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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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うきゃっ☆

投下第2弾~♪

明日いけば、お休み~。

その前に仕事が終わらない~orz

ホントに、洒落にならないぐらい、頭がパンクしそうです・・・。

遠くにお花畑が~的に、現実逃避を始める頭を必死に止めているのんのんです。


ここで、ブログ投下するのもストレス発散にはちょうどいいんですよねぇvv

では、更新ですよ。

続きからドウゾvv

18.

周りの騒動に気づいたのか、部屋から出てきていた母さんと会長がこちらへ向かって歩いてきていた。

「真一!のだめちゃん!大丈夫?」
「征子様・・・。」

再び安心したのか、ぽろぽろと涙を流しながら『大丈夫です』と発音する。
母さんは、とりあえず大丈夫そうだと確認し、そのまま視線を俺へと移した。

「間に合ったのよね?」
「ああ、なんとか。」
「そう、ならいいわ。」

未だに俺にすがり付いたままののだめの頭をやさしく撫でる。
母さんの後ろにいた会長は、

「雄二がですか?」
「・・はい。」
「全く・・・あの子には毎回困らせられる・・・。」

深いため息とともに眉間に皺を寄せる。

「のだめ。」
「・・・はい。」
「何をされたか、話せるか?」

えっ、と声を詰まらせるように俺を見るのだめ。
今受けた被害を話せるか、とても酷な事だが会長にはちゃんと伝えておかなければならない。
ちゃんとのだめの言葉で・・・。

「ちょっと真一!」
「母さんは黙って。のだめ話せるか?」
「・・・。」
「お前の口から、ちゃんと言わないとわからない。俺が話してもいいけど、それはあくまで俺が見た光景だけだ。」

そう、のだめがどんな感情を持ったのかは、のだめにしかわからない。
あくまで俺が言えるのは、どうみても同意でない形でせまられていた。
その結果、のだめは今泣いている。
それが、嫌なことをされたことで泣いているのはわかるが、実際のだめがそう思っているかどうかは、わからない。
俺は俺であって、のだめはのだめだから。

「あ、・・・あのですね。」

少し躊躇いながらも話し始めたのだめ。
俺は、支えるように掴んだ肩の手を強くした。
それに気づいたのか、のだめは俺の顔を見て、少し微笑む。
そして、その顔を少し険しいものに変えて会長を見ながら話し始めた。

ストッキングが伝線しているのを指摘されて、個室へ案内された。
その個室で待っている間、急に迫られた。
身体を触られた。
嫌だと言っても、離してもらえなかった。
叫び声をあげたところに、真一が助けに来てくれた。

真一が来てくれた事に、すごくホッとした・・・。

話終わるとともに、のだめの目線はまた俺に戻ってきて、また俺をみて微笑む。
その顔をみて、俺は本当に間に合って良かったと思った。
もしものことを考えるだけで、胃が痛くなる思いだ。

「わかった。のだめちゃん、辛いのに話してくれてありがとうね。そして本当に申し訳ない。」
「いえっ、会長が悪い訳じゃないデスし!」
「いや、ワシの身内の失態じゃ、素直に謝罪を受け入れてはくれんかの?」

会長は、のだめに、そして俺にも目線を送ってくる。
そして、頭を下げた。

「わかってます。受け入れますから、頭上げてください。」
「・・・今後、このようなことが無いようにして頂けますか?」
「ギャボッ!?真一くん!」
「ええ、必ず。」

睨むように見た俺に、真摯に見返してくる会長。
俺的には、その言葉を貰えるならいい。

「母さん。」
「・・・何?」

近くで事の成り行きを見ていた母さんに俺は話しかけた。
解決したと母さんも感じたのか、安心した顔をしている。

「俺、のだめ連れて行くけど、いいよな?」
「ええ、私はまだ会長とお話することあるんだけど・・・。帰るの?」
「ここに居るよりかはマシだろ?ちょっと寄り道はするけど。」
「うきゃ?寄り道?」
「別に構わないわよ。」

母さんの了承も取れた。
あの顔は、また何か考えているのだろう。
ニヤニヤしやがって・・・。

「行くぞ、のだめ。」
「ぎゃっ!何処に!?」
「いいからついて来い!」

肩を抱くようにしていた手を今度はのだめの右手を取り、俺は店を出るために歩く。
その後ろに?マークをいっぱい並べた表情をしたのだめが歩いていく。

「さっ、ワシはあの馬鹿の様子を見て来ようかね。」
「私は、部屋で待ってますわ。会長。」
「それにしても、素敵なナイト様が付いているんだねぇのだめちゃんには。」
「自分の息子が素敵かどうか判りませんけど、のだめちゃんには素敵なんでしょうねぇ?」

そう言って、征子は苦笑する。

「でも会長。」
「なんです?」
「あの二人、まだお互いのこと気づいてないんですよ。」

そう聞いた会長は一瞬目を見開いたが、一拍置くとクスクス笑い出す。
それにつられて、征子も笑い出した。

「それはそれは、周りも大変だねぇ~。」
「見てる分には楽しいですわよ?」

そう言いながら、店の扉を開けて出て行く二人を見送った。





ささっ、真一くんが、のだめちゃんを連れ出しましたよ~。

何処に行くんでしょう?(私もワカリマセンッ!→オイ!)

では、続きをお楽しみにvv

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