の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。
ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。
かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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友達のお家に遊びに行ってきましたvv
妊婦さんな新婚さんのお宅へ。
どうやら、お腹の中の子は、我が家のボンと一緒で「♂」らしいです。
さぁ、のだめちゃんのお子様の性別はどうしましょうか?
ドチがイイですか?
というわけで、期間限定!「お子ちゃま性別アンケート」ということで、
23日までアンケート募集します。
コメントへ、どちらがいいか入力して送信してください。
とりあえず、更新です。
続きからドウゾvv
妊婦さんな新婚さんのお宅へ。
どうやら、お腹の中の子は、我が家のボンと一緒で「♂」らしいです。
さぁ、のだめちゃんのお子様の性別はどうしましょうか?
ドチがイイですか?
というわけで、期間限定!「お子ちゃま性別アンケート」ということで、
23日までアンケート募集します。
コメントへ、どちらがいいか入力して送信してください。
とりあえず、更新です。
続きからドウゾvv
28.受難曲
「ちょっと、真一・・・。」
「・・・?何?」
一人立ち上がって、俺だけを呼ぶ母さん。
のだめちゃん、ちょっと待っててねといって、俺の腕を取って別の部屋へ移動する。
「何だよ。」
「子供のことはいいとして、後のことはどうなってるの?」
「後のこと?」
「結婚よ!どうするの?」
もう一つ言うの忘れてた。
これも、実はあのジジィの言いつけがある。
「・・・考えてるから。」
「で、どうするの?」
「今は・・・、まだ話せない。」
「えっ?」
「これも、今回のコンチェルトの話と同じなんだ。」
「シュトレーゼマンが一枚噛んでるってこと?」
「そんなところ・・・。」
はぁ~と盛大のため息を漏らす。
本当に楽しんでいるようにしか思えない・・・。あのクソジジィ・・・。
でも、了承したのは、俺・・・だし。
「そ、ならしょうがないわね。」
「?」
「難儀な師匠持ったモンね?」
「・・・全く。」
真一と話ながら、私に出来ることを精一杯考える。
どうしたら良い?親として・・・。
どうせ出来ることなんて本当に大したこと無いけど・・・。
そうだと考え付く。
とりあえず、この行動は二人には黙ってた方が良いかしら?
シュトレーゼマンが何を考えているのかわからないけど、
きっと彼ら二人の良き理解者だから、良い結果になる。
ならば、私の行動も相乗効果を狙うだけ・・・。
「何のお話ですか?」
「今後の話よ。明日からなのよね?オケのリハーサル?」
「ああ。」
「とりあえず、一度家に帰るわ。明日また身支度して来るわ。」
一度のだめちゃんの居る部屋に戻る。
そして、ソファーに置いたままのバックを手にして、
また明日とのだめちゃんと軽くハグをする。
出口に歩いていくと、真一が着いてきた。
「明日から、よろしく。」
「ええ。分かってるわ。・・・妊婦相手にあんまりガッツくんじゃないわよ?」
「バッ!ふざけんな!」
「フフフ。やっぱりあんたにはのだめちゃんが必要なのよ。」
「・・・。」
「もう・・・もう二度と離すんじゃないわよ。あの子・・・。」
「わかってるよ・・・。」
そういった息子の顔は、今まで見たことないくらい穏やかな顔だった。
ああ、あの小さくて私のそばで泣いていたあの子・・・
父親の影を追いかけて必死になり、かわいくなっていく姿・・・
必死に涙を流している姿を見せないように力む真一の姿・・・
飛び出せない焦燥感を抱いた無気力に近い・・・そして感情が乏しくなっていく息子の姿・・・。
色々な姿を見てきた。
親として、ただ見守るだけしか出来なかった。
手を差し伸べてしまったら、きっと息子のプライドはボロボロになるから・・・。
でも、ちゃんと捕まえたのね。
自分が自分らしく居られる相手を・・・。
最愛の相手を・・・。
のだめちゃんに・・・。
彼女に会った後の息子は、どんどん色々な感情を取り戻していった。
大声で笑う。
嬉しいことを素直に喜ぶ。
怒ったりしていても、その怒り方は愛が篭っているように感じる。
そして、私たち身内には見せないけれど、彼女相手になら悲しい顔見せているのでしょう?
本当に良かったと思う。
そして、その息子が新しい命を授かった。
最愛の人ととの正に『愛の結晶』を・・・。
息子の未来に、私が出来ることをやろう・・・。
そう考えた私は、ホテルのロビーを抜けたところで、携帯を取り出し、あるところへ電話をかけた。
征子ママが帰った後・・・。
何も言わずにのだめのいる部屋へ戻ってきた真一くん。
「どしました?」
「・・・いや・・・。」
そのまま抱きしめられる。
急にのだめの視界には彼のワイシャツだけが広がる。
ビックリしたけど、のだめも抱きつくように彼の身体に手を回す。
すると、彼の顔は私の首筋に埋めるように動く。
彼の髪の毛は、私の髪とは違って、寝癖が付き易いのか硬い。
頬や首筋にその髪の毛がつつく・・・。
くすぐったくて身を捩るとさらにキツク抱きしめられる。
ふわっと身体が離れて、自分の両頬に彼の両手が触れられる。
その手に促されるように、顔を上げると、
微笑む真一くんの顔に見つめられた。
ドキドキと、身体全部が心臓になったように音が鳴り響く。
ドキドキしながらも、自分も精一杯の笑顔で微笑み返した。
「・・・ドシマシタ?」
「なんでもない・・・。」
「ム~、色気ムンムンの顔しているくせに?」
「・・・るせっ」
「明日から、リハですか?」
「ああ・・・。で曲は、昨日聞いた曲でいいのか?」
「はい。」
「ラフマニノフでも、ラヴェルでもないけど?」
「この曲が、今ののだめにはピッタリかと?」
「まぁ、確かに・・・。」
「・・・やっぱり知ってました?」
「一応、お前に負けないくらい勉強しているつもりだけど?」
「そでした。」
「今のお前にピッタリなんじゃなくて、俺らにピッタリだな・・・。」
「ムキャ、確かに?」
そう言って笑う。
まだ頬を捉えられたままの姿勢。
スッと瞼を閉じた真一くんに自分は素直に反応して・・・
自分も瞼を閉じる。
その後訪れたのは、自分の唇に落ちる彼の熱い思いを満たした唇の感触・・・。
日本へ帰る前の日。
俺は自宅で、俺の荷物、そしてのだめの荷物の荷造りをしていた。
そこで、思い出す。
電話をかけた先は、初期メンバーの面々。
ウィーンにてコンクール連覇を果たしていた三木清良。
アメリカで、相変わらず女と音楽を味わい続ける菊池亨。
その他留学組数名に電話をかける。
「久しぶりに、集まらないか?」
この一言だけで、充分。
彼らは俺と一緒で各地でコツコツと自分の道を登りつめている。
そんな彼らは、二つ返事でOKと返事が返ってきていた。
そして、最後にかけたのは
「もしもし、千秋だけど。黒木くん?」
「千秋君?どうしたの?」
彼には口止めもしとかないと・・・。
きっとターニャを通じて、のだめが日本に帰ることを知っている。
それは口止めしないと・・・。
のだめが居ることを知られるわけにはいかない。
けど、勘の良い彼のことだから、途中でバレルかも?
それでも、ちゃんと話して置けば、多くは語らない彼。
まともな人間が少ないあのオケにおいて、唯一まじめな話をできる相手かもしれない・・・。
「どう?」
「おもしろそうだね?モチロン参加するよ。」
のだめのこと、そしてオケへ出演依頼と話終えて電話を切る。
数名明日の顔合わせには間に合わない者もいるが、なるべく早めに駆け付けてくれるみたいだし。
さぁ、これで役者は揃った。
あとは、その皆で楽しい音楽を作りあげるまで・・・!
ん~秘密なことが多すぎて、
多くを語れず、少々頭の中がモンモンとします・・・。
これも、後々に向けての伏線なのでガンバリマス☆
今回もお付き合いいただきましてありがとうございます。
コメントいただけると嬉しいです。
「ちょっと、真一・・・。」
「・・・?何?」
一人立ち上がって、俺だけを呼ぶ母さん。
のだめちゃん、ちょっと待っててねといって、俺の腕を取って別の部屋へ移動する。
「何だよ。」
「子供のことはいいとして、後のことはどうなってるの?」
「後のこと?」
「結婚よ!どうするの?」
もう一つ言うの忘れてた。
これも、実はあのジジィの言いつけがある。
「・・・考えてるから。」
「で、どうするの?」
「今は・・・、まだ話せない。」
「えっ?」
「これも、今回のコンチェルトの話と同じなんだ。」
「シュトレーゼマンが一枚噛んでるってこと?」
「そんなところ・・・。」
はぁ~と盛大のため息を漏らす。
本当に楽しんでいるようにしか思えない・・・。あのクソジジィ・・・。
でも、了承したのは、俺・・・だし。
「そ、ならしょうがないわね。」
「?」
「難儀な師匠持ったモンね?」
「・・・全く。」
真一と話ながら、私に出来ることを精一杯考える。
どうしたら良い?親として・・・。
どうせ出来ることなんて本当に大したこと無いけど・・・。
そうだと考え付く。
とりあえず、この行動は二人には黙ってた方が良いかしら?
シュトレーゼマンが何を考えているのかわからないけど、
きっと彼ら二人の良き理解者だから、良い結果になる。
ならば、私の行動も相乗効果を狙うだけ・・・。
「何のお話ですか?」
「今後の話よ。明日からなのよね?オケのリハーサル?」
「ああ。」
「とりあえず、一度家に帰るわ。明日また身支度して来るわ。」
一度のだめちゃんの居る部屋に戻る。
そして、ソファーに置いたままのバックを手にして、
また明日とのだめちゃんと軽くハグをする。
出口に歩いていくと、真一が着いてきた。
「明日から、よろしく。」
「ええ。分かってるわ。・・・妊婦相手にあんまりガッツくんじゃないわよ?」
「バッ!ふざけんな!」
「フフフ。やっぱりあんたにはのだめちゃんが必要なのよ。」
「・・・。」
「もう・・・もう二度と離すんじゃないわよ。あの子・・・。」
「わかってるよ・・・。」
そういった息子の顔は、今まで見たことないくらい穏やかな顔だった。
ああ、あの小さくて私のそばで泣いていたあの子・・・
父親の影を追いかけて必死になり、かわいくなっていく姿・・・
必死に涙を流している姿を見せないように力む真一の姿・・・
飛び出せない焦燥感を抱いた無気力に近い・・・そして感情が乏しくなっていく息子の姿・・・。
色々な姿を見てきた。
親として、ただ見守るだけしか出来なかった。
手を差し伸べてしまったら、きっと息子のプライドはボロボロになるから・・・。
でも、ちゃんと捕まえたのね。
自分が自分らしく居られる相手を・・・。
最愛の相手を・・・。
のだめちゃんに・・・。
彼女に会った後の息子は、どんどん色々な感情を取り戻していった。
大声で笑う。
嬉しいことを素直に喜ぶ。
怒ったりしていても、その怒り方は愛が篭っているように感じる。
そして、私たち身内には見せないけれど、彼女相手になら悲しい顔見せているのでしょう?
本当に良かったと思う。
そして、その息子が新しい命を授かった。
最愛の人ととの正に『愛の結晶』を・・・。
息子の未来に、私が出来ることをやろう・・・。
そう考えた私は、ホテルのロビーを抜けたところで、携帯を取り出し、あるところへ電話をかけた。
征子ママが帰った後・・・。
何も言わずにのだめのいる部屋へ戻ってきた真一くん。
「どしました?」
「・・・いや・・・。」
そのまま抱きしめられる。
急にのだめの視界には彼のワイシャツだけが広がる。
ビックリしたけど、のだめも抱きつくように彼の身体に手を回す。
すると、彼の顔は私の首筋に埋めるように動く。
彼の髪の毛は、私の髪とは違って、寝癖が付き易いのか硬い。
頬や首筋にその髪の毛がつつく・・・。
くすぐったくて身を捩るとさらにキツク抱きしめられる。
ふわっと身体が離れて、自分の両頬に彼の両手が触れられる。
その手に促されるように、顔を上げると、
微笑む真一くんの顔に見つめられた。
ドキドキと、身体全部が心臓になったように音が鳴り響く。
ドキドキしながらも、自分も精一杯の笑顔で微笑み返した。
「・・・ドシマシタ?」
「なんでもない・・・。」
「ム~、色気ムンムンの顔しているくせに?」
「・・・るせっ」
「明日から、リハですか?」
「ああ・・・。で曲は、昨日聞いた曲でいいのか?」
「はい。」
「ラフマニノフでも、ラヴェルでもないけど?」
「この曲が、今ののだめにはピッタリかと?」
「まぁ、確かに・・・。」
「・・・やっぱり知ってました?」
「一応、お前に負けないくらい勉強しているつもりだけど?」
「そでした。」
「今のお前にピッタリなんじゃなくて、俺らにピッタリだな・・・。」
「ムキャ、確かに?」
そう言って笑う。
まだ頬を捉えられたままの姿勢。
スッと瞼を閉じた真一くんに自分は素直に反応して・・・
自分も瞼を閉じる。
その後訪れたのは、自分の唇に落ちる彼の熱い思いを満たした唇の感触・・・。
日本へ帰る前の日。
俺は自宅で、俺の荷物、そしてのだめの荷物の荷造りをしていた。
そこで、思い出す。
電話をかけた先は、初期メンバーの面々。
ウィーンにてコンクール連覇を果たしていた三木清良。
アメリカで、相変わらず女と音楽を味わい続ける菊池亨。
その他留学組数名に電話をかける。
「久しぶりに、集まらないか?」
この一言だけで、充分。
彼らは俺と一緒で各地でコツコツと自分の道を登りつめている。
そんな彼らは、二つ返事でOKと返事が返ってきていた。
そして、最後にかけたのは
「もしもし、千秋だけど。黒木くん?」
「千秋君?どうしたの?」
彼には口止めもしとかないと・・・。
きっとターニャを通じて、のだめが日本に帰ることを知っている。
それは口止めしないと・・・。
のだめが居ることを知られるわけにはいかない。
けど、勘の良い彼のことだから、途中でバレルかも?
それでも、ちゃんと話して置けば、多くは語らない彼。
まともな人間が少ないあのオケにおいて、唯一まじめな話をできる相手かもしれない・・・。
「どう?」
「おもしろそうだね?モチロン参加するよ。」
のだめのこと、そしてオケへ出演依頼と話終えて電話を切る。
数名明日の顔合わせには間に合わない者もいるが、なるべく早めに駆け付けてくれるみたいだし。
さぁ、これで役者は揃った。
あとは、その皆で楽しい音楽を作りあげるまで・・・!
ん~秘密なことが多すぎて、
多くを語れず、少々頭の中がモンモンとします・・・。
これも、後々に向けての伏線なのでガンバリマス☆
今回もお付き合いいただきましてありがとうございます。
コメントいただけると嬉しいです。
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この記事にコメントする
無題
最近また更新歩度がはやく、息子さん大丈夫になったんだ!と嬉しく思います☆
子どもの性別アンケートですが!!!
私は断然女の子に一票ですっ
のだめちゃんと千秋の色を混ぜたような髪の色に、瞳は千秋、んで女の子となったら…!!!
溺愛メロメロな千秋がみたかったりしますW
子どもの性別アンケートですが!!!
私は断然女の子に一票ですっ
のだめちゃんと千秋の色を混ぜたような髪の色に、瞳は千秋、んで女の子となったら…!!!
溺愛メロメロな千秋がみたかったりしますW
Re:無題
アンケートご回答ありがとうゴザイマス。
えっと、2対1で男の子選択と決定いたしました☆
せっかく、女の子1票入れていただいたのに、申し訳アリマセン。
別の単発SSで、女の子ver.は書こうと思いますので、それまで気長にお待ちくださいvv
では、「記憶の~」の本編での登場を心待ちに!
本当にありがとうございました。
えっと、2対1で男の子選択と決定いたしました☆
せっかく、女の子1票入れていただいたのに、申し訳アリマセン。
別の単発SSで、女の子ver.は書こうと思いますので、それまで気長にお待ちくださいvv
では、「記憶の~」の本編での登場を心待ちに!
本当にありがとうございました。
Re:こんばんは
アンケートご回答ありがとうゴザイマス。
えっと、2対1で男の子選択と決定いたしました☆
では、続きでの登場を心待ちに!
本当にありがとうございました。
えっと、2対1で男の子選択と決定いたしました☆
では、続きでの登場を心待ちに!
本当にありがとうございました。