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の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。 ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。 かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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ね、眠い・・・・。

でもアップしたい・・・。

ちょっとのだめ気分実感中。(弾きたい気持ち?みたいな)

で、記憶の~の更新です。

ズイブン怒涛な状態で止まっちゃてたし、

なんだかわかんない連載を見切り発車ではじめちゃっているし(←オイ)

というわけで、ちょっと短めですが、更新です。

続きからドウゾvv

6.あふれる涙



「えっ・・・。のだめデスよ・・・。どしたんです?真一くん・・・。」

声が掠れる。

「ねぇ、アンナ。こいつ誰?誰かの知り合い?」

そう言って、近くのアンナを見る真一くん。

「何、言ってるの?恵よ!!」
「めぐみ?・・・俺知らないけど・・・」

ジッとのだめは、真一くんを見つめました。
スッと帰ってきたのは、真一くんの視線。
目を逸らさない・・・。

「ねぇ、本当にわからないのチアキ?」
「ああ、ターニャ。それにフランクにユンロン。心配かけたな。」
「僕らのことは分かるの?」

のだめに向けられていた視線は、他の人たちに向けられた。

「ねぇ、ちょっと右から順番に名前わかるでしょ?言ってみてよ!!」
「何だよ、ターニャ・・・。」
「いいから、早く!!」

ターニャが、何をしたいのか分かる。
のだめはやめて欲しくて、声を出そうとするけど、出ない・・・。

「っと何だよ。アンナだろ・・・それにターニャ・・ユンロン・・フランク・・」

皆が固唾を呑んでいるのが分かる。
また、再びのだめに視線が帰ってきた。
そして、

「あと、知らないやつ。ターニャの友達か誰か?」

皆の中に・・・一番はのだめの中に・・・。

『絶望』という言葉が残った。







「の、のだめ・・・。飲み物・・・買いに行ってきます!!」
「ちょっ、のだめ・・・!!」

そう言って、耐えられなくて病室を飛び出しちゃいました。
ターニャが何か言いたそうだったけど、
そんなのはきっと今耳には入らない。

そのまま小走りに歩いた。
そして、目的の自販機を発見して、その前にあるベンチへ腰を掛けた。

どうやら・・・。のだめのことを忘れてしまったらしい。
いや、「のだめのことだけ」を忘れた・・・。

そう、落ち着いて考えを巡らした瞬間。
-ドクン・・・-とお腹から音が聞こえた気がした。

「どうしよ・・・。どうしたらイイですかね・・・。」

そう一人呟きながら、お腹を擦った。
そして、先ほど止まっていた涙がこぼれ出て、
擦ったお腹の近くに淡いシミを残していた。





「ねぇ、あいつのだめって言うの?」
「えっ、何か気づいた?」
「いや、あいつが『のだめ』って言ってたから。」

のだめってやつが出ていった後、そう聞いてみたら。
ターニャが食いかかるように、知ってるのか聞いてきた。

答えは「知らない」。

「本当に?本当にわかんないのチアキ?」
「だから、知らないって」
「あんたの彼女よ!」

はぁ?彼女?・・・そんなの作った覚えねぇ。

「そんなやついねぇよ。」
「だって、・・・あっ、一緒にフランス来たんだろ?」

フランクまで・・・。
フランスには、俺一人で来たんだ。あのジジィが元いた世界に帰るっていうから着いてきて・・・。
でも、何でフランスにいるんだ?
ああ、そうだ、父さんがいるから、フランスに決まって・・・。
それで、怖いながらも、飛行機に・・・、隣に誰かいたような・・・。

「一緒に?俺が一人で三善のアパルトマンに入ったんだろうが。」
「本当に、本当にわかんないのかよ。アイヤー・・・」

ユンロンまでかよ。
皆しておかしなことを言っている。
俺はあんな奴知らない。
俺の彼女?そんな訳ない。
俺は一人で・・・そう一人で来たに決まってる。

けど・・・。隣にだれか座って、
『大丈夫ですよ』といっていたような気がする・・・。

「あ、・・・頭痛ぇ・・・。」
「えっ、大丈夫?」
「ちょっと、横になっていい?」
「なら、先生呼んでくるわね。」
「ああ、ありがとう。アンナ。」

そう言って、横になった途端。俺の記憶は途切れた。
その後は深い深い眠りの世界へ入っていった。






寝てしまったチアキを見て、どうしようか少し悩む。

「ねぇ、どうするターニャ。」

フランク・・・。
どうして、ここの男どもは、率先して考えるようなことをしないのかしら。
まぁ、別にいいけど。

「そうねぇ、とりあえず、のだめを探しに行かないと。」
「じゃぁ、僕探してくるよ。」

そう言って、立候補したのはフランク。

そのほかはどうしようかと決めていたところに、アンナが戻ってきた。

「ねぇ、皆・・・。先生がね、ちょっと話しがあるから、部屋に来て欲しいらしいんだけど。」
「アンナ・・。皆を呼んでるの?」
「ええ、ちょっと記憶のことでしょ。本人が一番混乱するだろうから、今この場でこのことを知った人に
知らせておいたほうがいいだろうって。」
「わかった。じゃぁ、フランク。のだめをよろしくね。」
「うん。一緒に行くから、他の皆は先に行ってて。」

そうして、チアキの病室を出て、ターニャたちは先生の部屋へ直接。
フランクは、のだめを探しに自販機の方へ走っていった。





自販機の前で、少し泣いて、それでも頭の中で必死に考えて。
整理して。

少し落ち着いてきた。

もしかしたら、一時的なものかもしれない。
すぐに思い出すに決まっている。
そう、明るい方向へ物事を考え始めると、少し落ち着いた。

思い出してもらわないと、困る。
だって、この子の父親ナンデスヨ。

そう思って、やさしく、お腹を擦る。




フランクは、この姿を見ていた。

涙は流したまま、悲しそうに涙していた顔が、少しずつ綻び。
少しづつだけど、その顔も、優しい顔へ変わっていく。

なんて、キレイだろうと思った。
やさしい顔・・・。
伏せた睫から、こぼれ落ちる涙。
のだめってこんな表情もできるんだとすこし驚いた。

少しドキドキしながら、声をかけてみた。
呼ばれているから一緒に行こうと行ったら、「わかりました」と少し掠れた声で言う。

さっき見たやさしそうな表情は今はもうない。
先生に会うってことは、これから真正面に問題をたたきつけられるかも知れないってわかっているからかもしれない。

でも、少し不思議に思った。なんでさっきはあんな、表情してたんだろうって・・・。















ちょっと、中途半端ですが、ここで今日は終わります。

眠くて限界なので、寝ます。明日(っていか今日)も会社ですし。


ああ、そうそう。実は個人的にコントラバスを購入しちゃいましたvv

実は中学の時やってたので、ひさしぶりに触ってちょっと感動中。

でも、中古だったせいか、

昨日弦が切れました。

まさしく、バチンって音を立てて。

悲しい・・・。明後日までおあづけです。

近頃は、ネットでなんでも帰るので便利ですねぇ。


なにか、楽器やってらっしゃる方、見てたら、私はこんなのやっているなんてコメントいただけると嬉しいです。

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