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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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こんばんわvv

ささっ、更新ですよぅ~。

実は、先日「のだめサーチ」への登録をさせて頂きました。
管理人のかみみや様、ありがとうございました。
ので、皆様今後もご贔屓にしていただけると嬉しいなぁ・・・なんてvv

ケイタイからお越しの方は、サーチへの扉をこちらへのこしておきます。
是非お尋ね下さい。

のんのんもよくここのサーチに登録されているお宅へお邪魔させていただいてます・・・。
(コメント残したり、残さなかったりですが・・・。)

【のだめサーチ】

注意しなくても分かると思いますが、荒らし・冷やかしなどは絶対ないようにお願いします!
(言わずともわかるとおもいますが・・・)


4月に入れば、仕事は落ち着くんでしょうか・・・。
月曜日は確実に残業です。
それでも、終わるかどうか分からないし・・・。
4月からは、新体制になって、今から不安いっぱいだし・・・。

ま、考えてもショウガナイ!なるようになるさ~♪でガンバリマス。

別れの3月を過ぎ、出会い・新生活の4月となりますねぇ。
皆様も色々あるかと思いますが、お互いガンバリマショウ!
のんのんは、この更新活動もちゃんとガンバリマス・・・きっと・・・。

ではでは、更新ですよ~。

続きからドウゾvv

10.risoluto (決然と・・・)

日本国内にあって、多くのコンクールに参加し、連勝を記録していく。
その結果のように、留学することの確約を得た。
留学する先は、ずっと行きたいと思っていた音楽院。
日本国内だけで、勉強や演奏を続けていくのには、まだまだ時期が早すぎるのか、
近頃、この国の中にいるだけで、自分の心が閉塞感でいっぱいだった。
だからこそ、留学するときは嬉しさで涙が出そうになった。

新しい環境で、新しい物を見て、聞いて、触って、感じることが出来る。
自分が持ちえる全ての感覚をそこに投じようと心に決める。

留学前に、日本国内にてプロデビューを果たしていた私は、何度かオケとの共演やリサイタルもしている。
そして、留学先でも先生の薦めを受け、オケとの共演を果たす。
その演奏後、興奮するように楽屋へ訪れたフランツ。
そして、マリアにその後ろに知らない男性が楽屋へ入ってきた。

「ミーナ!素晴らしかった!!」
「ありがとう、フランツ。」
「本当にすごかったわぁ~。」
「マリアもありがとう。えっと、そちらの方は?」
「初めまして、ウィリアムです。フランツと友達、マリアは僕の最愛の人なんだ。」
「また!そんなこと言って!馬鹿ウィル!!」
「あれれ、また僕は振られた?」
「毎回のことだろ・・・。」
「クスクス・・・、なんか面白いわねぇ、あなた達。」
「俺はいい加減にしてほしいよ。」

いつもどおり(らしい?)のコントを始めるマリアとウィル。
その様を面倒臭そうに見るフランツ。
笑いを堪える私。

「来てくれてアリガトウね。」
「俺、絶対、指揮者になる!」
「ふ、フランツ?」
「だから、絶対今日の曲、一緒にやろうミーナ!」

目を輝かせて言うフランツ。
そんなに感動してくれたのかと嬉しい気持ちでいっぱいになる。

「ええ、楽しみにしてるわ。」
「うん、じゃ、俺帰る!」
「え、フランツ?」
「ちょっとフランツ?」

じゃぁ!と言って楽屋を走るように出て行くフランツ。
その後ろを追いかけるように『じゃ、じゃあね。ミーナ、学校で』と言いながら走り出て行くマリアとウィル。
慌しい三人の姿をまた笑いを堪えながら私は見送った。


* * * *


「で、何演奏するんだ?」
「えっと、これです。」

コンマスの青池に渡されたのは総譜。
その題名を見て、びっくりする。

「ラフマニノフのピアノコンチェルト3番!?」
「はい!千秋先輩は、2番でしたので」
「無謀だ!止めとけ。」
「そ、そんな!!」

指揮台に総譜を乱暴に置きながら、発言する。
無謀すぎる。
俺ですら、大変だったんだ。
それにも関わらず、この学生オケを俺が指揮をしてコンチェルトなんて出来るか!

「そうは、言っても、もう2ヶ月近く練習してきてるんですよ!僕たち!!」
「今から考え直せ。」
「・・・そんな~・・・。」
「千秋先輩!」

俺と青池の間を割るように身体を差し入れてきたのは折原だった。

「なら、私たちの演奏聴いて見て考えて下さい!」
「演奏を?」
「はいっ。皆、こないだの新歓の曲まだできるでしょ?」

話し始めたのは、折原だった。
その声に応えるようコンマス筆頭に、もちろん!と声をそろえたメンバーたち。
もしかしたら、このまま指揮者に降りられてしまうかもしれないのだから、必死だ。

「指揮科の人誰か呼んでこい!」
「・・・必要ない。俺が振ってやる。」
「千秋先輩が?」

ざわつく室内。
俺は、青池からこれからやる演奏の総譜を受け取る。

「ベートーヴェン交響曲第3番、英雄か・・。」
「平気ですか?」
「ああ、振ったことある。」

それを確認したコンマスが席に着くとともに、室内はまだまだざわつきながらも、メンバー全員が定位置に着く。

俺は、全員が席に着くのを確認すると、指揮棒を持つ。

「リズムはこのぐらいで。指示関係については、こないだ新歓でやったとおりで構わないから。」
「はい!」

指揮棒を振り上げるとともに演奏は始まった。









ピアコン大成功のミーナに、一生捉われたフランツ。

そして、現代では、真一くんどうやらコンチェルトをやる模様。

のだめちゃんはどう感じますかね・・・?

本日は、もういっちょ投下予定~。

では、ノチホドvv

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