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sakura様ご所望品となります。
ご本人様はもちろん、他の皆様も楽しんでいただけますとうれしいです。
では、続きからドウゾvv
Wlecome Home 2
「お~い、コッチだ~!」
「のだめ~!」
ここは羽田空港。
俺と真澄ちゃんは目的の人の片割を見つけて叫んでいた。
俺らの声に気づいたのだめはコッチに向かって手を振っている。
その横には、
「ヒィ~、千秋様が~!」
「ありゃ、千秋がのだめに引っ付いてやがる。」
俺達を見つけたのだめは、隣にいる千秋にコソコソ話しているらしい。
どうみても、あれって引っ付いてるよな?
のだめの腕に自分の腕を絡めて、ガタガタ震えてる?
その姿をみた真澄ちゃんは俺の横で、卒倒しそうになってるし…。
「お待たせしました~!」
「早く離れなさいよ~!のだめ!」
「ムン、離れてくれないんですよ!」
腕を絡ませたまま、入国審査を終えた二人が出てきていた。
早速、それを引き剥がそうと試みる真澄ちゃん。
千秋は顔色が蒼ざめているように見えた。
「千秋調子悪いのか?」
「…いや、大丈夫。のだめもうイイから。」
そう言って、腕を外した。
のだめは、はぅ~まだ別にいいのに~なんて言いながら、千秋の腕に自分の腕も絡める。
それをキィ~とか言って真澄ちゃんが止めようとしてるし…。
しかし、千秋は、さも当たり前かのように、のだめの腕を解こうとはしない。
「とりあえず、ココだと目立つから移動しよう。」
「そうだな!ほらのだめ!真澄ちゃん行くぞ~!」
いちおう、ちょっとニュースにも取り上げられるようになっていた千秋。
伊達にシュトレーゼマンの弟子やってないから、ちょっとした有名人になるのか?
いつばれるか分からないから、俺達はコソコソと到着ロビーをあとにした。
駐車場に停めておいた車に乗り込む。
運転席には俺。助手席に千秋が乗るかと思ったら、
「ほら、のだめ奥行け。」
「はいはい。峰君よろしくお願いシマス。」
後部座席に二人で乗り込んだ。
当たり前のように座る千秋と、運転手の俺に声をかけるのだめ。
結局、助手席には真澄ちゃんが乗り込む。
「お前ら、どのぐらいコッチに居られるんだ?」
「エト…。先輩どのぐらいでしたっけ?」
「5日間。」
走り始めた車の中。
まだ体調が優れないのか、言葉少ない千秋。
「そでした!2日間は、のだめと先輩、大川にも帰るので東京には3日間です。」
「大川って?のだめの実家?」
「ハイ~!ヨーコが帰って来いって。」
ヨーコって、…のだめの母親か。
千秋も一緒に?
「千秋も呼ばれたのか?」
「…ああ、いつも俺にも色々送ってくれてるから。」
のだめ曰く、千秋に服を作って送ってくれているらしい。
随分気に入られてるんだな。のだめの母親に。
それのお礼も兼ねて一緒に行くらしい。
「じゃぁ、コッチにいる間は?どこ泊まるんだ?」
「俺の母さんの実家。」
「のだめは?」
「モチロンのだめは先輩と一緒ですよ。」
そう言ったのだめ。俺も前から気づいてたんだけど、なんとなく聞けないんだよな。
「ちょっとのだめ!いつまでひっついてるのよ!」
「ム~!妻の特権です!」
「妻じゃねぇし…。」
あきれる千秋をよそに、口喧嘩を続ける真澄ちゃんとのだめ。
隣へ当たり前に座った千秋の腕には、これまた当たり前かのようにのだめが腕を絡ませていた。
まただ・・・
昔なら引き剥がしてたくせにに・・・。
千秋は、のだめが絡みつくのを許してる・・・。
「のだめ、まだそれを言うなら、彼女の特権だろ?」
「ソデスネ!真一くん!彼女なら問題なしデスか?」
「…いいんじゃない?」
ついに認めたな!親友!
やっぱり、千秋とのだめは付き合うことになってたんだよ!
得意気な俺の隣で、真澄ちゃんは今度こそ卒倒し、口から白い泡を吹き出していた。
さ、今回の被害者は、
峰くん&真澄ちゃんです。
どちらかというと真澄ちゃんのシフトが大きいでしょうか?
まぁ、好きな人が目の前で、恋人といちゃいちゃしたら邪魔したくなるっていう乙女心ですよね?
でも、なんだかんだいって2人の事を認めている真澄ちゃんが好きですvv
彼女(?)にも幸せになってもらいたいなぁ~。
さ、これはあくまで第1弾!
このWelcome Homeは、甘甘カップルに、周りが当てられるシリーズということで薦めていきますよ。
甘甘書けるのかな?
少々不安は部分はありますが、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いします。