ぞくぞくと生徒たちは着替えの為に、カーテンの中へ消えていく。
担任教師たちは、峰に言われた通り、スーツなどに袖を通し、この家庭科室へと集まってきていた。
のだめも暫くすると手芸部の部員に呼ばれて着替えへとカーテンの中へ消えていった。
「ねぇ~!真澄ちゃん!」
「な~に~?どうしたの~?」
準備室辺りからだろうか・・・。
この部屋へ入ってきた人物へと皆が『真澄ちゃん』と声をかける。
これが、奥山先生か・・・。
しかし、あのアフロな頭はなんなんだ・・・。
「担任の先生たちそろったみたいだから、説明任せていい?」
「ええ、かまわないわよ~。・・・・って!千秋様!!!!」
「はっ?」
俺に気づいた奥山先生は、大声を張る。
っていうか、様ってなんだ・・・?
「ち~あ~き~さ~ま~~~~!」
「ぎゃっ!」
「ああん、酷い避けるなんて・・・。」
叫びつつ俺に抱き付こうとするから、純粋に逃げただけだ。
なんなんだコイツ・・・。
「ふざけんな!なんだお前!!」
「いやん、真澄って呼んで!!」
オネエ言葉に、なんだそのナヨナヨした動きは・・・。
「ほれっ、真澄ちゃん。説明するんだろ?」
「あれ龍ちゃん?あなたココに用ないでしょう?」
「きっと、大変なことになりそうだから来たんだよ!やっぱり予想通りじゃねぇか!」
「あらっ、いやだわ~。私ったら!ついつい興奮しちゃって。」
ごめんなさいねぇ~と俺に声を掛ける奥山先生。
「あの奥山先生。」
「いやん、だから真澄って呼んで。」
「・・・ここに呼ばれた理由を説明しろ!」
「あ、キレたな。」
「ああん、怒った姿もステキ・・・。」
一向に話は進まず、俺の顔がどんどん引きつりつつあるのを気づいたのだろうか、峰が急かし説明が始まった。
「・・・なんだ、それ。」
「よろしくお願いしますわね。皆様。」
説明を聞いて、ただ俺は、・・・頭が痛くなった。
『プログラムナンバー12番!仮装競技に参加する生徒の皆さんは、召集1番へ集合してください!繰り返します・・・』
校庭から、召集するアナウンスが響いていた。
さ、いつまで引っ張るつもりの体育祭編・・・。
どうなるか、皆さんもお祈り下さい。
見切り発車症候群発症中ののんのんです。
今日はもう何作か更新ですよん。
ではノチホド・・・vv