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っていうか寝てないのんのんですが。
さてさて、いままでの罪滅ぼしもかねて、
まとめてUP第1弾!!
どこまでUPするか決めてませんが・・・・。
では、続きからドウゾvv
Welcome Home 5
「おう、着いたぞ!」
そういって、先頭行く峰が声を張り上げた。
そして、現在到着したところは、集合場所から少し離れた路上。
ぐるりと見回したところ、それらしい店も、建物もない。
「?どういうことデスか?」
「さぁ・・?」
顔を見合わせた俺とのだめ。
その他のメンバーは、知っているのか別段驚く様子もない。
「おい、峰!どういうことだよ?」
「まぁまぁ、いいから落ち着けって☆」
峰につっかかるように話始めた頃、
「・・・・ち~あ~き~~~さ~ま~~~~~!」
「?あぁ?」
「お、来た来た!」
「ありゃ、真澄ちゃんデス。」
大型バスの窓ガラスを開けて、上半身を出して手を振る真澄がいた。
「お待たせしました~。」
「おうっ!真澄ちゃんご苦労!」
「・・・なんでバスナンデスカ?」
降りてきた真澄ちゃんは、バスガイドよろしくなドピンクのパンツスーツを着て、手には「R☆S観光」なんて書かれた旗を持っている。
「さっ、千秋様。ご乗車下さい♪」
「・・・ちょっと待て。」
「何ですの?」
「峰、・・・どこに行くつもりだ。」
背後ドロドロと黒くさせた真一くんが峰くんに詰め寄った。
「いいからいいから、とりあえず乗れって!」
「どこに行くか聞いてからだ!」
「行けばわかるってば!」
いいから、どこへ行くか話せ!と詰め寄ることを止めない真一くん。
「あ~~~!しょうがない!A班!活動開始!!」
「A班?」
彼らの行動は早かった。
問い詰める真一くんの身体を羽交い絞めにする。
暴れる真一くんを、4人がかりでバスに乗り込んだ。
「ほらっ、のだめも乗れ。」
「本当にどこに行くんデス?」
「イイトコだよ。峰プロデュースだ。安心しろ。」
一番安心できないような気が・・・。
まぁ、真一くんも乗ってしまったことだし、ここでのだめも暴れたら、さっきみたいに押さえつけられてしまう予感がした。
素直にバスに乗り込むことにした。
「全員乗ったかしら~?」
「おう!OKだ!運転手さんよろしくお願いします!」
運転手だけは、バス会社の人間なのだろう。
はいと返事をすると、バスはゆっくりと動き出した。
前方の席に押し込まれるように座らされた。
俺の隣にはのだめが座り、通路を挟んだ反対側に、峰と清良が座る。
目の前には、バスガイド気取りの真澄が立っていた。
「では、本日は、R☆S観光をご利用いただきありがとうございます。」
マイクを手に話す真澄に、ヤンヤと声があがる。
「バスは、これからある場所へ向かって出発いたします。
途中高速道路上では、必ずシートベルトをお締めいただけますようよろしくお願いしますわ。」
「高速!?おい!本当にどこに行くんだよ!」
「着いたらわかるらしいデスよ。もう、乗っちゃったし諦めましょうよ。」
「はぁ~・・・、やっぱりこいつらの話に乗るんじゃなかった。」
「まぁまぁ。この際楽しんじゃわないと損デスよ。」
太ももに置かれた俺の手の上に、のだめの手が重なる。
ね?楽しみましょう?と顔を傾けながらこちらを見るのだめに、しょうがないと苦笑を見せる。
のだめもショウガナイですよね?という感じに微笑んだ。
「ナチュラルにラブラブ中のお二人さん。それぐらいにしてくれや。
真澄ちゃんが仕事できない。」
「「えっ?」」
「ち~あ~き~さまぁ~~!このっひょっとこ娘!千秋様から離れなさいよ!」
「ヤデス~!さっさと仕事して下さいよ!バスガイド真澄ちゃん!」
「き~~~!あとで覚えてらっしゃい!」
その後バスの中は、バス旅行といえばカラオケだろうということで、
カラオケ大会が開始する。
一際騒がしくなったバスの中。
音楽に合わせて身体を揺するのだめ。
俺は、そののだめの手を軽く握った。
第1弾投下~!
引き続き第2弾お楽しみ下さい♪