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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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こんばんわ。

あついですねぇ~。

毎日会社でコレでもかって冷風を浴びているせいか、
今年は、冷房つけないと寝れなくなってしまいまして・・・
寝つきは良いとしても、どうにも疲れが取れた気が全くしないんですよね。

自然大好きのんのんにとって、毒なのでしょうか?
でも、暑さには勝てずに今週に入ってからずっと冷房ONしているのんのんです。
来月の電気代請求が恐いですねぇ~。

先週から、楽団の午後練習が始まりました。(強化練習っす)
来月頭には、コンクール本番です♪

近頃、コントラバスの仲間が増えまして、
今のんのんの、萌え~ポイントは、二人の弓の向きがピッタリと合う所が楽しくて楽しくて。
楽団全体も、徐々に士気が上がってきています。

今年はどうなりますかね?


さてさて、更新ですよ。
明日から実家へ帰還予定なので、
またまた更新に間が空きます。

気まぐれのんのんで申し訳ありません。
お付き合いの程よろしくお願いします。


では、続きからドウゾvv

25.perdendosi(消えるように・・・)

「チアキ~!コッチよ。」

東京駅の指定場所へ到着し、暫く待っていると目の前に黒いスポーツカーが停車した。
外車仕様のその車の運転席側が開く。
そこから、顔を出したのはエリーゼだった。

大注目を浴びるのを感じ、俺は足早に助手席側へ回り乗り込んだ。
ドアを閉めたのを確認すると、ウィンカーを出し動き出した。

「遅くなったわね。」
「いや、そんなに待ってないし。で、ジジィはいつから?」
「昨夜、プライベートジェットを動かしてまで、こちらに逃げてきたみたいね。」

お守りしていたオリバーの目を盗んで来たらしいが、仕事は終わってからだったらしい。
そういうことであれば、オリバーもそれほど怒られなくて済むだろうとホゥッと息を吐いた。
しかし、

「なんで、あのジジィは事ある毎に日本へ来るんだか・・・。」
「そんなの決まってるじゃない。ミーナが居るからよ。」
「学園長・・・そこまで執着する理由は何なんだよ。」
「あっ、そうか。チアキには話ししたこと無いわね?」
「何が?」
「フランツは、ミーナが音楽を辞めたのは自分のせいだと思ってるのよ。」
「え?だって、確か学園長は手の病気で・・・。」
「そう、その手の病気を悪化させてしまったのは、フランツも一因があるらしいのよ。」

シュトレーゼマンが原因?
なんだそれ・・・。

「そういえば、ノダメにもこないだ話したわよ。これ。」
「そうなのか?っていうか、なんでエリーゼはそこまで詳しく知ってるんだよ。」
「別に、マネージャーだから当たり前じゃない?」
「そういうもんか?」
「ま、別に私の場合は元ネタが居るからだけどね。」
「は?」

気にしなくていいわよと高笑いするエリーゼ。
もしかすると、俺の事も調べ上げているかもしれないその様子に背中が寒くなるのは気のせいだろうか・・・。
そうこうしている間に、エリーゼが運転する車は桃が丘大学の正門をくぐっていった。


* * * *


「ああっ~~!だから、チェロ!そうじゃないって何回言えば分かるんだ!!」
「ヒィっ!すみません!!」
「それに、オーボエ!ピッチ安定させろ!」
「はいっ!」

もう一度!と言って、鳴り始める音。
けれど、俺の思う通りに響かない・・・。

「ストップストップ!お前らいい加減に・・・!」
「いい加減にするのは、お前だよフランツ。」
「なっ、カイ・・・。」
「今日はこれ以上やってもキリがない。解散としよう。」

そうコンマスの鶴の一声に、演奏者全体からはぁ・・・というため息が吐かれる。
そして、ガヤガヤと楽器を片付ける者、これからどうするかと話をする者とそれぞれ行動を始めていた。

「おい、フランツ。お前はとりあえず事務所に戻ってろ。」
「・・・解散で良いのかよ?もうすくだぞ公演。まだ出来上がってないのに・・・。」
「今日は、っていうか、お前がそんな状況の中、どんなにやった所で、完成に近づかないさ。」
「・・・。」
「もう一度言うぞ。とりあえずお前は事務所に行け。話がある。」
「・・・わかった。」

俺は、カイに送り出される形で、リハーサル会場を後にした。
フランツを送り出したカイの元へ、事務員が近づいてくる。

「コンマス。・・・なんでフランツはあんなに荒れてるんです?」
「・・・まぁ、色々あってな。」
「早めに戻って貰えないと、公演に間に合わなくなりますよね。」
「そうだなぁ。ま、今日話ししてみるさ。」

ちょっと事務所借りるぞと、声を掛けてカイも事務所へ向う為、雑然とするリハーサル会場を後にした。










何もかもお見通しっていうか、裏を掴んでるエリーゼ。
それに戦々恐々な真一くん。
二人それぞれ目的な人を探す為に学校へ。

どうしてもうまくいかない自分にイライラする若かりし頃のフランツ。
それをどうするのか?
コンマスの腕の見せ所ってところですかね?

お読みいただきアリガトウゴザイマシタ。
また、引き続きお付き合いをお願いします!!!

 

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