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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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こんばんわvv

早速更新ですvv

毎日寒くなってきましたねぇ~。

いつのまにか11月・・・。

あっという間にお正月なんてことになりそうな・・・。

近頃一日が終わるのが早くて敵いません・・・。

やりたいこと半分もやらないで終わっちゃうorz

ではでは、続きですよ~。

色々な人の作戦が入り乱れます。

では、続きからドウゾvv


46.ソナタ

「千秋君!ちょっといい?」
「えっ?何黒木君。」

心の中で、ごめんね?と言っておこうかな。
だって、しょうがないだろ?

僕は、千秋君をつれて、ある一室を目指して歩いた。

『作戦B実行だ!』
『作戦B?』
『千秋に頼まれてるのが作戦Aだ!そっちは清良に、千秋の母ちゃんに任せてある。』
『そもそも作戦Aってなに?』
『まぁまぁ、それは追々わかるから。で、黒キンに頼みたいことがあるんだ。』

呼び止められたのは昨日。
結局作戦AだとかBだとか、内容わからないんだけど、
俺が頼まれたことは。

作戦B・黒キンパート→アンコール告知終わった千秋を捕まえて、控え室Bへ連れて行くこと。

それを実行中。




アンコールを望むように鳴り響く拍手の音をドアを隔てて聞いた。
私は、会場から出て裏方へ向けて歩き始める。
その傍らには・・・。

「さっ、行きましょうか?」
「ばい~~~~!行きましょ。恵の前に部屋入らないと。」
「ええ、作戦Aの実行ですわ。」
「あっちはどしたんです?」
「ああ、あれは下請け出してありますよ。作戦Bで動いてます。」
「なんだか、海外ドラマみたいでおもろか~~!」

嬉々とする洋子さんを連れて、私はある控え室へ目指した。

作戦A・征子、洋子パート→控え室Aにて作戦実行。


「ちょっと、皆聞いてくれる?」
「何?清良。」

皆、お疲れ様~と声を掛け合う。
アンコール曲については、会場へ皆して入り立ち見で聞く予定となっている。
私は、その前にこの作戦を実行に移さないと。

「これから話すこと。私からというより、あの2人の為に聞いてほしい事があるんだ。」
「2人?」
「千秋君とのだめちゃんの為。」

そういった所で、一息挟む。

「今回のアンコール曲で、ある作戦を実行します。それについて皆にも了承してもらいたいんだ。」
「作戦?なんだそれ?」

ざわざわとし始める、オーケストラメンバーの控え室室内。

「あのね・・・」

話し始めた私の言葉を聴いて、みな最初驚いていた。
けど、話終わった私の周りには、嬉しそうな顔をして、

「わかった。俺たちは清良たちを信じる。すばらしいものにしてくれ。」
「!ありがとう!!で、楽器だけ持ってアンコール聞きに行ってくれる?」
「楽器だけ?」
「そう、それとこの楽譜今から暗譜して!」

今から?!なんて叫ぶメンバーもいた。
楽譜を渡してすぐに皆がわかったという顔をした。

「これは、ちょっと違うところから頼まれてるの。よろしく頼むわよ。」

「「「「おう!!」」」」

作戦A・清良パート→オケメンバーへの説明と了承を受け取る事。
並びに
作戦B・清良パート→オケメンバーへの演奏依頼。


「で、何なの?俺行かなきゃならないところがあるんだけど。」
「まぁ、いいから。・・・あっココだ。」

控え室Bと書かれていた。
俺は、ただ黒木君の後ろを着いてきていた。
そろそろ控え室の方へ恵が着くだろうから、早く行きたいんだけど・・・。
コンコンとノックをすると、中からよく知っている声で「入っていいぞぉー」と聞こえてきた。

「おう。来たな千秋。」
「峰?何だよ。15分しかないんだぞ。忙しいんだ。後にしてくれ。」
「黒キン!千秋確保!!!」

その言葉どおり、俺は背中から黒木君に羽交い絞めにされる。

「なっ!何!?」
「千秋様~~!本当に素晴らしい指揮でしたわ~~。真澄感動!」
「真澄ちゃん!感想はいいから、作業入るぞ。」
「真澄?ってか作業ってなんだ!」
「いいからいいから。暴れるなよ~。時間無いんだから!」
「はぁ?」
「そうですわ。さぁ始めますわよ!!!」

と言って、近寄ってくるあいつら!
ちょっと待て何する気だ!!

その後、控え室Bから、鬼気迫る悲鳴が鳴り響いた。

作戦B・峰、真澄パート→控え室Bにて、千秋への作業実行。
作戦B・黒キンパート→控え室B連行後、千秋の確保(暴れるのを羽交い絞め)。




『演奏終わったら、控え室Aへ来てくれ』

そう言われていた。
そして、拍手に包まれる壇上にいる真一君が口だけで、

『裏に行って』

と伝えてきたから、わかったと頷いた。
拍手に包まれた壇上から真一君が舞台袖に降りていくのを確認して、のだめは会場から外へ出た。
そして、目的の場所へ向かって歩き始めた。

目的の控え室にはすぐに着いた。
ドアノブを回して室内の様子を伺う。
するとそこに居たのは。

「征子ママ!・・・それに洋子も?」
「恵~。はよ入ってこんね!」
「入ってきなさい。」

二人に手招きされて、室内に足を踏み入れる。
なんだろう?

「ほら、ココに座って。あらら、少し泣いた?メイクも直さないとね。」
「ギャボッ。すみません。ちょっとこすったかも・・・。」
「平気よ。さっ、時間ないしサッサと始めるわよ。」
「で、なんで洋子も居るんです?」
「最終調整の為ばい。」

調整?なんですかそれ?
部屋の奥に設置されているドレッサーの前に腰をかける。
鏡に映る、征子ママそして洋子の顔を伺う。
その時だった。
気づいた。

鏡に映るその物を・・・

「さっ、さっきよりも格段にきれいにしていくわよ。」
「・・・あれって・・・。」
「千秋君から頼まれたんね。サイズもぴったりばい。」
「サイズも?」
「今着てるドレス買ったとき調べたサイズを教えたのよ。」

ウィンクする征子ママ。
ニコニコと笑う洋子。

「ありがとうゴザイマス・・・。」
「いいのよ。その代わり素晴らしい演奏を頼むわよ?」
「はい!っていうか、ハウー!のだめ段取り何も聞いてません!」
「大丈夫よ。私が聞いてるわ。」

さっ、始めましょう。
そうして、のだめの着替えが始まった。

ただ、のだめは心の中で、あの人に感謝を呟いた。

作戦A・征子・洋子パート→控え室Aにて、恵の着替え作業実施




『ブーーーーーーーーーーー』

『お待たせいたしました。準備が整いましたので、アンコール演奏を開始させていただきます。
席へお戻りいただけますよう、お願い致します。』


アナウンスを舞台袖で聞いた。
緞帳の下がった舞台上には、ピアノ1台だけ。

『まず第一に壇上の緞帳は下がっているわ。ピアノ1台だけ置いてあるから』

征子ママの話してくれた段取りを頭の中に回想する。

「野田さん。壇上へお願いします。」
「・・・はい。」

『緞帳開く前に、のだめちゃんはピアノの前に座って。そのまま緞帳を上げるらしいから。』

スタッフに促されるように、壇上に設置されたピアノの前に歩みだす。
カタンと鍵盤の蓋を開けた。
ピアノ椅子に座り、高さを調整する。
そのまま鍵盤を見つめた。

「フゥーーーーー・・・。よしっ」

気合を入れるため声を出した。














はい、中途半端ですが、とりあえず1回区切ります。

うぃ~、作戦サクサク実行中です。

依頼元なんてもうOKですよね?

作戦A→千秋真一依頼
作戦B→三善征子依頼となってます。

まぁ、双方の作戦にプラスアルファということで、巨匠からの依頼も着々と進行中。

楽しんでいただけたなら嬉しいです。

引き続きお付き合いのほどをvv

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