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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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はい!
投下第2弾!!!

pocoシリーズの完結への道筋が、なんとか
のんのんの中で見えてきました・・・(やっとかよっ)

ん、やっぱり行き当たりばったり!
そんなお話にお付き合いいただける皆様には頭があがりませぬ。

では、続きからドウゾvv

37.energico(2) (力強く・・・)

自分が体調を崩し、その間に千秋が代振でRUIとの共演をした。
しかし、それは一回きり。
そのほかは、何とか自分の体調も戻り、仕事をこなすことができた。

「じゃぁねぇ~、千秋~!」

そういって、去っていったRUIとその母親。

「は~、やれやれ。やっと行った。」
「居たんですか?」
「RUIちゃんはいいとして、あのお母さんはねぇ~~~。」

いわゆる典型的な教育ママ。
女性とはいえねぇ・・・。

「いいお母さんじゃないですか。娘の才能をしっかり育てて、守って。」
「いや、しかし。もう少し色気というか・・・。」
「そいういう話か!」

色気以外に何の話がある。
女性と言えども、色気がないのは、どうにも苦手ですねぇ。

「うちの母も、ああいう親だったんですよ。まぁ今はオレだけに向けられたおのじゃないんですけど。」
「ああ、のだめちゃんとか?」

確か、千秋の母親は、のだめちゃんの留学もサポートしてましたよね。
だから、同じアパルトマンなんですね。

「のだめも・・・。」
「ん?」
「小さい時からそういう人が側にいたら、RUIみたいになっていたんですかね?」
「のだめちゃんの両親は音楽に関係ないの?」
「ないですよ。」

よくよく聞いてみると、のだめちゃんってある意味すごい奇跡の中を歩いてきているような・・・。
海苔農家で趣味が和太鼓と裁縫。
関係があるようでないような・・・。
千秋は、全くないと断言するし。
ピアノの先生にしても、流血事件ってなんですかね?
放置されることを繰り返して、ただ楽しいだけのピアノを弾き続けてきたのだめちゃん。

「RUIみたいになっていたら、そうやってウットリのだめちゃんのことを想う、千秋はいなかったかもしれないケドね。」
「・・・誰がウットリ・・・?」
「なのにまた、のだめちゃんは放置~。」
「はぁ?」

この男・・・。
気づいてないんですかね・・・。

「そーゆーのやめなさいヨ。みっともない。」
「そ、それとこれとは話が・・」
「だからー、そのへんをはっきり分けろと言ってるの。」

連れ出したのは誰だと言うが、それはエリーゼ。

それはそうと、千秋。
早く、分けないと・・・。
自分と同じ道を辿るかもしれませんよ・・・。


****


「さっ、練習シマショ。」
「ああ。・・・って大丈夫か?」
「何がです?」

ピアノに戻って、楽譜を拡げる。
もうすでにヴァイオリンを用意してピアノの傍らに立つ馨君。

「さっきの、アレ。」
「え?ああ、アレですか?あれって、真一君じゃないですよ。」
「はぁ?そうなのか?」
「夫の姿を間違えるなんて有り得ません!」

まぁ、確かに似た人だなぁとは思ったけど。
あれは、真一君じゃない。
けど・・・。


「だってさ。」
「はぁ~~~~っ。やっぱりね!」
「ぎゃぼ?」

部屋の片隅で、こちらの会話を聞いていたのだろうか、岡田さんと春日さんがひと安心という顔をしている。

「じゃ、私たちは他の打ち合わせしてくるから。サクサクと練習しててね。」
「ああ。」
「は~い。」

今日のお昼は、一緒に食べに行きましょうと、言いながら岡田さんと春日さんが部屋を出て行った。


「じゃ、練習シマショウ!!」
「なら、ココから。」
「うぎっ・・・またココからデスか?」




粘着的な練習が一通り終わり、ちょっと休憩となった。

「・・・やっぱり、腕痛いのか?」
「えっ?」
「また、触ってるし。」

無意識のうちに、腕をマッサージするかのように触っている。
確かに、腕が痛いと感じるようになってから、徐々にではあるが痛みが増しているような気がする。
けど、練習しないわけには行かない。

「旦那に来てもらったらいいだろ?病院も行っておいた方がいいだろうし。」
「いえ、平気ですよ。コレくらい。それに、真一くんは忙しいんですよ。」
「はぁ?ちょっと待て。」

指揮者というのはひとつの仕事のほかにも並行して色々な仕事を抱えることが多い。
確か、今は大学の客演もそうだが、日本国内の雑誌取材などが結構引っ切り無しに入っていたと思う。

「ぎゃぼ?」
「のだめが調子悪い時とか辛い時は、誰が見るんだよ?」
「のだめは、もう大人な女性ですからね!自分で何とかしますよ!」
「そうは言ったって、自分の奥さんだろ?忙しいからって、何もしてくれないのかよ。」
「ん~、そんなことはないですよ。」

料理や掃除なんかは、未だに真一君のほうが上手だし。
まぁ、のだめの場合は、脱線しすぎてしまうことが多いんですけどね。

「そうだ!え~~・・・っと。馨君!ココって、」
「俺なら、そんな事はしない。」
「えっ?」

楽譜をパラパラ捲る間に、いつの間にか近くに馨君が来ていた。
そして、

「・・・俺にしなよ。俺なら、一人でなんて辛い思いはさせない。」
「・・・・・・馨・・く・・ん?」

のだめはピアノチェアに座ったまま。


いつの間にか近寄ってきていた馨君に・・・。



抱きしめられていた。











先週から、楽団の練習が土日練習になり、
おそらく6月までは、更新がこれまで以上に停滞する可能性が・・・。
皆様の期待を裏切らない様、更新がんばるつもりですが、
ご愛嬌下さいますよう、よろしくお願いいたします。

では、お読みいただきましてありがとうございました。
引き続き、お付き合い頂きますよう、よろしくお願いいたします!!
 

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無題
読者の皆様のコメントがのんのんさんにとっていい方向へ作用しているのは非常にいいことだと思います。
文章からもさじ加減を大切にしているのが伝わってきます。
これくらいの年代の青年にとっては大人の女性というのは憧れの存在なのかもしれませんね。
青年の淡い恋心の行方は・・・期待していますという感じですかね。
私自身も非常に無茶苦茶な内容をリクしたような感じがします。
完結への道筋が・・・とありましたが、どうような形でお話をまとめていくのか今からとても楽しみです。
まぽ 2011/05/08(Sun)01:55:04 編集
Re:無題
コメントレスがだいぶ遅くなってしまう申し訳アリマセン。
そして、投下がない期間も申し訳ありません。

細々とですが投下しますのでご勘弁を。

なんとか収束する方向も定まってきたので、ここでサクサク生産して行きたいのですが、如何せん年のせいなのか夜更かしが辛い!!

ほんとにお待たせしてしまい申し訳アリマセン。
なんとかまぽ様のお気に召す方向に持っていけるよう頑張る所存であります。

今後もよろしくお願いします!!
のんのん  【2011/09/30 03:01】
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