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これを更新したら寝るのんのんです。
本当に更新が亀化してまして申し訳ありませぬ。
では、更新ですよ~vv
続きからドウゾvv
Welcome Home 9
宴会場へ赴くと、もうすでに宴会は始まっていた。
「おい!千秋!のだめ!コッチ座れ!」
「何で始まってんだよ。」
「すぐ戻れって言っただろ。遅いお前らが悪い!」
「すぐ来ただろ!」
「まぁまぁ、千秋君。最初ビールで良い?」
「あぁ、ありがとう清良。」
「のだめちゃんは?」
「のだめは~、ワイン下さい。」
「ワイン?OK!」
立ち上がって宴会場の隅に用意された、酒類がならぶテーブルへ歩いていく。
のだめはその清良を追いかけて、立ち上がって行った。
「なぁ、いつから付き合ってんだよ。」
「お前に教えるつもりは無い。」
「なら、嘘八百振りまくぞ。」
「なんだ、その脅し!」
「だって、日本に居る頃から、お前のだめにだけは優しかったもんな。」
「それは、違うと思うぞ。」
やさしければあんな蔑む行動しないだろ。
蹴り飛ばすのは当たり前、たたき出したり、女として扱った事が無い。
「でも、第三者から言わせれば、のだめにだけは甘かったんだよ。千秋って。」
そう言いながら笑う峰に、俺もつられて笑う。
「しかし、ホント表情も丸くなったな。のだめのお陰か?」
「・・・かもな。」
「ふ~~ん。認めちゃうのか。」
「別に良いだろ。」
「メロメロってか?」
「そこまでは言ってない。」
飲み干したグラスに、峰がまたなみなみとビールを注ぐ。
そのお返しとばかりに俺も、峰のグラスにビールを注いだ。
「両親に会いに行くんだろ?」
「ああ、帰ってきたら寄ってくれって前から言われたんだ。」
「なんだ、結婚の挨拶に行くんじゃないのか?」
「ばっ、馬鹿か!そんなわけないだろ。」
「ふ~ん、なら俺らが先になるか?」
「何だそれ。・・・まさか。」
ニッと笑う峰。
俺は、その顔を見た後を簡単に予想できた。
「おめでとう。いつ頃だ?」
「来年のシーズンオフを狙って、結婚式するから。千秋も出席してくれよ。」
「ああ、分かった。のだめと一緒に行くよ。」
カチンとグラスを鳴らし、そのままビールを飲み干した。
うきゅきゅ~、ノロケまくる男性陣をお送りしました。
軍配は、峰くんですかね?
第三者として真澄ちゃんが聞いていたら、泣いて絶叫しそうな勢いですねぇ~。
いかがだったでしょうか?
今日はもう一本UPしますね。
続きをばお楽しみにvv