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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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うきゃっ、本日第2弾投下ですvv

まとめて投下しま~す。

今月入り、土日練習が始まった楽団。
コンクールに向けて、練習していますが、
これまた参加率低い低い・・・。
全体の50%集まれば良い方でして、
ま、7月入ったし、そろそろ皆本腰入れてくるかなぁと。

う~ん、やっぱり楽器の調子がイマイチナンデスヨネ。
中古だしショウガナイかなぁと・・・。
このコンクールが終わったら、点検に出そうかと考え中です。

サッカー負けちゃいましたね。
でも、晴れ晴れとした顔で帰国した岡田JAPANの面々にお疲れ様でしたと一言vv
どんなにまわりに叩かれても、けなされても、自分の道をきっちり進む。
すっごく単純そうで、すっごく辛くて大変なことですよね。
そんな姿を日本代表として見せてくれた監督選手たちに、日本全体が勇気づけられたのではと思います。
のんのんも、勇気付けられた一人ですよ。
あまりサッカーは見ないのですが、その心意気というか考え方に感心してしまいましたvv


さ、今日も更新ですよvv

本日の更新作は、全てみづきちゃん視点です。
前回作はミーナサイドだけで終わり、今回もです。

では、続きからドウゾvv

24.morendo(3)(絶え入りそうに・・・)

----千秋先輩に会う1ヶ月前ぐらいのこと。

「おーい、みづきぃ~!」
「ゆぃちゃん、お疲れ~。」

次の授業を受講する為、その教室へ向けて歩いているところに、友人のゆぃちゃんが声をかけてくる。
彼女も、私と同じ授業の為移動中だったらしく、二人そろってだらだらと校内を歩く。

「こないだのテストどうだった?」
「う~ん、筆記はまぁまぁで、実技はぎりぎりって感じかな?みづきは?」
「私は実技はうまくいったかな。筆記はメタメタ。」
「でもさ、たしか成績上位者に入ってたよね?」
「ん、まぁね。」
「やっぱり、第二のNODAMEはすごいわねぇ~。」

そうやって、こないだのコンクール後の優勝者コメントの掲載された雑誌にそう表題された。
こないだのコンクールは、野田恵のように演奏してみた。
そしたら、これが見事ビンゴ。

その前のコンクールでは、孫ルイのように演奏してみた。
これは、全くのダメだしばかり。酷評で終わった。

孫ルイ、幼少からの英才教育で10代でのデビュー。
『神童』という名をほしいままにした近代名演奏家の一人。
その彼女が、世界の巨匠であるシュトレーゼマンとの共演をするらしいという情報を手に入れた。
そして、たまたま手にすることができたその演奏会のチケット。

それが、彼を初じめて目にした瞬間だった。

シュトレーゼマンの急病により、急遽代打として指揮台へ昇った人。
千秋真一。
彼を見た瞬間自分の頭の中に光が走ったような気がした。
ちょうど高校3年生の進路相談が始まっていた頃だった。
それまでは、全くピアノ専攻で大学に行くなんて考えはなかった。
確かに、音楽専攻の高校に入学し、その担任の先生からは是非進学した方がいいとは薦められていた。
しかし、踏ん切りがつけられずにいた。
それが、彼に出会った瞬間、進学を選択していた。
しかも、彼が卒業した桃が丘大学のピアノ専攻へ。
入学して1年後には、コンクール選考に見事合格し、参加資格を取得。
そのときに、ずっと練習していた演奏をする。
それは、孫ルイのような演奏スタイルで。

それは前に言った通り、散々な状態で終わった。
そして、次に彼を日本で見かけた時。
その横に居たのは、野田恵・・・。

翌年のコンクールには、その野田恵の演奏スタイルを練習して、参加した。
そしたら、『第二のNODAME』という賛辞を送られた。
そこから、自分の音楽人生は開けた。
彼女の真似をすればする程、周りの人たちが声を掛けてくれる。

「やっぱり、先生の受けも良いの?」
「ん~、まぁまぁかなぁ?」
「またまたぁ、謙遜しちゃって!」

実技の先生には、受けは確かによかった。
しかし、それを安に褒めてくれない人物が二人だけこの大学内にいる。

一人は、高校からの腐れ縁の青池裕也だ。
私が、どんどん野田恵の真似ばかりをするのを止めようとする。
けど、それを私は無視していた。

もう一人は・・・。

「野田恵といえば、今度日本に帰ってくるらしいねぇ。」
「そうなの?」
「うん、それに千秋先輩もね。」
「!!!ほんとに!!」
「きゃっ、な、何よ~!いきなり大きい声出して!」
「あ、ごめん!で、ホントに帰ってくるの?」
「そうらしいよ。ほら、毎年学園祭のAオケの指揮者って、外から呼ぶじゃない。今年は千秋先輩に決まりそうなんだって。」

彼に初めて会って、彼是3年たとうとする、現在。
好機がめぐってきたと思った。

「全く・・・。みづきって千秋真一のファンなのね~。」
「ファンか・・・。私は、ファンで終わるつもりないわよ?」
「?な、何それ?」

彼が、野田恵と結婚した事は嫌でも知っている。
週刊誌やワイドショーなんかで、何週間にも渡って取り上げられていたから。
けど、私は諦めるつもりは全然なかった。

「彼の隣に、・・・最後に立つのは私なんだから・・・。」

そう呟いたとともに、ゆぃちゃんには、『略奪するつもりなの?!』と呆れられた。

それに対して、もちろんと拳付きで言い切った私。


それから、2ヶ月半----。


目の前に座るのは、野田恵。
彼女は、私の演奏を聞き終わった後、私の存在を無視するかのように、ピアノに向かい続けている。
私は、その姿をずっと見ていた。

先ほど聞いた彼女の演奏・・・。
何か、昔のような色彩に欠ける演奏だった。
もしかしたら、こんな場所で、相手は私だけだから、手を抜いたのかもしれない。
そう思ったら少し腹が立った。
けど、そんな感情はひた隠し彼女の前で自分も演奏をした。
もちろん、手加減なんてしない。今できる自分の最高の演奏を。
その演奏も終わって彼女は一言。

『さすが、すごいですねぇ~。みづきさん・・・。』

そう賛辞の言葉を発した。

「さてと・・・、のだめちょっと練習したいのでピアノ良いですか?」
「あ、はい。見ててもいいですか?」
「・・・ドウゾ。」

幾分、迷惑そうな顔をしたものの、承諾を貰ったので部屋の中にある椅子をのだめさんの姿がちゃんと見える所にまで持ってきて座る。
そこから、彼女はずっと私のことを全く気にしないというか、私の存在は無いもののようだ。
一心不乱にピアノに向う。

その演奏を、どれを聴いてもやはり先ほど感じた感想が心の中を渦巻く。
・・・もしかして・・・
・・・・・・もしかして・・・・・・

私は、もしかすると彼女に勝てるかもしれない・・・。



「・・・のだめさん。」
「うきゃ?あれ、のだめまた集中し過ぎてましたね・・・。つき合わせてごめんなさいみづきさん。」
「・・・。」
「みづきさん?どしました?」
「・・・のだめさん、もう一つお願いがあるんですけど。」
「ん?ナンデスカ?・・・のだめに出来ることですか?」
「はい、・・・もちろん。」

私の目の前に座るのは野田恵。
やはり手が気になるのか、無意識に手で擦っている。
心の中で感じた、少し腹が立っていた感情は、今はすでに歓喜に変わっていた。
私はただ、のだめさんに向ってニコリと笑いながら・・・

一言告げた。








さ、みづきちゃんはのだめちゃんに何を告げたのか?

挑戦的な女の子のんのんは大好きです。
自分が恋愛関係について奥手なもので、羨ましい&憧れです。
恋愛に没頭できちゃう人生っていうのも楽しいんだろうなぁと思いつつも、
性格上無理なんですよね・・・。

だからこそ、漫画や小説で、疑似体験をvv
楽しいですよ、妄想vv
グフフ言いながら漫画を読む母。
ボンに、何が楽しいの~と聞かれますが、こたえられません・・・f(==;)

妄想癖のんのんに、引き続きお付き合いいただけますようよろしくお願いしますvv

お読みいただきましてありがとうございましたvv

 

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雨雨降る降る
 
雨が降らなきゃ、水不足を某県一心配し、雨が降れば降ったで洗濯物が溜まる&髪が爆発することにイライラし私も忙しないことこの上ありません。。。これから夏が始まるので、アイスの食べすぎでおなか壊さないように気をつけましょう(笑)←私だけ??毎年同じこと繰り返すのは。。。


 前置きが、長すぎましたが、おじゃましまーす。poca a poca更新ありがとうございます。
恐い、みずきちゃん何言っちゃったんでしょ??気になる気になって仕方ない・・・のだめちゃんと、真一君の邪魔するのは、このもとぶーが許しませんよ!!お説教です(ーー;)コラーっ。
アラサー女は恐いのよ(;一_一)
独り言が過ぎました、スミマセンm(__)m

のんのんさんの、シリアス&HAPPYなお話大好きです。これからも、楽しみにお待ちしております☆

もとぶー 2010/07/03(Sat)23:38:16 編集
Re:雨雨降る降る
わぁ、もとぶー様!
またのお越し&コメントありがとうございます。

暑いとやっぱりアイスが美味しいですよねぇ!
で、右にならえで私も腹痛に悩みます・・・orz

雨が降ってジメジメする毎日でホント困りますね。
我が家も洗濯物毎日山と出るのに、部屋干しするのでなんだか匂いが・・・。
布団も干せずになんとも、部屋全体がジメジメ?

Pocoシリーズは、第二部に突入し、なるべく早く更新したいとは思っているのですが、
亀更新で(相変わらず・・・)申し訳ありません。

みづきちゃんも色々あるのです。
私もできればウキウキなちあのだ書きたいのですが、ここはググッと我慢を・・・。

引き続きお付き合いいただけると嬉しいですvv
のんのん  【2010/07/12 03:02】
うぅ~ん
私のコメントがのんのんさんのお役に立っているというのであればリク主としてはうれしい限りです。
今のみずきちゃんを良しとは思わない人間2人は彼女が抱える問題の一端を知っているのかもしれませんね。
知っていてもどうしてあげることもできない。それはそれで辛いかもしれませんね。
このままでは彼女がここに何しにきたの?(byヨーダ)的になってしまいそうでちょっと不安。
そして正面から音楽と向き合うとどのように楽しいのか(byミルヒー)を知らないのでしょうね。
知らないのはかわいそう、でもこればかりは本人が気がつくしかない。
真一くんとのだめちゃんは彼女の見つけるきっかけとなればと思います。
過去があるから現在がある。そして未来へと続く。のんのんさんのレスにあった通りだと思います。
似ている部分があってもその先の未来は異なるわけで、その未来図をどのような形でのんのんさんが見せてくださるのかとても楽しみです。
まぽ 2010/07/17(Sat)09:09:13 編集
Re:うぅ~ん
もう、まぽ様が居なければ、のんのん逃げ出してます・・・きっと・・・。

どうも、またまたコメントアリガトウゴザイマス。

どうにもこうにも飽き性でして、
きっとまぽ様という存在が居なければ、もうすでに放置&諦めているかもしれません・・・。
ヘタレのんのんで申し訳ありません。
何とか、まぽ様をはじめ、皆様に楽しんでいただけるような話を作り上げようと、日々精進しておりますが、まだまだ足りぬよう・・・orz

軌道修正等、ご声援の程よろしくお願いします!
ではでは、引き続きお付き合いお願いします☆!!!
のんのん  【2010/07/23 02:49】
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