の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。
ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。
かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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見切り発車で、第2弾投下します。
今回、のだめに仕事のオファーが来ます。
のだめはコンヴァト卒業して、デビューも済んでいます。
そして、千秋のマルレにも・・・
ではでは、続きからドウゾvv
今回、のだめに仕事のオファーが来ます。
のだめはコンヴァト卒業して、デビューも済んでいます。
そして、千秋のマルレにも・・・
ではでは、続きからドウゾvv
2.
『ねぇ、メグミ。今日、僕の家にこれる?』
と電話がかかってきた。
「じゃぁ、行って来ます!!」
「何処に?!」
「ああ、オクレール先生のトコですよ。」
久しぶりの休日に、真一の部屋へ来ていたのだめの携帯(っていうか珍しく生きていた携帯)へ
オクレールから連絡が入ったのだ。
本当に久しぶりの休日だから、のだめとイチャイチャ過ごそうかなんて考えていた真一にとって見れば、
迷惑この上ない・・・。
でも、断れません!というのだめに、じゃぁ俺も行く。ということで出かける準備をした。
そういえば、挨拶してないし。と思わず口に出た言葉に、
何の挨拶です?なんて聞かれたけど、絶対教えねー!!
で、30分後オクレールの家へ着いた。
「いらっしゃーい、メグミ。初めましてだね、チアキくん。」
そう言って迎え入れてくれるオクレールに、ビズで挨拶をした。
お菓子食べるぅ~?と聞くオクレールに、
食べます!と即答するのだめに、心底あきれる俺。
案内されたソファーに座り、色々な会話を楽しんだ。
「で、用件なんだけどね。」
とオクレールが話しを始めた。のだめはモグモグと何かしら口に入れているらしい。
「実は、メグミに仕事のオファーが来てるんだよ。」
「「仕事~?」」
そうそう、と頷くオクレール。
「僕が、個人的に受けた仕事なんだけどね。色々条件を見てたら、メグミがピッタリかなと思って。」
「ハゥ~~~、仕事デス。」
クフクフと嬉しそうなのだめ。
顔なんか、キラキラウルウルしているし。
その手にはまだお菓子が握られてるけど・・・。
「で、内容は?」
「ああ、結婚式パーティでの演奏だよ。」
「「結婚式?」」
つまりは、結婚式パーティの伴奏兼演奏者を探しているらしい。
「結構大きなパーティらしくて、オケも呼ぶらしいよ。」
「「はぁ?オケも!!」」
珍しいだろ、たかだか結婚式パーティにオケまで呼ぶなんて。
「それって、有名人の結婚式ナンデすか?」
「う~ん、有名人だと思うよ。」
で、明日その依頼者がフランスに来るから一緒に会ってネェ~と言う。
結局、受けることで決定ですか、のだめさん・・・。
まぁ、この顔を見れば誰もが頷けるけど。
明日は俺はリハがはじまるから、のだめ一人で行くことになるんだろうな。
そして、翌日。
オクレールから支持されたのは、まず一つ「キレイにしてきてね。」と言われたので、
真一くんセレクトの派手過ぎないワンピースに袖を通した。
そして、もう一つ支持された、場所へやってきた。
そこは、すっごく有名なホテル。
すごく高くて、のだめなんか宿泊どころか入るのまで気が引けてしまう。
うしっ!と気合を入れて、ホテルの中へ足を入れた。
「メグミ~こっちだよ~」とオクレールが手を振って、のだめを見つけてくれました。
「お待たせしました☆」
「ん、キレイにしてきたね。時間もピッタリだし。」
「ここまで、真一くんに送って貰いました。アヘー。」
「・・・」
恵の一方的な恋かとおもっていたけど、案外逆なのかもしれないですねぇ・・・。とオクレールは思った。
そして、連れ立ってラウンジへ席を移す。
ここにいれば、お迎えが来ますからということらしい。
しばらくすると、
「Mr.オクレール、お待たせして申し訳ありません。こちらへどうぞ」
迎えに来た人に連れられてやってきたのは、最上階の一室。
プレ・・・・?なんだったけ、この単語の意味?
そのまま促されるように部屋へ入った。
書斎のような部屋の真ん中に大きな机が並べられている。
その席に座りパソコンをにらみつけていた人が、私たちを見つけて、
そっとめがねを取りながら立ち上がり、あいさつをした。
「わざわざ起こし頂いて、申し訳ありませんわね。Mr.オクレール。それに・・・」
「あ、のだめ・・・・、いえ、野田恵です。」
「あら、日本人なの?」
私もそうなのよ。と少し微笑む。
凄く冷たいような感じが印象にあるけど、たまに見せる微笑みはこちらまで微笑みたくなるぐらい、
柔らかい。
「で、来た早々でごめんなさいね。時間がないから本題に入っていいかしら。」
そう言って、オファー内容が並べられた。
結婚式というのは、この人の息子さんのらしい。
各業界の方々を呼ぶので、だいぶ大きなパーティになるらしい。
その大きさっていうのは、のだめには想像も出来なかったが、オクレールが目を見開いたってことは、
大分大きいんだろうなとは予想できた。
そこで、ピアノのソロ演奏。それに、
「オケとのコンチェルトをお願いしたいの。」
「コンチェルトですか?」
やっぱりオケを呼ぶのも本当らしい。
オケを呼ぶって、すっごくお金掛かるんですよ。
メンバーを拘束するから、その分色々お金かかるし。
結婚式自体は、約半年後の、9月10日。
「ギャボッ。9月10日ですか。」
あああ~、のだめの誕生日です。
真一くんに祝ってもらえないですね。
でも、お受けした仕事デスし。
お金の話はわからなかったから、オクレール先生にお任せしました。
それでも、やっぱり目を見開いたということは、凄く高かったんですかね?
「内容は以上の通りです。引き受けていただけますか?」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。ガンバリマス!!」
そう言って、握手をし合った。
で、そこで聞きそびれていた事を聞いた。
「あっ、呼ぶオケはどこですか?日本?」
真一は、のだめをホテルに送り届けた足でリハーサルホールへ向かっていた。
色々な経験をするのは、のだめにとってもいいことだから、精一杯応援するつもりだった。
会場について、駐車場へ車を停め、最初に事務所へ向かった。
総譜を借りていたから返さないと。
と、入った事務室にある人が居た。
「なんで、あんたがココに・・・」
「おう、チアキー!久しぶりデース。」
ジジィ・・・もといシュトレーゼマンだった。
「久しぶりじゃないでしょ!こないだ振り回したばっかりで!!」
「アレ~、ご機嫌ナナメデすねぇー。のだめちゃんと何かありました?」
「何もない!!」
怒りながら、近くにあった机の上に俺の荷物を置く。
テオに、ライブラリに返してもらう総譜を投げて渡す。
「話しがあって、やってきたんですよー。」
とジジィは話し始めた。
「このマルレ全体に対してのオファーの仕事を持ってきました。」
「マルレ全体?なんですかそれ?」
「だから、このマルレの会場じゃなくて、他の会場でオケを演奏してほしいそうですよ。」
なんだそれ?マルレごと他に持っていって演奏しろ?
「価格は、こちらになりマース。」
テオに向かって、放り投げる。
子弟揃って・・・とほとほと呆れながら、それを受け取ったテオが叫んだ!
「何、この金額!!本当なんですかシュトレーゼマン。」
「この金額見せれば、他のメンバーは大丈夫でしょう。」
ちょっと、みんなに聞いてきます。
とテオが走り出て行った。
「どこの誰のオファーなんですか?」
「何、私の古い知り合いの知り合いです。」
人間的には問題ないですよ。
って、あんたが言わないで下さい。
「どこで?」
「結婚パーティーらしいですよ。」
結婚パーティー?どっかで聞いたような話だな。
「あれ、のだめちゃんから聞いてませんか?」
「何でそこで、のだめが出てくるんで・・・ってまさか!」
そのまさかですよっ!と笑うシュトレーゼマン。
「のだめちゃんのコンチェルト相手として、マルレオケにオファーが入りました。」
「ルー・マルレ・オケってご存知?そこへ頼んであります。」
その言葉を聞いて、私の口は塞がらなかった。
横のオクレールを見たら、ニコニコ笑って、教えてなくてごめんね。と悪戯をした子どものような顔をしている。
そう、のだめにはピアノのソロ演奏が、
真一が常任しているマルレオケへオケ演奏が、
そして、そのオケとピアノコンチェルトをやることがオファーされたのだ。
初めての真一とのだめのコンチェルトとなった。
信じられなくて、ずっとふわふわして、いつの間にか、依頼者の方の部屋から出て、
オクレール先生とも別れて、ふらふらしながらやってきたのは、
「先輩、かえって来てますかね・・・」
そう言って、まだふらつく足で、階段を上り先輩の部屋の前にやって来た。
ブザーを鳴らす。
中から、バタバタバタッ!って音がするってことは、
先輩がいる。
開いたドアと共に、出てきた腕でグイッと部屋の中へ引き込まれた。
「・・・のだめ!!」
「・・・しんいち・・くん。」
聞いたか?と先輩が聞いてきたので、大きく頷いた。
俺も聞いたって、少し興奮気味。
で、オファーしてくれた人、俺聞いてないんだと話し始めた。
「のだめに聞けって、ジジィが」
「ミルヒーが?」
「ああ、裏で手を引いてたのは、ジジィとオクレールだってさ。」
じゃぁ、きっと私たちの反応を見て楽しむために、ちょっと手の込んだドッキリをしたのかと、
呆れるような、嬉しいようななんだか分からない気分。
「で、お前会ってきたんだろ。」
「ハイ、名刺貰ってきました。」
イソイソと鞄の奥深くにしまった、名刺を取り出して先輩に渡した。
その名前を見て、先輩がびっくりして声を出した。
「ど、道明寺 楓ー!!」
「?先輩知ってるんですか?」
「お前、そんなのも知らないのかよ!だからニュース見ろって言ってるのに。」
ちょっと着いてきてと、先輩の家の中に上がりこむ。
そして連れてこられたのはパソコンの前。
少しの間、カチャカチャとキーボードを叩く音が弾かれる。
「これだ、・・・今日会った人だろ?」
「・・あっ、そうでそうです!この人。」
「道明寺財閥、現社長の道明寺楓だよ。」
そう、オファーを受けたのは、道明寺社長からだったのだ。
うふふふ~、ついに出ました楓さん。
息子の結婚式に、オケ・ソリストを用意できちゃうなんて、
きっと、道明寺財閥ぐらいのお金があるような人じゃなきゃできないでしょう。
で、花男知っている人なら・・・・何も言いません。ネタばれしちゃったら、楽しくないですしvvウフフ
っていうか、このくだりを書きたいがために、
話しを作り出している最中です。
まだまだ見切り発車中。何かコメントいただけるとうれしいです。
『ねぇ、メグミ。今日、僕の家にこれる?』
と電話がかかってきた。
「じゃぁ、行って来ます!!」
「何処に?!」
「ああ、オクレール先生のトコですよ。」
久しぶりの休日に、真一の部屋へ来ていたのだめの携帯(っていうか珍しく生きていた携帯)へ
オクレールから連絡が入ったのだ。
本当に久しぶりの休日だから、のだめとイチャイチャ過ごそうかなんて考えていた真一にとって見れば、
迷惑この上ない・・・。
でも、断れません!というのだめに、じゃぁ俺も行く。ということで出かける準備をした。
そういえば、挨拶してないし。と思わず口に出た言葉に、
何の挨拶です?なんて聞かれたけど、絶対教えねー!!
で、30分後オクレールの家へ着いた。
「いらっしゃーい、メグミ。初めましてだね、チアキくん。」
そう言って迎え入れてくれるオクレールに、ビズで挨拶をした。
お菓子食べるぅ~?と聞くオクレールに、
食べます!と即答するのだめに、心底あきれる俺。
案内されたソファーに座り、色々な会話を楽しんだ。
「で、用件なんだけどね。」
とオクレールが話しを始めた。のだめはモグモグと何かしら口に入れているらしい。
「実は、メグミに仕事のオファーが来てるんだよ。」
「「仕事~?」」
そうそう、と頷くオクレール。
「僕が、個人的に受けた仕事なんだけどね。色々条件を見てたら、メグミがピッタリかなと思って。」
「ハゥ~~~、仕事デス。」
クフクフと嬉しそうなのだめ。
顔なんか、キラキラウルウルしているし。
その手にはまだお菓子が握られてるけど・・・。
「で、内容は?」
「ああ、結婚式パーティでの演奏だよ。」
「「結婚式?」」
つまりは、結婚式パーティの伴奏兼演奏者を探しているらしい。
「結構大きなパーティらしくて、オケも呼ぶらしいよ。」
「「はぁ?オケも!!」」
珍しいだろ、たかだか結婚式パーティにオケまで呼ぶなんて。
「それって、有名人の結婚式ナンデすか?」
「う~ん、有名人だと思うよ。」
で、明日その依頼者がフランスに来るから一緒に会ってネェ~と言う。
結局、受けることで決定ですか、のだめさん・・・。
まぁ、この顔を見れば誰もが頷けるけど。
明日は俺はリハがはじまるから、のだめ一人で行くことになるんだろうな。
そして、翌日。
オクレールから支持されたのは、まず一つ「キレイにしてきてね。」と言われたので、
真一くんセレクトの派手過ぎないワンピースに袖を通した。
そして、もう一つ支持された、場所へやってきた。
そこは、すっごく有名なホテル。
すごく高くて、のだめなんか宿泊どころか入るのまで気が引けてしまう。
うしっ!と気合を入れて、ホテルの中へ足を入れた。
「メグミ~こっちだよ~」とオクレールが手を振って、のだめを見つけてくれました。
「お待たせしました☆」
「ん、キレイにしてきたね。時間もピッタリだし。」
「ここまで、真一くんに送って貰いました。アヘー。」
「・・・」
恵の一方的な恋かとおもっていたけど、案外逆なのかもしれないですねぇ・・・。とオクレールは思った。
そして、連れ立ってラウンジへ席を移す。
ここにいれば、お迎えが来ますからということらしい。
しばらくすると、
「Mr.オクレール、お待たせして申し訳ありません。こちらへどうぞ」
迎えに来た人に連れられてやってきたのは、最上階の一室。
プレ・・・・?なんだったけ、この単語の意味?
そのまま促されるように部屋へ入った。
書斎のような部屋の真ん中に大きな机が並べられている。
その席に座りパソコンをにらみつけていた人が、私たちを見つけて、
そっとめがねを取りながら立ち上がり、あいさつをした。
「わざわざ起こし頂いて、申し訳ありませんわね。Mr.オクレール。それに・・・」
「あ、のだめ・・・・、いえ、野田恵です。」
「あら、日本人なの?」
私もそうなのよ。と少し微笑む。
凄く冷たいような感じが印象にあるけど、たまに見せる微笑みはこちらまで微笑みたくなるぐらい、
柔らかい。
「で、来た早々でごめんなさいね。時間がないから本題に入っていいかしら。」
そう言って、オファー内容が並べられた。
結婚式というのは、この人の息子さんのらしい。
各業界の方々を呼ぶので、だいぶ大きなパーティになるらしい。
その大きさっていうのは、のだめには想像も出来なかったが、オクレールが目を見開いたってことは、
大分大きいんだろうなとは予想できた。
そこで、ピアノのソロ演奏。それに、
「オケとのコンチェルトをお願いしたいの。」
「コンチェルトですか?」
やっぱりオケを呼ぶのも本当らしい。
オケを呼ぶって、すっごくお金掛かるんですよ。
メンバーを拘束するから、その分色々お金かかるし。
結婚式自体は、約半年後の、9月10日。
「ギャボッ。9月10日ですか。」
あああ~、のだめの誕生日です。
真一くんに祝ってもらえないですね。
でも、お受けした仕事デスし。
お金の話はわからなかったから、オクレール先生にお任せしました。
それでも、やっぱり目を見開いたということは、凄く高かったんですかね?
「内容は以上の通りです。引き受けていただけますか?」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。ガンバリマス!!」
そう言って、握手をし合った。
で、そこで聞きそびれていた事を聞いた。
「あっ、呼ぶオケはどこですか?日本?」
真一は、のだめをホテルに送り届けた足でリハーサルホールへ向かっていた。
色々な経験をするのは、のだめにとってもいいことだから、精一杯応援するつもりだった。
会場について、駐車場へ車を停め、最初に事務所へ向かった。
総譜を借りていたから返さないと。
と、入った事務室にある人が居た。
「なんで、あんたがココに・・・」
「おう、チアキー!久しぶりデース。」
ジジィ・・・もといシュトレーゼマンだった。
「久しぶりじゃないでしょ!こないだ振り回したばっかりで!!」
「アレ~、ご機嫌ナナメデすねぇー。のだめちゃんと何かありました?」
「何もない!!」
怒りながら、近くにあった机の上に俺の荷物を置く。
テオに、ライブラリに返してもらう総譜を投げて渡す。
「話しがあって、やってきたんですよー。」
とジジィは話し始めた。
「このマルレ全体に対してのオファーの仕事を持ってきました。」
「マルレ全体?なんですかそれ?」
「だから、このマルレの会場じゃなくて、他の会場でオケを演奏してほしいそうですよ。」
なんだそれ?マルレごと他に持っていって演奏しろ?
「価格は、こちらになりマース。」
テオに向かって、放り投げる。
子弟揃って・・・とほとほと呆れながら、それを受け取ったテオが叫んだ!
「何、この金額!!本当なんですかシュトレーゼマン。」
「この金額見せれば、他のメンバーは大丈夫でしょう。」
ちょっと、みんなに聞いてきます。
とテオが走り出て行った。
「どこの誰のオファーなんですか?」
「何、私の古い知り合いの知り合いです。」
人間的には問題ないですよ。
って、あんたが言わないで下さい。
「どこで?」
「結婚パーティーらしいですよ。」
結婚パーティー?どっかで聞いたような話だな。
「あれ、のだめちゃんから聞いてませんか?」
「何でそこで、のだめが出てくるんで・・・ってまさか!」
そのまさかですよっ!と笑うシュトレーゼマン。
「のだめちゃんのコンチェルト相手として、マルレオケにオファーが入りました。」
「ルー・マルレ・オケってご存知?そこへ頼んであります。」
その言葉を聞いて、私の口は塞がらなかった。
横のオクレールを見たら、ニコニコ笑って、教えてなくてごめんね。と悪戯をした子どものような顔をしている。
そう、のだめにはピアノのソロ演奏が、
真一が常任しているマルレオケへオケ演奏が、
そして、そのオケとピアノコンチェルトをやることがオファーされたのだ。
初めての真一とのだめのコンチェルトとなった。
信じられなくて、ずっとふわふわして、いつの間にか、依頼者の方の部屋から出て、
オクレール先生とも別れて、ふらふらしながらやってきたのは、
「先輩、かえって来てますかね・・・」
そう言って、まだふらつく足で、階段を上り先輩の部屋の前にやって来た。
ブザーを鳴らす。
中から、バタバタバタッ!って音がするってことは、
先輩がいる。
開いたドアと共に、出てきた腕でグイッと部屋の中へ引き込まれた。
「・・・のだめ!!」
「・・・しんいち・・くん。」
聞いたか?と先輩が聞いてきたので、大きく頷いた。
俺も聞いたって、少し興奮気味。
で、オファーしてくれた人、俺聞いてないんだと話し始めた。
「のだめに聞けって、ジジィが」
「ミルヒーが?」
「ああ、裏で手を引いてたのは、ジジィとオクレールだってさ。」
じゃぁ、きっと私たちの反応を見て楽しむために、ちょっと手の込んだドッキリをしたのかと、
呆れるような、嬉しいようななんだか分からない気分。
「で、お前会ってきたんだろ。」
「ハイ、名刺貰ってきました。」
イソイソと鞄の奥深くにしまった、名刺を取り出して先輩に渡した。
その名前を見て、先輩がびっくりして声を出した。
「ど、道明寺 楓ー!!」
「?先輩知ってるんですか?」
「お前、そんなのも知らないのかよ!だからニュース見ろって言ってるのに。」
ちょっと着いてきてと、先輩の家の中に上がりこむ。
そして連れてこられたのはパソコンの前。
少しの間、カチャカチャとキーボードを叩く音が弾かれる。
「これだ、・・・今日会った人だろ?」
「・・あっ、そうでそうです!この人。」
「道明寺財閥、現社長の道明寺楓だよ。」
そう、オファーを受けたのは、道明寺社長からだったのだ。
うふふふ~、ついに出ました楓さん。
息子の結婚式に、オケ・ソリストを用意できちゃうなんて、
きっと、道明寺財閥ぐらいのお金があるような人じゃなきゃできないでしょう。
で、花男知っている人なら・・・・何も言いません。ネタばれしちゃったら、楽しくないですしvvウフフ
っていうか、このくだりを書きたいがために、
話しを作り出している最中です。
まだまだ見切り発車中。何かコメントいただけるとうれしいです。
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この記事にコメントする
おもしろいです!!!
この小説すごくおもしろいですね!!
早く続きがみたいです!!
もう読んでいてニヤニヤが止まりません(笑)
私はのだめも花男もどっちも知っているので続きが気になります!
同じようなこと言っているばっかりですみません・・・。
早く続きがみたいです!!
もう読んでいてニヤニヤが止まりません(笑)
私はのだめも花男もどっちも知っているので続きが気になります!
同じようなこと言っているばっかりですみません・・・。
Re:おもしろいです!!!
わぁ~、えっとこのSS投下したものの、皆様からコメントいただけないし、
長編の「記憶の~」を始めてしまっていたので、投下放置していた作品なんです。
だから、INDEXも作ってない・・・(オイッ)
そんな作品を探し出し、なおかつコメントまで頂きましてありがとうございます。
えっと、とりあえず今やってる長編2本あたりが片付いたらポチポチ更新する予定です。
それまでは、のだめオンリーですが他の長編の更新を楽しんでいただけると嬉しいです。
ほんとにコメントありがとうございました。
またのお越しをお待ちしておりますvv!!!
長編の「記憶の~」を始めてしまっていたので、投下放置していた作品なんです。
だから、INDEXも作ってない・・・(オイッ)
そんな作品を探し出し、なおかつコメントまで頂きましてありがとうございます。
えっと、とりあえず今やってる長編2本あたりが片付いたらポチポチ更新する予定です。
それまでは、のだめオンリーですが他の長編の更新を楽しんでいただけると嬉しいです。
ほんとにコメントありがとうございました。
またのお越しをお待ちしておりますvv!!!