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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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はい、更新します。

唐突ですが、日本へ編です。

とりあえず、ここまでの経緯は、

お話しの中ののだめちゃんが話してくれるはずなのでお任せします!!
(→任せるも何も書いてるのわたしですが・・・)


では、続きからドウゾvv

26.帰郷


『ご搭乗のお知らせを致します。8:00出発成田着のANA***便ご搭乗のお客様。搭乗手続き開始致します。・・・』

ガヤガヤと人でごった返す空港内。
そこに、ガラガラと荷物を引き摺り歩く男と、その後ろをひょこひょこと着いて歩く女の子?
彼の手には多くの荷物があるが、彼女の手元には小さなバックのみ・・・。

「放送してますね?のだめたちが乗る飛行機の。」
「まだ、搭乗手続き開始しただけだろ?ほらっ行くぞ。」
「はぅ~、歩くの早いですよ!」
「・・あ、ゴメン・・・。大丈夫?」
「ヘイキデス。それよりか、のだめの荷物はのだめが持ちます。」
「いや、良いから。お前は歩くのに集中しろ!」
「むぅ~、大丈夫なのに、荷物の一つや二つぐらい・・・。」

そう、その歩く二人連れは、のだめと真一くんです。
ここシャルルドゴール空港は、いつものように人でごった返していた。
のだめの手には自分の小さなバックのみ。
真一くんの手っていうか身体?には、真一くんの分とのだめの分の荷物まで背負われて、引き摺られている・・・。

「そう言って、さっきコケ損ったの誰だ!」
「ギャボッ!・・・のだめです。」
「わかったら、気にせず歩くことに専念しろ!」
「ムゥ・・・カズオ炸裂ですか・・・。」
「今度コケ損ったら、抱きかかえるぞ?」

そんなことされたら、恥ずかしくて堪りません!!
絶対コケる訳には!!
ムン!歩くのに集中集中!!!

今日の真一くんといえば、何時にもましてラフな格好。
黒い色してるけど、真一くんがジーパンはいているの初めて見たかもしれません。
のだめはいつもどおりのワンピース。けど、その頭は・・・


搭乗手続きをして、手荷物以外を預けて大分楽になったみたいな真一くんの背中を見つめる。

のだめが退院してから、本当にこの一週間も大変でした。
色んな意味で・・・。きっと大変だったのは真一くんですかね?





マルレの打ち上げを抜け出してきたという真一くんに、ちゃんと報告が出来たのは入院中の一週間前。
その後も、マルレがとりあえず終わったから暇になったという真一くんが退院する日まで毎日のだめの部屋に来てくれていた。
今回のマルレはRuiとの共演。
そこで、騒がないはずないのが、「マスコミ」の方々。
真一くんが買ってきた雑誌。それを見る前に・・・、

「これ、本当じゃないからな。」
「えっ?」
「真実は、俺がちゃんとこれ見た後に話すから・・・。」

そう言って見せてくれた週刊誌・・・。
そこには、やっぱりRuiの横に真一くんがいる写真。
それにやっぱり、あの「結婚騒動」についても書かれている。

「これ、嘘だから。俺には、お前がいるし。」
「・・・真一くん・・・。ワカッテマスよ。大丈夫です。目の前の真一くんを信じます☆」

真剣にのだめに向き合ってくれる真一くんの目を見ていれば分かります。
妻だから、夫を信じます!
あと、コレも見てともう一枚渡された・・・。ネットのコピーですか?

「ごめん、ちょっと面倒なことになった。」
「何がですか?」
「・・・編集社とちょっと揉めて・・・。」
「揉めた?」
「その記事の内容で・・・。」

そう指差すのは、「結婚騒動」の記事。
これでもめるってどういう?

「昨日、この記事の記者が来たんだ。マルレの事務所に。そのときに・・・」

そう言って話始めた真一くんの話の内容にちょっとどころか大いに驚いた。

マルレの打ち上げを途中で抜けた真一くんは、とりあえず様子を伺いにマルレの事務所へ行った。
その時、たまたま「結婚騒動」記事を書いた記者が、取材と称してマルレ事務所へ来ていたらしい。

「千秋さん!今回のコンチェルト本当に素晴らしかったです。」
「どうも。」
「やっぱり、相手が相手ですからかね?」
「・・・それはどういう意味で?」
「今日発売のわが社の週刊誌にこの記事を掲載させて頂きました!」

そう言って拡げた「結婚騒動」の記事・・・。

「ココ最近、日本国内でも千秋さんとRuiさんの話題はトップニュースですよ!」
「・・・」
「昨日の演奏を聞く限り、お付き合いは順調のようですが、実際のところをお聞きしたく今回こちらへお邪魔させていただきました。」

興奮気味に話す記者。
それとは対照的に、押し黙ったままの千秋。
その場に居合わせたテオに後で聞いたが、
『黒いオーラと黒い羽根に包まれてたよ・・・コワカッタ・・・』といっていたぐらいだから、
きっと末恐ろしい表情をしていたのだろう。

「付き合いもなにも、俺とRuiさんとは何もアリマセンよ。」
「えっ?」
「Ruiさん側の事務所からもそう連絡ありませんでしたか?」
「確かにありましたが、母親が息巻いていただけなので・・・。」
「それが真実です。」

先ほどまでの興奮が嘘のように、顔を蒼ざめる記者。
黒いオーラに包まれた千秋は、末恐ろしい微笑みを称える。

「これ以上、この記事について何かお聞きになりたいことは?」
「・・・では、この表情は?」

そういって、見せられたのはあのイギリスで撮られた写真。
記憶を失ってた頃分からなかったけど、今なら・・・

「このときの会話、あなたは聞かれてましたか?」
「ところどころですが、『結婚』とか『プロポーズ』とか話されてましたので、お二人が付き合っておられるのだと判断しましたが?」
「そうですか・・・。」

この時思ったそうですよ。やっぱり俺の不注意だったって。
でものだめにとってみれば、遠く離れた所でものだめを話題にしてくれてたんだと少し嬉しかったですけど・・・。

「そもそも、この時話していたのは、Ruiさんとのことではありません。」
「では、他にお相手がいると?」
「・・・まぁ、居ますが。」
「それはどなたですか!!?」

もしや、特ダネゲットと息巻く記者。
あくまで冷静沈着の真一くん・・・だったが・・・。

「あなたには関係ありません。」
「そこを何とか!記事訂正させていただきますので!」
「いや、あなたの所の取材は今後一切受けませんので。」
「!そんな!!」
「事務所的にも、今回何のお話もなくこの記事掲載されたことに、マネジメント側が怒ってるんですよ。」

これは、本当らしい。エリゼさんが「お金にならない記事」とエリゼさんらしい怒り方をして、編集社相手に裁判起こすとか何とか叫んでいたらしいから・・・。

「それに、今回のこの雑誌明日には発売ですか?」
「はい。その予定ですが・・・」
「俺から話すことは何もありません。あとは事務所と話してください。裁判にならないことを祈ります。」

お引取りくださいと言って、記者を追い出した。
そこまでなら、怒った真一くんが記者を一喝したという感じ。
ここからが大変!

予定通り、週刊誌が発売された翌日。
速報と称して、真一くんと記者とのやり取りを一字一句修正していないという内容で記事がネットに流れた。

そもそも、裁判沙汰にはなるべくしたくなかった事務所側もこの内容には本当に怒ったらしく。
裁判に出ることに決めたらしい。
その結果、すぐにこの記事内容はネットから無くなったが、他の編集社が黙っているわけもなく・・・。

千秋真一の激怒の理由なんて題名で、新しい記事になっちゃってるし。
しかも、お相手探しまで始めている始末。

「・・・ごめん。」
「なんか、ヒドイことになってませんか?」
「なってる・・・。」

事務所側が一生懸命隠してくれているおかげか、のだめの事は書かれていないみたい・・・。

「とりあえず、ほとぼりが冷めるまで日本へ帰れってエリーゼが・・・。」
「ギャボゥ。そうですよね?パパラッチに追い掛け回されるかもしれないですし?」

その日雑誌を持ってやってきた真一くんの違和感が今になって理解した。
黒いニット帽に、サングラス。口髭を生やしたままの真一くん・・・変装ですね?

「恵。いつ退院?」
「今日の検査結果次第ですが、明日には退院できるそうですよ。」
「飛行機のことは聞いた?」
「ハイ。のだめの場合つわりもないし、この状態なら大丈夫だろうって。」
「そっか。・・・なら明日出発。」
「ギャボーーーーー!!明日!!?」





そう叫んだ次の日が、今日。
シャルルドゴール空港にいるのだめです。
昨日は、ターニャやらフランクやらを呼んで急遽帰ることになったと伝えた。
どうやら、記事を皆も見たらしい。
そして三善のアパルトマンにも取材の人たちが来ていたから、逆にのだめが帰らない方が良いのかもと言っていた。

なにわともわれ、急な帰国でバタバタしているのは真一くんだけ。
のだめが今回はお忍びで帰国しなきゃいけないので、ホテルの手配やらと色々な手続きは全て真一くんがやったみたい。

なんで急にかと聞いたら、
「情報流す時間与えたら、空港に押しかけるぞきっと。」
だそうです。

あっ、飛行機乗るのにそっか情報流すんですよね。
名前とかでバッチリばれちゃいますよね?
そしたら、一緒に行くのだめもばれるし、そもそもシークレットだっていう共演の話も無くなっちゃうかもしれません。
でも、そもそも一緒に行動してたらバレませんか?

「そう思うなら、これ着けてろ。」
「カツラ?」

そう言って渡されたのが、ブロンドのカツラ。
今日ののだめは、そんなわけでカツラ着用中。
これでもバレませんか?

「空港は、守秘義務っていうのがあるんだよ。」
「シュヒギム?」
「顧客データをほいほい流すわけ無いだろ。」
「確かに、いま個人保護だとか色々いってますけど。」
「とりあえず、空港側にはちゃんと話通してあるから、問題なく通れるから。」

さっ行くぞと、真一くんに促される。
自然とつながる手にぬくもりを感じながら、のだめと真一くんは日本へ向けて出国した。














何か無理がありますよね?
でも、よく芸能人の方々が御忍びで出国なんていうネタよく聞くので、
こんなやりかたもありかな?と考えてみました?

というわけで、出国→日本へ帰国となります。

今まではターニャ・黒木視線が主にサブキャラで多かったですが、

今後は、峰・真澄ペア視線が多くなりますかね?

わかりません(爆)

自分の書いているものなのに・・・。

コメントあればうれしいです。

では、またvv

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おかえりなさい\(^^)/
お子さま大丈夫でしょうか?新型インフルエンザでなくてよかったです。更新待ってました!怒濤の展開になりそうで楽しみです。
ネコ 2009/09/20(Sun)06:13:54 編集
Re:おかえりなさい\(^^)/
コメントありがとうございます。
ご心配お掛けしました。本当にインフルエンザでなくてホッとしております。
何か今のところ行き当たりばったり的に書いてるので怒涛になるか分かりませんが、引き続きお付き合い&お楽しみの程よろしくお願いします!
のんのん  【2009/09/20 06:25】
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