の/だ/め/カ/ン/タ/ー/ビ/レ、他の二次創作・二次小説の館です。
ご不快な方、ご理解頂けない方は、ご遠慮下さい。
かなりな、ムラッ気がありますので、更新はまちまちです・・・(爆)
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さてさて、本日も更新です。
昨日の更新で書いた、コントラバスのこと。
運命かのように、たまたま覗いたリサイクルショップで見つけたんです。
まさしくフォーリンラブvvお店の人に聞けば、つい30分前に入荷したものらしくて・・・。
身体が久しぶりに震えました。
と、ここらで私の近況報告はこれまでにして、
では、続きをドウゾvv
昨日の更新で書いた、コントラバスのこと。
運命かのように、たまたま覗いたリサイクルショップで見つけたんです。
まさしくフォーリンラブvvお店の人に聞けば、つい30分前に入荷したものらしくて・・・。
身体が久しぶりに震えました。
と、ここらで私の近況報告はこれまでにして、
では、続きをドウゾvv
7.微笑みの裏
先生のところへ行くと、皆が座って、のだめとフランクのことを待っていた。
黒木くんも戻ってきているみたいで、ターニャの隣に座っていた。
「のだめ・・・。大丈夫?」
「ヘイキです。少し落ち着きましたから・・・」
心配な顔をするターニャに少し微笑んで見せる。
他の皆にも「突然ごめんなさい。」と謝ると、大丈夫だからと声を掛けられた。
「で、先生・・・。真一は?どういうことなんですか?」
アンナが、先生に聞いていた。
「おそらく、一時的な記憶障害かと思われます。」
記憶障害・・・。
「恵だけ忘れたのは?」
「おそらく、忘れたくなくて強く思い描いていたものなのかもしれないですし、そこら辺は精神面な物ですのでなんとも。」
そりゃそうですよ。先生にだって分からないことはある。
今回は、たまたまのだめだけを忘れてしまっただけだから・・・。
「頭へ強い衝撃を受けているので、その際に記憶が欠けてしまう原因があると思います。」
「治りマスよね・・・?」
これだけは聞いておかないと。
だって、・・・。
「それは分かりません。こういう一時的な記憶障害等というのは、ある時ふっと記憶が戻る事が多いらしいので、それも、いつ戻るのかは、皆目検討も尽きません。明日かもしれないし、はたまた1年後かもしれないし・・・。」
先生は、もっと残酷なことも言えたかも知れない。
けど、言わないでいてくれて、少し肩をすくめた。
「彼が忘れているのは、あなたのことですね?」
「・・・そうみたいデス・・・。」
「辛いですが、大丈夫ですか?」
そう、辛いことなのだ。
昨日まで、そう昨日までは、確かに恋人同士だった、真一くんとのだめ。
でも、今は赤の他人で、
でも、私の中にはちゃんと記憶があって、
記憶の中ののだめは真一くんの恋人で、
でも、真一くんは、何も覚えていない。
すごくすごく苦しい。
さっき息ができなくなるんじゃないかと思った。
真一くんが目を見て言った言葉を聞いて。
冗談だよ、ごめん。って言ってほしかった。
でも、それは望めないこと。
忘れた・・・。のだめだけ・・・。
でも、
のだめだけなんですよ。
他のものは全て覚えているんです。
だから、音楽を続けることもできるし、
今は音楽だけのつながりになってしまうかもしれないけど、
その音楽に少しでも寄り添えれば、
いつか思い出してくれるかもしれない。
いや、思い出してくれなくても、もう一度始めればいいのだ。
リセットボタンを一つ押して、元に戻ったと思えば。
「大丈夫です。」
そう、先生の目を見て、のだめはちゃんと言葉に出来た。
「他は大丈夫なんですよね。身体とか・・・。」
「身体的には何の問題もありません。目が覚めたのであれば、すぐ歩いたり簡単な運動はできるはずですから。」
「そうですか。」
「の、のだめ?」
淡々と、話すのだめに少し皆が驚いて声を掛けてきた。
「大丈夫デスよ。もう一度始めればいんです。リセットボタン押しただけです。もう一度捕まえてやりますから。」
そう言って、にこっと笑ったつもりだった。
でも、皆にはばればれだったんだよね。
どう見ても無理しているって。笑顔が張り付いただけの顔だったってこと。
その日は、真一くんも意識を失ったかのように眠り続けていたので、明日来るといことで、病院を跡にした。
その時、見た空には、細い三日月が儚げに輝いていた。
ちょっと短め?
話しの区切り上、ちょっと切ります。
のだめちゃんのパワーはすごいって思います。
あんなパワーがあったら、なんでもできそうで、羨ましい・・・。
先生のところへ行くと、皆が座って、のだめとフランクのことを待っていた。
黒木くんも戻ってきているみたいで、ターニャの隣に座っていた。
「のだめ・・・。大丈夫?」
「ヘイキです。少し落ち着きましたから・・・」
心配な顔をするターニャに少し微笑んで見せる。
他の皆にも「突然ごめんなさい。」と謝ると、大丈夫だからと声を掛けられた。
「で、先生・・・。真一は?どういうことなんですか?」
アンナが、先生に聞いていた。
「おそらく、一時的な記憶障害かと思われます。」
記憶障害・・・。
「恵だけ忘れたのは?」
「おそらく、忘れたくなくて強く思い描いていたものなのかもしれないですし、そこら辺は精神面な物ですのでなんとも。」
そりゃそうですよ。先生にだって分からないことはある。
今回は、たまたまのだめだけを忘れてしまっただけだから・・・。
「頭へ強い衝撃を受けているので、その際に記憶が欠けてしまう原因があると思います。」
「治りマスよね・・・?」
これだけは聞いておかないと。
だって、・・・。
「それは分かりません。こういう一時的な記憶障害等というのは、ある時ふっと記憶が戻る事が多いらしいので、それも、いつ戻るのかは、皆目検討も尽きません。明日かもしれないし、はたまた1年後かもしれないし・・・。」
先生は、もっと残酷なことも言えたかも知れない。
けど、言わないでいてくれて、少し肩をすくめた。
「彼が忘れているのは、あなたのことですね?」
「・・・そうみたいデス・・・。」
「辛いですが、大丈夫ですか?」
そう、辛いことなのだ。
昨日まで、そう昨日までは、確かに恋人同士だった、真一くんとのだめ。
でも、今は赤の他人で、
でも、私の中にはちゃんと記憶があって、
記憶の中ののだめは真一くんの恋人で、
でも、真一くんは、何も覚えていない。
すごくすごく苦しい。
さっき息ができなくなるんじゃないかと思った。
真一くんが目を見て言った言葉を聞いて。
冗談だよ、ごめん。って言ってほしかった。
でも、それは望めないこと。
忘れた・・・。のだめだけ・・・。
でも、
のだめだけなんですよ。
他のものは全て覚えているんです。
だから、音楽を続けることもできるし、
今は音楽だけのつながりになってしまうかもしれないけど、
その音楽に少しでも寄り添えれば、
いつか思い出してくれるかもしれない。
いや、思い出してくれなくても、もう一度始めればいいのだ。
リセットボタンを一つ押して、元に戻ったと思えば。
「大丈夫です。」
そう、先生の目を見て、のだめはちゃんと言葉に出来た。
「他は大丈夫なんですよね。身体とか・・・。」
「身体的には何の問題もありません。目が覚めたのであれば、すぐ歩いたり簡単な運動はできるはずですから。」
「そうですか。」
「の、のだめ?」
淡々と、話すのだめに少し皆が驚いて声を掛けてきた。
「大丈夫デスよ。もう一度始めればいんです。リセットボタン押しただけです。もう一度捕まえてやりますから。」
そう言って、にこっと笑ったつもりだった。
でも、皆にはばればれだったんだよね。
どう見ても無理しているって。笑顔が張り付いただけの顔だったってこと。
その日は、真一くんも意識を失ったかのように眠り続けていたので、明日来るといことで、病院を跡にした。
その時、見た空には、細い三日月が儚げに輝いていた。
ちょっと短め?
話しの区切り上、ちょっと切ります。
のだめちゃんのパワーはすごいって思います。
あんなパワーがあったら、なんでもできそうで、羨ましい・・・。
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