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いや~、早いですね。
明日お休み残すだけとなりました、のんのんです。
うきゅ~、休みの日は早く過ぎちゃうますねぇ~。
今日は私の実家へ年始挨拶に行ってきましたよ。
お寿司をご馳走になってきました。
のんのん、弟がいるんですが、
コイツほとんど帰ってこないので、今回の正月は居るというので、
我が家のボンとだんなさん連れて一緒に行ってきました。
いや~、ボンのハシャギような近年まれに見るおどろきです。
最後、「まだ遊ぶ~」と泣きじゃくる始末・・・。
まぁ、無条件で遊んでくれる人には、無条件になつくってもんですよね。
いやはや、我が家のお話はこの程度にして・・・。
更新ですよ~!ご主人様シリーズです。
では、続きからドウゾvv
10.
悲愴を聞いて、素直にすごいと思った。
でも、口から出たのは厳しい突っ込みだけ。
音が多いとか、強弱とか全然バラバラで、全く違う音楽に聞こえる。
でも、うまいと思った。これが簡単に口に出せればいいけど、俺の性格上無理だろうな。
「のだめ耳で覚える派なんで。」
耳で覚える派ってなんだ。
聴けば弾けるって事か?
で、ショパンの幻想即興曲を弾き始める。
やっぱり久しぶりだから、指が回らない。あっ、つりそう。
手を解しながら、席を立ち、のだめに座るように目線を送る。
のだめは腕まくりしながら、椅子に座り、一呼吸つく。
そして、はじまった音楽に息を呑んだ。
あいかわらず、音は増えてるしはねるし、強弱バラバラ。
でも、手が大きいからか、難しい部分も難なく弾ききる。
俺が演奏してもこの音は出せない。
のだめが演奏するとこんなにも音が違うのかと驚いたのだ。
「はふ~、どでしたか?」
弾き終わると、くるりと俺が立っているほうへ顔を向けるのだめ。
興奮してるのか、頬がほんのりピンクに染まる。
口は半開きで、グロスも口紅も着けていないだろうにそちらもピンクに艶めく。
口角を上げて、微笑むその姿に俺はまたドキリとした。
「まぁ、聴いただけでこれだけ弾ければ上等じゃない?」
「あう~、辛口ですね。」
素直に言えれば苦労しねぇよ。俺はこういう性格なんだ。
また違う顔をするのだめを目の前にして、異様にドキドキする。
なんだろうこの感じ・・・。
心が苦しい気が・・・する・・・。
* * * *
返却された答案用紙を持って、ため息をつく。
家へ帰ってきて、自分の部屋へ入った。
「やっぱり、のだめはバカなんですかね?」
また、はふ~とため息が出た。
いくら落ち込んでもしょうがない。
メイド服へと着替えてリビングへ足を向けた。
「あっ、のだめちゃん。一緒にお茶いかが?」
「征子様。イタダキマス。」
そう言って、カップだけを手にソファーへ座る。
ティーコゼを取り、ポットからカップへ紅茶を注ぐ。
砂糖1本入れて、飲み込んだ。
「アールグレイですね?おいしー。」
「ファーストフラッシュだから、香りが違うでしょ?」
「はい~vv香りならやっぱりアールグレイに勝てる物はないですねぇ。」
一緒にニコニコ征子様と笑い合う。
「ところで、真一とはどう?うまくやってる?」
「・・・今日テスト帰ってきたんですけど・・・、赤点でした。ギャボ・・・」
そして、補習を受けることも話した。
「部屋でやるの?真一の?」
「はい。そう言われました。早速迷惑かけちゃってます・・・。」
「ふ~ん・・・。」
征子様はなんだかニヤニヤしてる。
なんだろう?
「気にすることないわ。目一杯迷惑かけちゃいなさい。」
「でも・・・。」
「かけられるぐらいの方が、真一もいいだろうし・・・。」
「えっ?」
「ああ、なんでもないわ。コッチの話。フフv」
何だか意味深な笑顔?
ナンデスカ?のだめの顔に何かついてます?
「そうだ、明後日会食があるんだけど、同行して貰える?」
「会食ですか?」
「ええ、佐川食品さんと何だけど・・・。大丈夫?」
「佐川さんですか?・・・ん~・・・」
佐川食品さんには直接文句はありません。
老舗なだけあって、食卓に並ぶ色々な商品で色々お世話になってますし。
ただ、問題は・・・。
「会長ご指名なのよ。のだめちゃん連れて来いって。」
「つまりは、雄二様に会わなくちゃって事ですよね?」
「そう、よね~・・・。」
雄二様というのは、佐川食品の御曹司様。
少々というか性格に大きな欠陥を抱えています。
女たらしで、来る人拒まず、ならびに来ない人でも押せ押せでなんとかしようとする。
のだめも何故だか気に入られているみたいで、コンスタンスに会食へ呼ばれることがある。
何だか苦手なんですよね。いかにも遊んでます風な風貌とか・・・。
「ごめんね。お断りできそうにないのよ。」
「あう~、ワカリマシタ。予定に入れておきます。」
「・・・そうだ!真一にも一緒に行ってもらえばいいのよ!」
「真一様?」
「そうよ。恋人って事にして、一緒に出席するの。」
「こっ、恋人~?」
無理です、無理です。と顔をブンブン振ってみるけど、征子様がこう言い出したら留まらないのを知ってます。
ああ、また迷惑かけちゃう。
「あとで、真一には話ししておくから。じゃぁ、のだめちゃん明後日よろしくね~。」
と征子様はリビングを出て行った。
はてさて、どしましょ?
さっ、オリキャラ登場の予定ですよ☆
もやもや、いじらしい二人の関係はどう発展していくのか?
お楽しみに!!
昨年は,大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いしますvvv
最近は,一年が早いです・・・
でも ゆっくりお話しが読める日々は 幸せですww
忙しいの中なのに 更新が早くて 嬉しいですvvv
千秋様は,真澄ちゃんの特権☆
真一様は,メイドのだめちゃんの特権ですね☆
のだめちゃんの魅力にクラクラ
ピアノも追加されて・・・
楽しみです!!
寒い日も続きます お体を大切に
本年も頑張ってください!!
ドラ様、毎回のコメントありがとうございます。
休みの内にまとめて・・・なんて思いながらつらつらと更新しております。
楽しんでいただけているみたいで嬉しいですvv
今年も、のんびりと更新続けて行きますので、
お付き合いのほどよろしくお願いします。
またのお越しお待ちしておりますね(^^)
本年もよろしくお願いします☆!!!