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<( _ _ ;)>
申し訳ございません。
今日は、とりあえず1本投下していきます。
これから実家に行くので・・・、すみません。
今日も練習♪です!!
今日はバルトークさんかな?
バルトークさんの楽曲は、バルトークピチカートなど特殊な演奏方法が出てくるんですよ。
新し物好きだったんですかね?
今回の舞踏組曲にも、弓の背(木の部分)で、弦をバチバチ叩くなんていう演奏方法もありますしね。
ミュートを使うのも珍しい・・・。
しかし、どうやって取り付けて外すんだ?という感じの楽譜に、どうしようか頭を抱えています。
さてさて、本日は、久しぶりのご主人様シリーズ☆
では、続きからドウゾvv
39.
「ふぉぉぉ~~~~~~!」
「・・・なんだその奇声・・・。」
のだめの奇声と俺のつぶやきが、ふぉわんと響く。
食事のあと、訪れた場所は・・・。
*
「教会?」
「そう。」
「真一くんの行きたいところ?」
「うん。そこさ、ピアノがあるから。」
「ピアノ!!?ホントですか?」
そう、車の中で会話をし、到着した教会。
先ほどまで居た海より幾分か山の中に入ったところにひっそりと建っていた。
のだめが、波打ち際で遊ぶ間、持ち出した雑誌に取り上げられていた場所だった。
「静かですねぇ・・・はぅん。」
「そうだな・・・。」
扉を開けると、正面にステンドグラスがきらめく室内が広がった。
思わず奇声を発したのだめの気持ちがわかるような空間だった。
直接入り込む光では感じることができない、色鮮やかな光の渦が、室内を明るく照らす。
一際輝いて見えるのは、正面のステンドグラスの元へと続く通路。
白い絨毯を万華鏡で覗いたように輝かせていた。
その通路を避けて、壁際の通路へ進むのだめ。
「のだめ?何でそんな壁際・・・。」
「ムゥ・・・、だって本番に取っておくんですよ。」
「はぁ?本番?」
「だって、バージンロードですよ!本番に最初に歩いた方がご利益がありそうっていうか・・・。」
バージンロードに、本番・・・。
そのキーワードから導き出した答えに、少し恥ずかしくなった。
それと同時に、ここを歩くのだめの隣に、誰が並ぶのか・・・。
っていうか、ご利益ってなんだ・・・?
まぁ、そういうことであれば、俺も壁際を歩くことにした。
それを見て、クフクフ笑うのだめは、先にすたすたと祭壇へ向って歩く。
俺は、のだめが歩いていった壁際の反対側の壁際をのだめに少し遅れる形で歩いていく。
「あっ、ピアノ発見です!」
「珍しいよな。グランドピアノ置いてあるの。」
「だから、気になったんですか?」
「まぁ、そうだな。」
教会内に入る前、事務所らしい建物に入り、ピアノの使用許可を貰った。
カタンと蓋を開ける動作をするだけだが、学校のピアノとも、三善の家のピアノとも違う気がする。
そんな些細な音さえも、教会内にふぉわんと広がるのだ。
「さっ、真一くん。リクエストは?」
「う~ん・・・、モーツァルトはどう?」
「ヴギッ。モツアルト・・・。」
「何?苦手なのか?」
「う~ん、音楽は好きなんですよ。けど、ああ弾けとかこう弾けとか多くて、苦手なんです。」
「なんだそれ・・・。」
「きらきら星とかなら、弾けますけど?」
「・・・いつもどおり、悲愴でいい。」
「はいは~い!」
おちゃらけながら、演奏を始めたのだめ。
それに飽きれながらも、いつもの家でのピアノとも、音楽室とも違う、幻想的な音楽が教会内全体に響きわたる。
それに、聞き惚れながらピアノを弾くのだめを見つめる。
ブッ、いつも通りだな、ホントに・・・。
「はふぅ~。どでした?」
「ん、とりあえず、その口止めろ。」
「その口?」
「唇突き出すな!」
「ぎゃぼ?そんなことヤッテマシタ?」
「・・・無意識かよ・・・。」
足をぶらぶらさせながら、ピアノ椅子に座り続けるのだめの元へ行こうとした時だった。
ありえない人物の声が聞こえてきた。
さてさて、教会へやってきた真一君にのだめちゃん。
次回は、あの騒々しい方々の登場?
誰が出てくるのかはお楽しみでvv
では、お読みいただきましてありがとうございました!!