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年末ですねぇ~。
大掃除は、諦めちゃったのんのんです。
いや、キッチン周りはやったんですよぉ~。
でも、手の荒れは治らんし止めちゃいました。
ってことで、ダメダメ母さんってことで、更新しますvv
ご主人様シリーズ久しぶりにUPですよう!
では、続きからドウゾvv
7.
放課後、教官室へ行くと、千秋先生だけがいた。
椅子を勧められて、素直に座り、数学係になったのだから、一応よろしくお願いしますと頭を下げた。
そもそも数学苦手なのに、のだめで良いのかな?なんて気持ちもあったけど、
それに・・・色々な感情が私の中でグルグルしていた。
好きと好きになっちゃ駄目、嬉しいと困る、複雑な心境。
身体がそわそわする。
そしたら、先生も「落ち着かない」って。
そりゃそうだよね。
家に居ても、学校に来ても、のだめがいる。
「すみません。」
何で私こんなところで謝ってるんだろう?もうわかなんない。
顔は凄く微妙だったと思う。泣きたいのか笑いたいのか・・・。
話しを変えるように、先生は私のことを聞いてきた。
このとき、私なんであんなに素直に全部話したんだろう?
っていうか、全部じゃないか・・・。でも、たぶん征子様や他の皆様にも言ってないことまで話した気がする。
親が居ないって言うのは、皆さんご存知だが、弟がいるのは知らない。
祖父母が九州に居るのは、話したことがない。
以前東京に暮らしたことがあることから(記憶にほとんどないけど)、東京で仕事を探そうとした事も、
話したことがなかった。
たまたま、東京へ出てきて、こちらにお世話になったということぐらいしか皆さんに話していない。
なんで、先生相手なら、こんなにスラスラ自分の事いえるんだろう?
一瞬謎だったのだが、直ぐに結論が出た。
好きだから・・・、好きな人に自分を知ってほしかったから・・・か。
もう、どうしたらいいのかわからない。この気持ちを知ってほしい。けど知られては困る。
心がもう痛くて痛くてしょうがない。
先生の顔をふいに見た。
なんとも言いがたい、悲しそうな顔をしていた。
その顔にしたのは、私。
「こんな話、面白くないですから。もう終わりでイイデスカ?」
「あ・・・、ああ。思い出したくないことまで思い出させてごめんな。」
のだめが話しちゃっただけなのに、謝らないで下サイよ。
その後、思い出したように先生は数学係の仕事の説明をしてくれた。
そう最初の目的はこれ。
数学の授業前に教材があるから、この部屋へ取りにくること。
週1~2回、プリント用意を手伝うこと。
あとは、
「ついでだから、クラス委員との伝令役もやってくれ。」
「えっ?伝令役?」
「そ、この部屋、教室棟からは少し離れてるだろ?俺いつもココに居ることが多いだろうから。」
「はぁ・・・?」
「だから、お前に朝、伝えてほしい事言うから、クラス委員に伝えてくれ。」
なんなんですかそれ?
「ちょっ、ちょっと待ってください!!」
「えっ?」
「そんな事したら、一緒にいるのバレマスよ!!」
一緒に暮らしてるのバレたらどうすんですか!!困るの先生なのに!!
「だから、お前にはもう一つ仕事があるの!」
「ふへっ?」
「この部屋の掃除・・・。俺新任だから、他の先生達に押し付けられたんだよ。『お前のクラスの誰かにやってもらえって』」
掃除?ああ、朝掃除してから教室へ行くから平気ということ?
「朝登校したら、この部屋を簡単に掃除して、俺の伝令持ってお前は教室へ行く。わかった?」
「は、ハイ・・・。かしこまりまし・・・あっ。・・・わかりました。」
命令されると勝手に身体がというか口が動く。
「・・・お前、学校によくバレずみいたな・・・。あくまでも俺は担任の先生だって事忘れないでくれよ。」
「ムゥ・・・わかってますよ。千秋先生v」
ちょっと心配顔の千秋先生。
気づくの多分、この事実を知っている人だけだから大丈夫ですよ。
のだめがメイドやっているのは皆知らないし。
っていうかそもそも・・・
「先生、非常に言いづらいのですが・・・。」
「何?」
「のだめ・・・。掃除苦手です・・・。」
そう、喜んで頂きたくて、雑巾を持って部屋の中を掃除したことはある。
けど、事あるごとに物を壊す。割る。落とす。
そんなこんなで、お屋敷内で『のだめちゃん、掃除禁止』令なるものがある。
昨夜も、見事に紅茶のカップを落として割ってしまい、それを片付けようと箒を持ち出し、
その箒の柄で、花瓶を倒して割ったぐらい・・・。
なんだか、掃除用具に呪われてるぐらいに思えます・・・。
「苦手って言っても、そこそこにはできるだろ。じゃぁ、そういうことでよろしく。」
「はぅあ・・・。わかりました・・・」
そのこと知らないんだよね。真一様。
しょうがない、腹をくくって、頑張りましょう。
「では、先に帰ります。」
「ああ、今日は俺も早めに帰るから。」
「はいvvじゃぁ征子様へお伝えしますね。」
ニコニコ話して、部屋を出る。
まだ心の中は葛藤を繰り返している。
矛盾した気持ちが・・・。
けど、この思いとめられそうにない・・・。
いっそのこと、思いをぶちまけて、スッキリしたいけど。
それはできないという考えもある。
まだまだ、苦しみは続くんですかね?
一度ため息をついて、私は学校をあとにした。
色々勘違いしまくりの両者です。
相手を思うあまりの感情・・・。
結婚するまでなら私もあったんですけどねぇ~・・・(遠い目・・・)
母や強しというか、すっかりたくましくなってしまいまして、
自分のだんなはホッタラカシしております。
いやはや、物語の方は楽しんでいただけてますでしょうか?
コメント下さい!渇望中です!よろしくお願いします!!!