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なんか、近頃ブログをUPする際に、毎回決まってのフレーズになりつつありますが、
本当に放置してしまい申し訳ありません!
旦那→ボン→のんのんと、順番に風邪に襲われまして・・・。
休日ともなると調子が悪化するのが続き、
先週は、発熱とともにダウン・・・。
病院に行ったら、もうインフルエンザの予防接種が始まっているのに、ビックリしました。
そして、いつの間にか11月・・・。
演奏会が終わると、怒涛の12月・・・。
今年は、12月初旬法事も兼ねて、北海道へ行ってまいります!
そして、帰ってきたら、だらだらしている暇もなく、大掃除して、
きっといつの間にかお正月を迎えているのに一票!なのんのんです。
皆様、大掃除っていつごろから始めます?
本当なら、毎日やれよ!というところですが、
ここのところは、調子が悪くても、仕上げが全然ダメな楽団の練習にはちゃんと参加しているので、
掃除機すら掛けてない我が家・・・。
終わったらやるしvv!と意気込んではいるものの、
いざ、そのときになってやるのかどうか、少々心配しているのんのんです。(自分に対して・・・)
ではでは、本日は2作品投下頑張ろうかなと考え中!
とりあえず第一弾!pocoシリーズです。
では、続きからドウゾvv
31.da cope(2)(最初から・・・)
「教育・・・現場ですか?」
「そう、表の桃が丘大学のね。」
「えっと、・・・なんで十和子さんが?」
お待ち!と威勢の良い声と共に、卓上に並べられたカルボナーラが2つ。
おそるおそると口に運ぶと、想像以上の美味しさに、思わず、『美味しい!』と言うと、目の前に座った十和子さんがニッコリと笑った。
パクパクと食が進み、ペロリと全てを平らげていた。
それを見計らってか、厨房からご主人が出てきて、『サービスです。』と、プリンとコーヒーを持ってきてくれた。
それも美味しく頂きながら、話題は、食事前にしていたものになった。
「古くから、理事の方々とも知り合いなんだけどね。今度学長が、定年退職なさるそうなの。」
「はぁ・・・。」
「その学長から、後任で誰か良い人は居ないかって聞かれててね。」
「えっ、ちょっと待って。後任って・・・」
コーヒーを一口コクリと飲み込んだ十和子さんはカップをソーサーへ戻した。
「そう、あなたには、学長の後任を頼みたいの。どうかしら?」
「私なんて、そんな!もっとふさわしい方たくさんいらっしゃるじゃないですか!!」
「ん~、でもねぇ。私の知り合いの伝も色々回ってみたんだけど、適任の人居ないのよね。」
桃が丘大学へ土地を貸与していることから、何代も前から交流がある峰家。
十和子さんもそれにもれず、小さい頃から色々な音楽家の方との交流があるらしい。
その皆さんにも色々声を掛けていたところ、出てきたのが、どうやら私らしい。
「全く、皆私よりも年寄りばっかりで、すぐにまた後任なんて話になっちゃうような人ばっかりなのよね。」
フーっとため息をつく十和子さんに、私は苦笑いしか出来ない。
確かに、重鎮と言われる方たちは、お年を召している方が多い。
「なら、ここらで一気に若い方に任せてみるのはどうかってね。で、あなたなのよ。」
「はぁ・・・。」
「あ、そうそう、理事会の承認はもう受けてるから、あとは貴方の答え次第よ。」
なんか、まわりを固められたって感じがする・・・。
でも、この話を聞いている私の心の奥底に、少しだけ熱いものが流れ始めているのは気づいていた。
もう、自分が音楽家としての道を歩くことは出来ない。
けれども、どこかで音楽に繋がっていたい私は、細々とながらもピアノ教室を開いて生徒を持っている。
それは、彼らに音楽家の道を進んでもらって、自分が出来なかったことを昇華してもらいたいからかもしれない。
震える身体を必死に押さえながら、声は上ずりそうになりながら・・・
答えはまた今度で良いわと言う十和子さんに、
「・・・私、私でよければ、是非お受けします!」
そう答えていた。
* * * *
「馨くん!ただいまです!また今日からヨロシクお願いしますね。」
「・・・ああ。」
「じゃっ!早速ヤリマスカ?」
「ああ、そうだな。ちょっと待ってウォームアップするから。」
「はいは~い。」
東京へと暫く帰っていたのだめが大阪へ戻ってきた。
彼女は、相変わらず、ニコニコと俺が部屋へ入ってくる前からピアノの前に居たらしい。
ピアノチェアに座りながら、久しぶり~と言っていた。
「のだめちゃ~ん。おかえりなさぁ~い!」
「あっ、岡田さん!ただいまです!休暇ありがとうございました!」
「良いのよ~。ゆっくりできた?」
「はい~。バッチリです!」
「そう、良かったわ。あっ、そうそうご家族の席確保できたわよ。」
「ウキャッホントですか?!ありがとゴザイマス!!」
岡田さんからチケットを受け取りどの席ですかねといいながら、ウキウキするのだめ。
「そうそう、千秋さんいらっしゃるんでしょ?」
「あ、はい。なんかどうにか都合がついたらしくて。」
「千秋って誰?」
女性二人の会話に耳を傾けていると聞き慣れない名前が出てきた。
千秋って誰だ・・・?
「夫です!ギャハ!」
「はっ?結婚してんの?」
「えっ、知らないの、馨!?」
照れますねぇと奇声を吐くのだめ。
その真実を知らなかった俺に対して驚く岡田さん。
「なんだよ。そんなに有名な話なのかよ?」
「だって、1年半前一番ワイドショーを騒がしてた内容よ?」
「1年半前って、受験でそれどころじゃねぇよ。」
「・・・うわぉ。そんな真面目な所まで、そっくり・・・。」
「は?」
「いえ、何でもナイデス。コッチの話ですよ!」
信じられないと呆れる岡田さんと、ほわぉと奇声を吐きつつこっちを見るのだめ。
「チューニングするからAの音叩いて。」
「はいはい~。」
ポーンと楽しそうにAの音を叩くのだめ。
目の前にいる彼女が結婚していた。
よく結婚できたな・・・と思う反面。
心の真ん中に、小さなとげが刺さった感じがした。
学園長のお話を受けたミーナ。
自分が出来ないことをほかの人に教え込んで昇華してもらう。
これも夢をかなえる方法の一つかなぁと思うのんのんです。
そして、トゲトゲな馨君。
まだまだ、自分の本当の思いに向き合えない辺りは、
最初の拒否していた真一くんに似てる?
楽しんでいただけましたか?
またのお越しをお待ちしております!
お読みいただきまして、ありがとうございました!!
それは、アレですね?
おやおや、まぁ(にんまり)。
実は、何気に覗きに来てたんですよー☆
更新待ってました!(←自分のトコは?)
企画の方は、一応長期でやるので、
焦らなくても大丈夫です!
(でも、のんのん様の参加を尻尾を振って待ってます←)
テーマが決まったら、またご連絡下さい♪
コメントありがとうございます!!
のんのんの創作活動の糧です。コメントいただけると涙が出るほど嬉しいvv
馨君のチクッっていうのは、なんなんでしょうねぇ・・・(ニヤ)
お楽しみにお待ちクダサイ。
んと、企画の参加作品については、目下テーマを見つけております。
たぶん、テーマが決まれば、さくさく書けるとは思うのですが・・・。
もう少々お待ちクダサイ!!
では、コメント本当にありがとうございました!!
でも、のだめちゃんとの出会いをきっかけに彼は変化をとげそうな感じがします。(予感ともいう)
30話の内容は自分も旦那によく言われているような内容でドキっとしてしまいました。
真一くんは言うときは容赦ないって感じ。他人にも厳しいがそれ以上に自分にも厳しい人間がいうとこういう発言になるのでしょうね。
これ以上の家庭内での風邪の蔓延は勘弁してほしいという感じですか?
演奏会もあるとのことで体調管理にはくれぐれもご注意くださいませ。
風邪が悪化し、せきが止まらないのが一ヶ月続き、
更新がだいぶ滞ってしまって、申し訳ありません。
コメント残していただいてありがとうございます。
のんのんの家は、のんのんがうるさく言うので旦那が参ってます・・f(^^;)
それに、耐える旦那さんはすごいなぁと思う反面、もうちょっとやさしくいえないのかなと少々自己嫌悪に陥るのんのんです。
真一くんも多分、のんのんと同じみたいな感じ?
と思い、こんなエピソードとしてみました。
さてさて、ハイスピードで現代へとちゃちゃっと進むフランツサイドと、
事件がおきそうな予感がたっぷりな真一・のだめサイド。
二つのお話の続きをお待ちクダサイ。
コメントホントにありがとうございました!!