[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あとは、近くにできた元居酒屋さんをうどん屋さんに改装したお店に行ってきました。
いやぁ～うまかった。肉汁うどんｖｖ
しかし、今日は暖かい日でしたね。
ぽかぽかを通り越して、暑い！っていうぐらい・・・。
この分だと、関東圏内はそろそろ桜が咲きそうですね。
そしたら、お花見だｖｖ
お花見ｓｓ書こうかしら？
ま、今年我が家がお花見行ったら書きますね。
期待せずお待ちください・・・orzこんなのんのんですみませぬ。
では、投下ですよん。
続きからドウゾｖｖ
５．grazioso（優美な・・・）
ピアノに向かう彼女を見て、更に心が雁字搦めに囚われていく・・・。
繊細で美しく情熱的なピアノ・・・
そしてその美貌・・・
この場にいる誰もが彼女へ目を奪われ、音に集中しているのがわかる。
彼女はまさに「東洋の宝石」だった－－－－。
数名練習室に集まっていた皆から賛辞の拍手を浴びる彼女は、ピアノに向かっていた時とは違う顔で笑う。
ピアノに向かっているときは、大人の女性を思わせる表情。
けれど、それが今は、女の子の表情を見せる。
そのギャップすらにも自分がときめいているのがわかる。
「ミーナ！素敵だわぁ！すっごく！」
「ありがとう、マリア。」
「あっ、フランツ！紹介するわ来て！」
マリアが俺を呼んでいるのが聞こえて、やっと我に返った。
彼女のもとへ歩いていくと、俺に気づいてくれた。
「さっきの人ね。初めまして、ミナコ・モモダイラと言います。さっきは急にごめんなさいね。」
「いや、別に・・・。」
「ん？二人知り合い？」
「ううん、違うの。さっき演奏聴いたのよ、彼の。」
「ああ、フランツよ。フランツ・フォン・シュトレーゼマン。」
皆がフランツって呼ぶのとマリアが俺を紹介している。
それを俺はただ、黙って聞いていた。
「フランツの演奏聞いたの？」
「ええ、個性的なショパンをね。」
「また、先生の云うとおりに演奏していないのね。」
だから、単位落とし損ねんのよ！と騒ぐマリアに、うるさい！と叫ぶ。
それを彼女は、ただ楽しそうに見ていた。
＊ ＊ ＊ ＊
「どんな奴と演奏するんだ？」
「えっと、この方デス。」
まさに四次元ポケットと化している恵のカバンから取り出された書類に目を通した。
『第＊＊回全日本ヴァイオリンピアノコンクール・ヴァイオリン青年の部優勝者：木崎 馨（２２）』
『各部門ごとの優勝者によるガラコンサート開催予定』
『優勝者：Vo.木崎 馨・・・（伴奏者：野田恵）』
比較的新しくできたコンクールのガラコンサートの伴奏者としての出演らしい。
「なんか、のだめに指名が入ったらしいですよ。」
「ふ～ん・・・。」
「カオルちゃんでいいんですかね？どんな演奏する子か楽しみです。」
「学生か・・・。っていうか何でお前に指名するんだかな。」
見ていた資料を恵に返しながらそう言うと、気に入らなかったようで突っかかってきた。
「何ですか、それ。のだめだって有名になったんですよ！」
「ああ、そうだな。がんばれ～。」
「もうっ、心が篭ってない！！」
「あう！！めっよ！ぱぁぱ！」
いつもの事ながら、恵が怒り始めると、響一も怒り始める。
しかも怒る対象は同じ人や物。
ということで、今回は俺に対して怒り始めた。
「ああ、ごめんごめん。俺が悪かった。」
「ホントに思ってます・・・？」
「あう～・・・・？」
「クッ、ホントホント、ごめんって。」
普段はどちらかといえば、俺に似ていると言われる響一も、こういう仕草や性格なんかを見ると恵の遺伝が強いらしい。
なんでもかんでも真似したがるこのごろは、本当に恵の仕草に似た行動をして、これがまた笑うほど似てる。
「ところで、お前今何してんだ？」
「うきゅ？？えっと荷造りです。」
「ふっ、ふざけんな！どんどん広がってるじゃねぇか！」
「ギャボ～～～～～～！！」
約一時間前に俺の荷造りは終わった。
そして、響一の荷造りも俺がやった。
のこるは恵の分。
自分でやるって言うから任せていたが・・・。
「始める前よりも、酷くなってるだろ！」
「キィ～～～、女の子は荷物多いんですよぅ！」
「それにしたって、なんだそれ！またカズオ持ってくつもりか！」
「つもりか～～！」
今度は、俺の真似を始める響一。
恵の荷物からはみ出る物を見ると、本当に下らない物ばかりが詰まっている。
最初から俺がやるべきだったな・・・。
「むぅ、カズオとプリリンは欠かせないアイテムですよぅ。」
「もう、どうでもいい。早く終わらせないと。明日朝早いんだぞ。」
「うきゃ！そでした！・・・お手伝いお願いシマス・・・。」
「ったくショウガねぇな。ほらっ、やるぞ。」
「やるぞぅ～～～！キャキャッ！」
荷造りはじめとしては、要らないものを放り出すところからか・・・。
早速放り出したカズオ人形を振り回す響一が居た。
片付けられないのだめさんは健在ということで。
きっと、産まれた直後から目にしているプリごろたに、
興味深々なはずのキョウくんｖｖ
いままで溜め込んだプリごろたグッズは、全てキョウくんに玩ばれてますよね、きっと・・・。
楽しんでいただけたでしょうか？
まだまだ序章というか動きがあるから第一章目あたりでしょうか？？
またお付き合いの程お願いします。
気分がのれば、今日中にもう一作ぐらい投下するかも・・・。
これから夕飯つくりガンバリマス！！
今日はからあげですｖｖ
ではｖｖ
[27回]
映画版後半に備えて、マンガを全部読んだだけで飽き足らず、二次小説巡りをしていてここに出会いました。
どのお話も楽しくてとても楽しませていただいています。
キョウちゃんかわいいですね。
我が家の王子にもこんな可愛いときがあったなあと思いながら読ませていただきました。
続き楽しみにしていますね。
私は、「クレヨンしんちゃん」のそばに住んでいます。
以前書かれていましたが、演奏会の情報などあったら、教えてください。
我が家には、姫と王子がおりますが、二人ともヴァイオリンを習っていて、のんのんさんの記事興味深く読ませていただいています。
ほほぅ、ヴァイオリンですか？！
我が家のボンはまだおもちゃで我慢させてますが、
５歳になっても本人やる気であればやらせようかと考えております。
以前にも書きましたが、そうです。
小江戸の近くに住んでおります。
で、吹奏楽団もその近く・・・。
もしよろしければ、ご招待しますよ。
メールアドレスなどいただければ、そちらへ情報流します！！
なにぶん、このブログの中に色々情報投下している関係上、
吹奏楽団の名前まで挙げてしまうと、のんのんの素性が発覚してしまいます！！
そこらへんをちゃんとオフレコして頂けるなら嬉しいです。
ではでは、またのお越しをお待ちしております♪
さすがはのんのんさん、私の好みをよく分かっていらっしゃるみたいです。
響くん、かわいすぎです。
色々なものに興味がある頃なんですね。
順調に登場回数を重ねていてくれて嬉しいです。
随所にちりばめられた甘く切ない恋のお話がスパイスになっていていい感じです。
続きが楽しみです。
いやぁ～、お気に召していただけて本当にホッとしているのんのんです。
いい方向へ伏線張れるかどうかまだまだ謎な部分が多々・・・。
気まま、気の向くままののんのんなので、そこら辺は多めに見ていただけるとうれしいなぁと・・・。
そして、気長にお付き合いいただけると嬉しいですｖｖ
では、コメントありがとうございました。
引き続きお付き合いお願いシマス！！
